電話AIエージェント「DXでんわ」が、新機能「SMS手動送信」をリリース。任意のタイミングで顧客へのショートメッセージ送信が可能に。
能動的なテキスト情報の提供が可能となり、問い合わせ対応における企業の即応力向上に貢献

電話AIエージェント「DXでんわ」やカスタマーサポートを自動化する「AIto(アイト)」を提供するメディアリンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松本 淳志、以下 メディアリンク)は、「DXでんわ」において、SMSを手動送信できる新機能をリリースしたことをお知らせします。
「DXでんわ」とは
「DXでんわ」は企業の電話業務をDX化し、人による対応の効率化・省力化を推進する電話自動応答サービス(IVR)です。
24時間365日の「音声案内による自動受付」「用件に応じた担当者への振り分け」を実現するほか、電話相手が吹き込んだ内容をAIが要約して文字に起こす「音声自動テキスト化機能」、音声のみに頼らない自動応答を可能にする「SMS送信機能」など、多様な機能を標準搭載しています。
さらに、音声やフローを柔軟に作成できるため、状況に応じた最適な設定が可能。英語をはじめ中国語や韓国語など約40言語に対応しており、不動産・ホテル・クリニック・ITなど、幅広い業界で「電話業務の効率化・課題解決に貢献するツール」として活用されています。

