【スマートシティ実装事例】更年期を迎える女性のWell-beingを支援する日本美容創生株式会社が「美容室はまちの保健室®」を美容室等と連携し提供開始。
このたび、本事業を通して当社が支援している日本美容創生株式会社(以下、日本美容創生)が、東京都内の複数の美容室と更年期女性向けに提供するサービス「美容室はまちの保健室®」の連携を開始したことをお知らせいたします。
美容室はまちの保健室について
更年期障害は、意図せず仕事のパフォーマンスの低下を招いたり、心身の負担から自身のキャリアを閉ざす要因になったりと、働く女性に多大なる影響を及ぼしています。しかしながら、更年期障害に対する理解不足、また相談の場の不足、個々人にあわせたケアサポートを継続的に提供できる仕組みが整っていないことで、悩みを一人で抱えてしまい、結果的に仕事や生活などに大きな影響を及ぼしてしまうケースが多いのが現状です。
そこで日本美容創生は女性にとってサードプレイスである美容室に着眼しました。これらは女性が定期的に訪れる場所であり、かかりつけ美容師は女性の不調に気づける存在です。
日本美容創生は、美容室と連携し、更年期の女性に対してカウンセリング及び適切なアドバイスを行うことができるよう資格取得型研修プログラムを提供しています。プログラムの参加者は、医師監修の研修を受けることで「更年期ヘルスケアアドバイザー」の資格が取得でき、その後は更年期を迎える女性の専用アプリ「Beauty Venue」(※1)と連携し、顧客の状態を把握した上で、サプリメントや女性ホルモン量を推定する検査キットの提案など、専門家としてこれまで以上に顧客に寄り添ったサービス提供が可能となります。また、資格を活用することで、美容師自身の新たなキャリア形成のひとつの選択肢となるよう株式会社きくや美粧堂(※2)をはじめとした美容団体との連携をはじめとする普及活動を行っております。
将来的には、美容室がまちの保健室として健康相談や正しい知識と適切な対処を伝え、また地域の婦人科をつなぐことで包括的な更年期エコシステムを形成し、更年期を迎える女性の Well-being を支援します。
(※1)「Beauty Venue」について
更年期障害のつらさをやわらげるお手伝いをするアプリ。アプリ内で更年期症状の進行を簡略化更年期指数(SMI)でセルフチェックでき、その結果に応じた各ソリューションが提示され、ユーザーは地域で対面・オンライン診療できる婦人科を探すこともできます。
https://dgl8t3mtalbec.cloudfront.net/lp/
(※2)株式会社きくや美粧堂について
株式会社きくや美粧堂は、美容業に携わる方々のトータルサポートを行う美容ディーラー。
美容商材の販売から、イベントやセミナーの開催、情報誌の発刊、スタジオ運営、コンサルティングに至るまで、美容業界の発展に貢献しています。
「美容室はまちの保健室®」導入先 ※全国順次拡大予定
・美容室RUALA https://ruala.jp/
・eufora studio https://stekina.com/salon/4535
・Fullhouse https://kojimatatamiten.ciao.jp/fullhouse-minamiyama/
婦人科医師 高橋七瀬氏からのコメント
美容室は心を許してお話しできる場だと日頃から私も感じております。この度は、そんな場を作ってくださる美容師の皆様と、更年期に関する専門的な知識を共有し、婦人科と繋がっていただき、辛い毎日を必死に耐えている女性のために手を取り合い、力を尽くせればと願っております。どうぞよろしくお願い致します。
導入先 美容室RUALA 角薫氏からのコメント
「美容室はまちの保健室」という活動をスタートして美容と健康の両方をケアする新しい価値を提供する事ができ、お客様との信頼関係がより深まりました。アプリを使って更年期の症状がどのレベルかを確認する事ができるのと、いろいろ相談ができるから嬉しいとお客様にはとても満足頂いております。これから美容師がヘア以外の知識を学び、美容室が身体の悩みを相談できる場になる事は美容師とお客様の関係も深まり、美容室と婦人科をつなげるネットワークでこれから女性の健康サポートを強化し、いろいろな面で早期発見や予防にもなると思っています。美容室が単なる美容の場を超えて、総合的な女性の健康拠点としての役割を果たすことが、これから美容師が目指していく事だと考えています。
日本美容創生株式会社について
美容室が地域のコミュニケーションステーションの役割を担うことで少⼦⾼齢化・核家族化・⼈⼝の都市部への集中などにより起こる「地域の繋がりの希薄化」「医療サービスの縮⼩や継続性の低下」といった社会課題を解決へと導き、さらには「⼥性の活躍の場」を提供し、持続可能な経済・社会活動も実現します。
東京都スマートサービス実装促進プロジェクトとは
東京都は、先端技術等を活用した便利で快適な都市「スマート東京」が実現されることを目指しています。「スマート東京」の実現を加速させていくうえでは、都内で数多くのスマートサービス(※)が実装され、都民がそれらのサービスを身近に感じ、その利便性を実感することが重要です。そのため本事業は、独創性・機動力にあふれるSU等が各エリアと協働することで、都民の暮らしの利便性・QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める新しいサービスをスピーディに生み出すことを目的としています。
(※)スマートサービスとは
電動モビリティやAI等、より便利で快適な生活を実現することを目的に、デジタルを含む先端技術を活用したサービス
株式会社ボーンレックスとは
株式会社ボーンレックスは、“WakuWaku the World”というミッションを掲げて、個人起業家や成長中のスタートアップ、大企業等に対して新規事業の事業化支援を行い、ミッション策定からビジネスモデルの構築、PoC(実証実験)を経てリリースに至るまで一気通貫型でトータルサポート。クライアントに代わって当社が自社リソースで事業を立ち上げたのちクライアントに売却する、事業の「代理出産モデル®」も提供しています。 数々の新規事業を立ち上げてきた経験を活かし、クライアントに寄り添いながらビジネスを築き上げることを強みとしています。
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル4階
※記載されている会社名及びプロジェクト名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標又は各権利者の登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像