SDGｓ達成に向けての取り組み。葉山という地域全体の未来を描き創造していく「葉山うみのホテル」

創業ストーリー

#創業ストーリー #ホテル #SDGs

2023年6月16日 13時50分シマダグループ

シマダハウス株式会社（東京都渋谷区代表：島田成年）が運営する「葉山うみのホテル」（神奈川県三浦郡葉山町）は、社会や環境に配慮した施設づくりを目指しています。

愛され続ける持続可能な“サステナブルなホテル”を目指し、現在取り組んでいる活動をご紹介いたします。

世田谷の精米店として創業、社会のニーズの変化に合わせて事業を多角化

シマダグループは、世田谷区にある一軒の精米店から始まりました。戸建て事業・賃貸管理事業といった不動産・建築事業から、介護施設の展開・ホテル事業・保育事業・旅行事業・酒造事業など、社会のニーズにあわせ形態を変化した事業を展開しています。

シマダグループ WEBサイト

https://shimadahouse.co.jp/

「葉山うみのホテル」の創業

「葉山うみのホテル」としてシマダグループが経営している葉山随一の大きな敷地と建物は、以前は大手ビール会社が長期間所有していました。そこは研修センターとして利用されており、ビール会社に入社した社員はここで必ず研修を受けていました。平成11年1月に建設され、20年ほど経過していました。

その後、平成29年5月にシマダグループの一社であるシマダアセットパートナーズ株式会社が取得。ホテルと介護の複合施設に生まれ変わりました。

建物を取り壊すのではなく、できた当時からの地歴を掘りおこし、その想いを受け、次の時代に引き継ぎ新たな空間へと再生しています。

美しい水平線を一望できるホテル客室と、お一人さま利用に人気のBunk roomと呼ばれるドミトリーの両方の魅力を兼ね備え、最上階には人口温泉　Horizon Onsenをご用意。湯船につかりながら江の島や富士山を望めます。

1階のSANDBARは、宿泊のお客様以外もご利用いただくことができ、地元の食材を使用した食事や、ビールやオリジナルカクテルも豊富にご用意しております。

都心から約1時間のリゾートで、雄大なサンセットを眺めながら贅沢なひと時を過ごすことができます。

サステナブルなホテルを目指し、新たな取り組みを開始します

ビーチクリーン活動

「葉山うみのホテル」は、SDGｓ達成に向けた取り組みとして葉山という地域全体の未来を描き創造していくことをゴールとしてイメージしています。

ホテルが開業して3年。私たちはこの土地でホテルを運営していくにあたり、少しでも地域のために貢献できることを考えています。

その一環として、地域の皆様との繋がりや、葉山の海を守る活動として毎月のビーチクリーンを行っています。

以前は月に1度、スタッフだけでビーチクリーン活動をしていました。しかし、より地域の人たちとつながり、葉山の街と海を一緒に綺麗にしていく活動を一緒にしたいという理念から、2023年の3月より一般の方の参加を呼びかけました。

ビーチクリーン活動に抵抗感なく気軽にお越しいただけるよう、手袋とごみ袋はホテルでご用意。ごみ袋は使用済みの不織布製の葉山うみのホテルの館内バッグを再利用しています。

また、ささやかではありますが参加者にはマイボトル持参で、ホテルのコーヒーを無料で提供させていただいています。

今まで参加してくださった方は、小さいお子様から、ペット連れの方までさまざま。お集まりの皆様からは「お天気も気持ちがよく、朝から海を感じるビーチクリーンになった」、「ちょっとした運動がてらに、ワンちゃんを連れて気軽に参加できた」、「子どもはまるで宝探しをしにきたかのように、ウキウキしていた」などのお声をいただきました。

ビーチクリーンを通し、葉山に住む皆様と一緒に活動することで、「葉山うみのホテル」で働く私たちも葉山を大切に思う気持ちがより一層強くなりました。

また、地域と繋がっていく取り組みとして、過去には地元の方限定で6階の温泉を無料開放、音楽イベントも開催しました。

【環境や社会への配慮】

ホテル共用スペースにウォーターサーバーの設置

お部屋には貸し出し可能なガラスボトルを提供しており、お客様ご自身でウォーターサーバーにて浄水を補充できる仕組みを取り入れました。もちろん、マイボトルへの給水も可能です。

アメニティコーナーの設置

環境への配慮と使い捨てを減らすための取り組みとして、お部屋にアメニティを置かず、フロント前にアメニティーコーナーを設置します。お客様自身で必要なアメニティをお持ちいただいています。

もみ殻が配合されたアメニティ導入「できることからやっていこう」

近年、世界ではプラスチック問題として地球温暖化や、海洋汚染などの多くの現実に直面しております。海を大切にしている「葉山うみのホテル」にとっても大きな課題です。便利なプラスチックを無くすことは難しいですが、少しずつできることを行っていこうと、まずはアメニティを変更いたしました。廃棄後も環境に優しい素材のもみ殻が配合されたアメニティを導入。デザイン性も良く、ホテルで使用後もお持ち帰りいただき使い続けられます。ホテルの女性スタッフがデザイン性や使い心地などを試し選んだこだわりのアメニティです。

今後の取り組み

・プラントベースフード(※)の展開

多くの皆様に愛される施設を目指して、食べ物にもこだわり展開していきます。

現在試作段階ですが、ご意見をいただけましたら幸いです。

※植物由来原料を使用した料理

・月に1度　9:00～9:30ビーチクリーン

参加者を募っての開催です。手ぶらでご参加いただけますので、気軽な気持ちでお越しください。

・6/26（月） BGM三味線イベント

1部17:30~ / 2部19:00~

葉山出身の三味線奏者中田誠氏のフリーイベント

ご宿泊のお客様はもちろん、SANDBARご利用のお客様もご参加いただけます。

葉山の海と三味線の音色に酔いしれませんか？

「はやまエシカルアクション」の賛同事業として

「葉山うみのホテル」は、葉山町が掲げている「はやまエシカルアクション」（※）の賛同事業です。「はやまエシカルアクション」は、葉山町がSDGs目標達成のために町民や事業者と連携・協働して推進している「はやまクリーンプログラム」の第三弾として、令和4年6月1日より町内のエシカルアクション（自然環境・人や社会・地域を思いやった行動）を、産官民連携で推進しているプロジェクトです。

社会的課題や環境問題を考慮し、エシカルアクションを実施している町内事業者を応援しながら消費活動を行う葉山町版エシカル消費も、推進しています。

※「はやまエシカルアクション」

https://www.town.hayama.lg.jp/soshiki/seisaku/HEA/13239.html