PR TIMES、通期の売上高と営業利益で過去最高を更新(2020年度 通期決算を発表)

- 創業来14年連続で売上高25%超成長と営業黒字を達成 -

株式会社PR TIMES

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922)は2021年4月13日(火)、2020年度(2021年2月期)通期決算を発表いたしました。

※当社は2021 年4月13 日(火)午後3時30 分より、2020 年度通期決算説明会をライブ配信いたします。
【配信日時】 2021 年4月13 日(火)午後3時30 分開始
【ライブ配信URL】 https://youtu.be/E1JrGtApB9w
(アーカイブ配信はいたしません。)
 
INDEX
  1. 2020年度 通期決算
  2. 2020年度 通期サービス動向
  3. 2020年度 第4四半期決算
  4. 2020年度 第4四半期サービス動向
  5. 2021年度 業績予想
  6. トピックス&参考情報
  • (1)2020年度 通期決算
2020年度 通期の業績は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらも、売上高37億6500万円(前期比130.3%)、営業利益13億100万円(前期比232.2%)、当期純利益10億4300万円(前期比324.5%)と全て過去最高を更新しており、2021年1月12日に修正した業績予想のレンジ内で着地しております。これにより2016年度に公表した中期業績目標である営業利益10億円も達成となりました。また、創業来14期連続で売上高25%超成長と営業黒字を達成しており、さらに営業利益はIPOを機に6期連続で過去最高を更新しております。

 
  • (2)2020年度 通期サービス動向
業績好調の背景として、主力事業の「PR TIMES」が順調に推移したことが挙げられます。利用企業社数は前期比13,916社増の50,633社となり、中期業績目標で掲げておりました利用企業社数50,000社を達成しております。また、国内上場企業の内、44.7%にご利用頂くに至っています。
また、昨年日本国内の証券取引所に新規上場した企業93社の内、56社(60.2%)がPR TIMESを利用していました。当社ではスタートアップの支援に取り組んでおり、スタートアップ企業向け無料利用プログラムの提供、VCやファンドとの提携、スタートアップメディア「BRIDGE」の運営など行っています。スタートアップがIPOに至る過程をサポートして、クライアントの成功に貢献している、実績のひとつだと考えています。


「PR TIMES」のサイトの閲覧数は、最高で月間5,221万ページビューとなり、大幅に増加しております。現在、PR TIMESに情報収集を目的に登録する記者・編集者などメディアユーザーは2万人を超えていますが、「PR TIMES」が記者に報道向け素材資料として活用が広がるだけでなく、生活者にも必要な情報源になりつつあります。
また、「PR TIMES」で配信するプレスリリースを転載頂くパートナーメディアの数も、前期比5媒体増の200媒体となりました。「PR TIMES」で配信するプレスリリースが直接生活者にリーチする機会を増やし、サービス利用価値の向上につながっています。

 
  • (3)2020年度 第4四半期決算
2020年度 第4四半期の業績は、売上高9億9600万円(前年同期比137.3%・前四半期比97.0%)、営業利益1億9700万円(前年同期比 560.6%・前四半期比41.8%)、当期純利益1億1700万円(前年同期比317.6%・前四半期比36.1%)となりました。第4四半期は営業日数が少ないこともあり、前四半期比で若干減収。営業利益についても広告宣伝費の大幅増などにより、前四半期比で減益となっております。


四半期売上高は堅調に成長基調を継続しており、第4四半期としては過去最高の四半期売上高を更新しております。


売上高同様、営業利益も順調に推移しており、第4四半期としては過去最高の四半期営業利益を更新しております。


四半期広告宣伝費は2億3400万円(前年同期比94.1%・前四半期比365.1%)となりました。日本経済新聞へのApril Dreamプロジェクトの広告や「Jooto」のテレビCM及びタクシー広告等により前四半期比で大幅増となっております。


当社では、広告宣伝含めて、積極的かつ規律ある投資により、中長期的な視点で、事業成長と利益向上のいずれも目指しています。売上高成長率と営業利益率の推移をご覧いただくと、事業規模が拡大するなかでも、売上高成長率を維持し、そして利益率も向上させつつあるのが、お分かりいただけます。売上高成長率は3四半期連続で30%を超えており、営業利益率は第4四半期としては高水準の19.8%となりました。売上高成長率と営業利益率の合計は 57.1%となっております。

