NPI合同会社（以下、当社）は、日本でまだ未展開や知名度の高くない海外のアイテムを日本のマーケットで販売することを目的とした事業です。私たちは輸入から販売までの一連のプロセスを手掛け、日本のお客様に優れた商品を提供しております。

当社代表の川北真司は、外資系企業での20年間の勤務経験を通じて、モノを扱うことへの情熱と商品の魅力をお客様に伝えることへの意欲を抱いてきました。ある米国企業で勤務していた際、米国外の英語圏の国で新商品を導入する際には米国本社メンバーが多く関わっていた一方で、日本市場においては言語や商習慣の壁があるため、日本のローカルチームに任せる要素が多かった、という経験がありました。

その経験から、海外の小規模な会社は、そのような理由のため日本への進出をためらうところが存在するのではないかと考えました。

勤務経験のある会社のひとつは、主にスモールビジネスに関わる会社でした。スモールビジネスオーナーの方と接する中で、スモールビジネスは少人数ででさまざまなことをしなければならず、なかなか新しいことをする余裕がない、という方も少なくないということをしり。これは海外のスモールビジネスでも同じです。

そこで、私たちは日本進出を支援することで、まだ埋もれた魅力的なメーカーを日本のマーケットに紹介したいという思いから起業しました。

会社名の「NPI」は、新商品の準備から市場に投入するまでのプロセスである"New Product Introduction"から、また「Nippon Products International, Nippon Products Innovators」という意味も込められています。これには将来的には日本の素晴らしい商品を海外にも紹介していきたいという思いも込められています。

代表自身が商品の魅力をしっかり理解し、熱量を持って販売

取り扱う商品は、興味と関心を持てる商品に焦点を当てています。自身が商品の魅力をしっかり理解し、熱量を持って販売することが重要だと考えるからです。取り扱い商品のひとつである、オーストラリアCrocheadの蚊取り線香ホルダーは、アウトドアで蚊取り線香をよく使う中で、使い勝手が良い蚊取り線香ホルダーを探していたもののなかなか見つかりません。

そんなときに、日本国外に目を向け見つけた商品です。Crocheadは地元オーストラリアへの貢献を重視していて、素材から製造まですべてオーストラリアで完結。販売先はオーストラリアのスモールビジネス。そんな企業姿勢にも共感をしました。

オーストラリアCrochead（クロックヘッド）社の「蚊取り線香ホルダー」

Crochead 蚊取り線香ホルダー

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イタリアのMnmur（ミニマー）は、「廃棄されたタイヤチューブはどうなっているんだろう」、という疑問から見つけたメーカーです。タイヤチューブは軽量で、高温、低温どちらにも強く、耐久性が高い素材という特徴を生かし、廃棄されるはずのタイヤチューブをすばらしい商品にリサイクルしています。

自転車タイヤチューブをリサイクルしたイタリアのハンドメイド工房Mnmurの製品

Mnmur 自転車チューブ素材財布

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折りたためる自転車ヘルメット、スペインのCloscaは、どうしたら自転車に乗る人がもっとヘルメットを被れるだろうかを考えた結果、取り扱いを始めた商品です。ヘルメットを被らない理由として、自転車を降りた後にしまう場所に困る、さらには「いかにも」なスポーティーなデザインは躊躇する、という悩みを解決できると考えたからです。自身もスノーボードで頭を打って手術までした経験があり、頭を守ることの重要性を体感しているからこそ、この商品を紹介したいと思いました。

Closca ヘルメット | 自転車/キックボード用折りたたみヘルメット

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海外と日本のアイテムを融合させる試みも。将来は日本製品の海外販売も手掛けたい

日本市場での販売を提案されると、私たちは楽しみと同時に責任感を感じます。私たちは日々、商品の魅力を伝えるための努力を惜しまず、販売に結びつけるための試行錯誤を続けています。オンラインショップでの販売がメインですが、商品の魅力がより伝わるために、店舗での取り扱いなど、実際に手に取って試す場も今後重要性を増してゆくのではないかと考えています。

日本のモノづくりにも目を向け、オーストラリアの蚊取り線香ホルダーと日本の老舗製缶所である加藤製作所の缶をセットにし、両国のアイテムを融合させた商品の販売を始めました。将来的には日本製の素晴らしい商品を世界にも紹介することを手掛けたいとも考えています。

NPI合同会社

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直営オンラインショップ ”Amber Ark”

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