▼電話AIエージェント「DXでんわ」
https://mediaseries.medialink-ml.co.jp/mediavoice/dx-tel/
▼導入事例はこちら
https://mediaseries.medialink-ml.co.jp/mediavoice/dx-tel/case/
新機能「SMS手動送信」の概要
以前から「DXでんわ」には、電話自動応答時に特定のメニューを選択した顧客に対し、お問い合わせ内容に紐づく情報をSMSで自動送信できる機能が搭載されています。この機能を活用することで、以下のようなテキスト情報(主にURL)を案内することが可能です。
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企業や店舗への「行き方」を知りたい顧客に対し、アクセスマップを掲載したWebページのURLを送信する
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商品やサービスを予約・購入したい顧客に対し、申し込み方法とWebフォームのURLを送信する
これは顧客の電話による問い合わせを起点に動作する機能ですが、今回新たに「SMS手動送信」機能を実装したことで、企業は任意のタイミングで、能動的にSMSを送信できるようになりました。
本機能の主な特長は、以下のとおりです。
特長1:送信先・送信方法を柔軟に設定できる
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送信先となる顧客の電話番号は個別に設定できるほか、CSVを一括で取り込むことも可能です。
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送信先となる顧客情報は、事前に登録・リスト化しておくこともできます。複数の顧客情報を任意の名称でグルーピングすることも可能です。
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SMS送信を避けたい顧客の電話番号は、「除外番号リスト」として登録できます。
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送信方法は「個別送信」または「一括送信」から選択できます。
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送信日時は「すぐに送信」または「予約送信」から選択できます。
特長2:各種の便利機能で、本文の設定も簡単
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SMS本文として頻繁に使用するテキストは、「定型文」として事前に登録できます。
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定型文のうち「送信先ごとに変更したい表記(社名・氏名など)」は、あらかじめラベルとして登録できます。これにより顧客情報に応じた表記変更が自動で行われます。
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任意のオリジナルURLから「短縮URL」を作成・登録できます。SMS本文設定時、ワンクリックで挿入可能です。
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SMS本文設定時、SMS受信を希望しない顧客のための「配信停止URL」もワンクリックで挿入できます。これを押下した顧客の電話番号は「除外番号リスト」に自動追加されます。
特長3:送信履歴もひと目で確認可能
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送信先の電話番号と、それに紐づく送信日時や送信完了日時、SMS本文などの情報は、管理画面から一覧で確認できます。
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SMS送信のステータス(表示中/送信済み/送信失敗)もリアルタイムで反映・表示されます。
「SMS手動送信」を活用するメリット
SMS手動送信機能を活用することで、電話対応業務のさらなる効率化や、IVRの運用改善を実現できます。
メリット1:「個別ケース」への対応を効率化できる
IVRにおけるSMS“自動”送信機能は特定条件下でしか動作しないため、以下のような想定外の問い合わせには対応しにくい側面があります。
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複雑・特殊・個別具体的な質問
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複数項目にまたがる相談
こうした問い合わせの迅速な解決を目指す場合は、有人転送を行うのが一般的です。その際にSMS手動送信機能を活用することで、転送先の担当者はその場で顧客の用件に応じた「最適なURLや資料のリンク」を送信できるようになります。
SMS手動送信機能を活用すれば「メールアドレスを伺う」「折り返し送信する」といったことをせずとも即座にテキスト情報を提供できるため、1回の電話対応の中で、スムーズに顧客の悩みを解決に導くことができます。
メリット2:「顧客フォロー」や「IVRの運用改善」に活用できる
IVRによる自動応答中、以下のような理由で顧客が電話を切ってしまうことがあります。
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ボタン操作を誤ってしまった
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プッシュボタン操作の方法がわからなかった
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AIへの返答方法がわからなかった
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用件に該当する選択肢がわからなかった/選択肢がなかった
SMS手動送信機能は、こうした「電話をかけたものの途中で離脱してしまった顧客」をフォローする目的でも活用できます。
例えば、SMSで「担当者に直接つながる電話番号を案内する」ことによって、今すぐ問題を解決したい顧客や、早く次のアクションを取りたい顧客のニーズに応えることができます。
また、「電話対応に関する不明点を伺うWebフォームを案内する」といった使い方をすることで、顧客にとってより利便性の高いIVRへ改善するための情報収集を行うことも可能です。
※分岐設定で複数階層のメニューを設けている場合、途中離脱した顧客は「DXでんわ」のレポート画面から特定できます。
メリット3:「電話対応と切り分けたシーン」でも活用できる
SMS手動送信機能は、電話対応の流れの中だけでなく、機能単体でもさまざまなシーンで活用できます。例えば、以下のような用途で利用することが可能です。
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リマインド:支払期日のお知らせや、予約前日の確認連絡など
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完了通知:商品の購入や資料請求、予約の受付完了を知らせる連絡など
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各種告知:キャンペーン実施やイベント開催の告知など
「DXでんわ」のSMS手動送信機能なら複数の顧客情報をグループ化できるほか、あらかじめ定型文を登録しておけるため、上記のような連絡も効率的に行うことができます。
料金体系
新機能「SMS手動送信」の料金体系は以下のとおりです。
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従量課金:12円/通(約70字あたり)
※SMS自動送信・手動送信機能は「ライトプラン」以上でご利用いただけます。
※SMS自動送信機能のご利用料金も同額です。2025年11月1日より、従来の「15円/通」から料金を改定しました。
今後の開発予定
今回の機能追加にとどまらず、「DXでんわ」はより多くの企業様のニーズにお応えするべく、継続的な機能拡充を進めてまいります。

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開発予定機能 |
機能の概要 |
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Webフォーム予約機能 |
電話での自動受付時にヒアリングする内容をWebフォームの入力項目と紐づけ、結果を反映したフォームをSMSで送信できる機能 |
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ダッシュボードとレポート機能 |
「着信件数」「対応状況」「削減できた電話対応件数」などをダッシュボードで可視化し、ひと目で確認できる機能 |
メディアリンク株式会社について
会社名 :メディアリンク株式会社(https://www.medialink-ml.co.jp/)
所在地 :〒108-0014 東京都港区芝5-31-17 PMO田町5F
代表者 :代表取締役 松本 淳志
設立 :2009年7月
事業内容:コールセンターシステムやチャットサポートツールなど、「ビジネスコミュニケーション」に特化したシステム開発、及びコンサルティング
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