世界初・毛髪内部の新発見に成功したタカラベルモント研究開発のチームワークとは?(前編)
2021年1月27日 16時00分 タカラベルモント株式会社
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 人間の髪も輪切りの切片の画像がほとんどです。髪の毛(毛幹部)は細くて硬く、人によっては縮れもあって縦に切るのが難しい。そのため、世の中にある髪の切片の画像は、髪を輪切りにしたものしかありませんでした。本当に輪切りにしかできないのか? 縦に切ることは不可能なのか? 今までの常識をもう一度見直して、チャレンジしたい! そんな思いがわいてきました(萬成)」
人間の髪も輪切りの切片の画像がほとんどです。髪の毛(毛幹部)は細くて硬く、人によっては縮れもあって縦に切るのが難しい。そのため、世の中にある髪の切片の画像は、髪を輪切りにしたものしかありませんでした。本当に輪切りにしかできないのか? 縦に切ることは不可能なのか? 今までの常識をもう一度見直して、チャレンジしたい! そんな思いがわいてきました(萬成)」 「髪の毛を手作業でスライスしていくのですが、縦に切ろうとすると、髪の毛にうまく刃が入らない。だから、切ることができない。髪の毛ではなく自分の指を切ってしまうなどの失敗も多々ありました。数えるのもイヤになるほど、とにかく髪をスライスしましたし、どうしたらキレイに切れるのかをずっと考えて試行錯誤していました。あまりにも考えすぎていたので、夢にまで髪の切片が出てくるぐらいでした(笑)。そして、なんとか課題をひとつずつクリアして、キレイな切片を作成できるようになるまで1年もかかりました(萬成)」。この時点で、すぐに次の活動に向いていた萬成研究員は、その後、観察を続ける中で、髪の中心にあるMedullaには、white Medullaとblack Medullaの2つの種類があることを発見します。ここで、ようやく今までチャレンジしてきたことに意味があったと感じたといいます。
「髪の毛を手作業でスライスしていくのですが、縦に切ろうとすると、髪の毛にうまく刃が入らない。だから、切ることができない。髪の毛ではなく自分の指を切ってしまうなどの失敗も多々ありました。数えるのもイヤになるほど、とにかく髪をスライスしましたし、どうしたらキレイに切れるのかをずっと考えて試行錯誤していました。あまりにも考えすぎていたので、夢にまで髪の切片が出てくるぐらいでした(笑)。そして、なんとか課題をひとつずつクリアして、キレイな切片を作成できるようになるまで1年もかかりました(萬成)」。この時点で、すぐに次の活動に向いていた萬成研究員は、その後、観察を続ける中で、髪の中心にあるMedullaには、white Medullaとblack Medullaの2つの種類があることを発見します。ここで、ようやく今までチャレンジしてきたことに意味があったと感じたといいます。 「話を聞いたときは、とにかく凄い! と思いました。それとともに、何か画期的なことが出来るのではないかとワクワクしました(中嶋)」。その時のことを中嶋研究員はこう振り返ります。
「話を聞いたときは、とにかく凄い! と思いました。それとともに、何か画期的なことが出来るのではないかとワクワクしました(中嶋)」。その時のことを中嶋研究員はこう振り返ります。 「多い時には1日10時間以上顕微鏡の前に座っていたこともありました。本当に辛い作業で、楽しみといえば最後にグラフや表で結果を見る時くらいでした。それでも未知のものに対する興味と好奇心から乗り切ることができました。戸田さんと二人で取り組んでなかったら、もっと時間はかかっていたと思います(平山)」
「多い時には1日10時間以上顕微鏡の前に座っていたこともありました。本当に辛い作業で、楽しみといえば最後にグラフや表で結果を見る時くらいでした。それでも未知のものに対する興味と好奇心から乗り切ることができました。戸田さんと二人で取り組んでなかったら、もっと時間はかかっていたと思います(平山)」 「製品開発の初めに、ターゲットとなる髪質を設定する(仮説をたてる)必要があるため、本当に必要な作業なのですが、大変でした。こうした地道な作業があったからこそ、白髪の人にはblack Medullaが多いことなど、さまざまな発見がありました(戸田)」
「製品開発の初めに、ターゲットとなる髪質を設定する(仮説をたてる)必要があるため、本当に必要な作業なのですが、大変でした。こうした地道な作業があったからこそ、白髪の人にはblack Medullaが多いことなど、さまざまな発見がありました(戸田)」