 
  • (4)2020年度 第4四半期サービス動向
事業ハイライトについてご説明いたします。
「PR TIMES」(ピーアールタイムズ)の2021年2月末時点の利用企業数は、5万633社。国内上場企業のうち44.7%の企業に利用いただくまでになりました。プレスリリース件数は2020年12月に月間2万1838件と過去最高を更新し、プレスリリース素材は2020年12月に画像が月間11万506点、動画が月間2252点と過去最高を更新いたしました。
また、プレスリリースの配信メディアリストは1万2071媒体、情報収集のために会員登録するメディアユーザー数は2万307名、プレスリリースを転載するパートナーメディアは200媒体になりました。
サイト閲覧数は、2020年5月に過去最高の月間5221万PVを記録し、「PR TIMES」のFacebookの公式アカウントのいいね数は12万7803人、Twitterのフォロワー数は26万9306人となっております。


続いて、「PR TIMES」のサービスの状況を推移でご説明いたします。
利用企業数は2021年2月末時点で、5万633社となり、前年同期比で1万3916社増、前四半期比で3309社増となっております。また2月末時点で、国内上場企業のうち、44.7%が利用するまでに至っています。


新規利用企業社数は3309社となり、前年同期比で1260社増、前四半期比で499社減となっております。新規利用が高水準で増えています。


2020年度第4四半期は、5万8307件のプレスリリースを配信いただき、前年同期比で46.8%増、前四半期比で5.9%減となりました。


「PR TIMES」のプレスリリースに掲載いただく画像や動画の数ですが、画像が29万1501点(前年同期比48.8%増・前四半期比7.3%減)、動画が5487本(前年同期比74.9%増・前四半期比2.5%増)でした。プレスリリースのリッチコンテンツ化が進んでいます。


続いて、その他3つのサービスラインの動向もご紹介します。まずひとつめは、「Webクリッピング」です。
ユーザー数は1万2368名となり、前年同期比で4289名増、前四半期比で958名増となりました。
「PR TIMES」とサービス連携しているので「PR TIMES」の利用企業社数の増加に比例して、トライアル利用が増えています。Webクリッピングは、「PR TIMES」への吸収を予定しており、今回で数字の開示を終了いたします。


ふたつめが、SaaS型タスク管理ツールの「Jooto」です。ユーザー数は26万2694名となり、前年同期比で5万5687名増、前四半期比で1万4147名増となりました。「Jooto」は今後、無料含めたユーザー数の開示から、有料で利用してくださる利用企業社数の開示へ変更する予定です。


最後は、カスタマーサポートツールからクラウド情報整理ツールへコンセプトを刷新した「Tayori」です。アカウント数は4万2251となり、前年同期比で1万1297の増加、前四半期比で2644の増加となりました。「Tayori」も「Jooto」同様に、無料含めたアカウント数の開示から、今後は有料アカウント数の開示へ変更いたします。

 
  • (5)2021年度 業績予想
2021年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束時期は事業に大きく影響しないものの、経済活動のより一層の停滞が起きないものと想定して、売上高47億1500万円、 営業利益17億5000万円、当期純利益 12億1200万円を計画しています。創業来15期連続となる売上高成長率25%超の成長を目指しつつ、中期的な組織拡充に向けてオフィス移転などの投資を行いながらも、営業利益も34.5%増を見込んでいます。

 
  • (6)トピックス&参考情報
・PR TIMES| 5万社プロジェクト
「PR TIMES」が2021年2月15日に、利用企業数が5万社を突破したのを機に、「PR TIMES」をご利用いただく皆様への感謝状と、今はもうPR TIMESをご利用いただいていない方へのお詫状という形で、5万社すべての社名を記載したポスターを添えて、利用企業の皆様に送付いたしました。「PR TIMES」のすべての利用者様にご満足いただけるように、引き続き、取り組んでまいります。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/story/detail/PArYE1c73rG

・PR TIMES|April Dreamプロジェクト
4月1日をウソをつくエイプリルフールから、大風呂敷を広げて夢を語る日にしようと、PR TIMESが提唱する新たな発信文化として昨年から始めたのが、April Dreamです。2年目の2021年、744社765件の夢がプレスリリースとして企業から発信され、SNSでも797名の個人の夢が発信されました。また、有明ガーデン(住友不動産商業マネジメント)、TOKYO FM、日本コロムビア、日本経済新聞社、Voicy、マイナビ学生の窓口がDreamパートナーとして、企業や個人の夢の発信を応援してくださいました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001078.000000112.html

