ペットボトルキャップを再資源化―千葉大生がエコバスケットを制作、学内で活用へ―
千葉大学環境ISO学生委員会は、アサヒユウアス株式会社と連携し、学内で回収したペットボトルキャップを原料としたエコバスケット(買い物カゴ)を制作しました。2026年4月1日(水)より、千葉大学生協で使用開始します。これは資源循環の理解促進と実践を目的としたアップサイクルの取り組みです。
※アップサイクル:廃棄物や不用品にアイデアやデザインを付加し、新たな製品へ生まれ変わらせること

千葉大学では2021年8月より、環境ISO学生委員会が主体となり、西千葉キャンパス内でペットボトルキャップの回収を実施しており、昨年度は回収素材を活用したオリジナルボールペンの製作・販売を行いました。今年度は販売ではなく、学内で広く活用される製品としてエコバスケットを制作しました。
本製品は、ペットボトルキャップ97個を再利用して合計52個が作られており、名入れデザインは学生委員会の学生が担当しています。千葉大学生協の協力のもと、4月1日(水)より西千葉キャンパスのライフセンターと松戸キャンパスの園芸学部購買部で買い物カゴとして使用されます。また、生協食堂フードコートでは、同じく制作した底面のトレーと合わせた荷物入れ用のカゴとして活用され、座席混雑緩和および利便性向上にも寄与します。学生委員会のイベント運営においても活用予定です。
さらに、2026年2月15日に開催された「Chiba Winter Fes 2026」にて本製品を展示し、市民に対してペットボトルキャップの分別回収やリサイクル・アップサイクルの重要性を発信しました。今後も学生主体の取り組みを通じて、循環型社会の実現に貢献していきます。


企画を担当した学生の声
新井 美珈那 環境ISO学生委員会・工学部2年
今回制作したエコバスケットは、買い物カゴとしてだけでなく、生協のフードコートにおいて荷物入れ用のカゴを使用することで、隣の座席を荷物で占有してしまう状況を改善し、座席利用の効率化と混雑緩和につながります。このカゴを使用した人が、ペットボトルキャップのリサイクルや資源循環に関心を持つきっかけになることを願っています。
千葉大学独自の「レジぶー基金」
エコバスケットは千葉大学独自の「レジぶー基金」を活用して制作されました。
千葉大学では環境ISO学生委員会の発案により、2006年度から千葉大学生協においてレジ袋の有料化(1枚5円)を実施しています。現在、年間100万人以上が利用する千葉大学生協の物販店舗におけるレジ袋の購入は年間7,000枚程度で、平均購入率は0.5%未満です(コロナ禍前数値)。
そこで、有料化前まで生協がレジ袋の購入に充てていたお金と、レジ袋の販売収入を「レジぶー基金」として生協から拠出いただいています。この基金で環境ISO学生委員会が、オリジナルエコグッズの割引販売や、太陽光によるイルミネーション、プランター設置による緑化などさまざまな環境活動を実施して、レジ袋削減にご協力いただいた学内の学生や教職員に対し還元しています。
これまでに「レジぶー基金」を使ったエコグッズは、エコバッグ、タンブラー、マイ箸、ブランケット、間伐材シャープペンシルなどがありました。
2024年度(ボールペン)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000955.000015177.html
2023年度(折りたたみ水筒)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000709.000015177.html
2022年度(ブランケット)
2021年度(マイバッグ)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000588.000015177.html
2020年度(マイストロー)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000501.000015177.html
2019年度(エコバッグ)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000390.000015177.html
2017年度(タンブラー)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000245.000015177.html
2016年度(エコバッグ)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000015177.html
2015年度(エコバッグ・シャープペン)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000015177.html
千葉大学環境ISO学生委員会について
千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年生まで約200名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、活動の内容に応じて20ほどのグループに分かれ、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
本件に関するお問い合わせ
千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso(アットマーク)office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572
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