・PR TIMES|料金形態の変更と利用規約の改定
「PR TIMES」は2021年5月より、料金形態の変更と利用規約の改定を行います。これまで定額プランには、利用件数の制限がありませんでしたが、月間30件までとして、31件以上利用いただく場合は追加料金がかかるように変更いたします。また、スタートアップチャレンジも、累計10件という制限を設けさせていただことにいたしました。あわせて、利用規約の改訂も行っております。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001054.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001056.000000112.html

・地方地域展開の拡大
2021年2月に株式会社愛媛銀行と業務提携いたしました。
日本全国各地域から、その地域を越えて、人の心を揺さぶるようなニュースが数多く配信されることを目指し、各地方地域で業務提携を進めております。本日4月13日時点で、地方地域の提携は合計32例になっています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001057.000000112.html

・Tayori|ブランドコンセプトを刷新
「Tayori」のブランドコンセプトを「カスタマーサポートツール」から「クラウド情報整理ツール」に刷新いたしました。「会社のすべての情報は、財産になる。」というコンセプトの下、カスタマーサポートツールとしての機能はそのままに、ロゴ、サービスサイトを一新しました。今後はより一層、営業、人事など、さまざまな部署で、情報整理や情報の活用法に課題を感じている人に向けてサービスをお届けしてまいります。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001074.000000112.html

・BRIDGE|子会社「株式会社THE BRIDGE」を設立
この度、当社子会社として「株式会社THE BRIDGE」を新設し、スタートアップメディア運営に関するBRIDGE事業を当社から承継するとともに、今後、スタートアップ企業とそのステークホルダーのための新事業を開始します。代表にはBRIDGEの創業者である平野 武士が就任しています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001069.000000112.html

・コーポレート|株主優待制度を活用した“顧客と株主がつながる”新プログラム
本年より、株主優待制度を活用した新プログラムを開始いたします。株主様が、PR TIMESのお客様とつながる機会をつくりたいと思い、新たな制度構築に挑戦します。株主優待という既存制度を活用しますが、利益還元策の株主優待ではありません。当社を媒介にステークホルダー同士が直接つながる機会をつくることは、ご利用企業と株主の双方に新たな出会いや関係深化をもたらし、社会と共に発展を目指すパブリックリレーションズの思想に沿うものと考えています。株主総会予定日の5月26日に、株主様が私たちのお客様の商品を選べるサイトを公開する予定です。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001058.000000112.html

・コーポレート|「U30奨学金返還サポート制度」の導入
日本学生支援機構が4月、企業による奨学金の代理返還システムを開始しました。企業がこの制度で社員の奨学金を返済すると、社員の所得税は非課税になり、企業は損金算入できます。当社では、満30歳未満かつ年収600万円未満の正社員を対象に、毎月1万5千円分の奨学金を代理返還する制度をスタートいたします。4月から14名へ支給開始予定です。企業による奨学金の代理変換システムを当社の活用に留まらず、PRの力でこの仕組みを広めるなど当社事業を通じて質の高い教育機会の平等に寄与していきたいと考えております。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001071.000000112.html

・コーポレート|組織体制の強化
日本電産CFO戦略室長やSHIFT副社長CFOなど歴任してきた松尾茂氏を当社顧問に招聘いたしました。また、新たに執行役員CTOと事業部長2名が参画し、新卒2年目の社員をマネージャーに抜擢する人事異動と、「Tayori事業部」の新設など組織変更を発表しています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001086.000000112.html

引き続きミッション「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」の実現に向けて、社員一同で邁進してまいります。


なお、当社は本日、2025年度を最終年度とする中期経営目標「Milestone 2025」を発表いたしました。常に中期的な視点 に立ちながらも、今できることに最大限取り組んでまいります。

(詳細↓)

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3922/ir_material_for_fiscal_ym/98642/00.pdf

※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て(但し小数点まで表示する場合は小数点第1位未満四捨五入)、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。
本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではりません。
実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。

【株式会社PR TIMES会社概要】
ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名  :株式会社PR TIMES  (東証一部 証券コード:3922)
所在地  :東京都港区南青山2-27-25ヒューリック南青山ビル3F
設立   :2005年12月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
- ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
- 広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
- クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
- 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
- クラウド情報整理ツール「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
- タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
- スタートアップメディア「BRIDGE」(https://thebridge.jp/)の運営、等
URL               :https://prtimes.co.jp/

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会社概要

株式会社PR TIMES

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ 8F
電話番号
03-5770-7888
代表者名
山口拓己
上場
東証プライム
資本金
4億2066万円
設立
2005年12月