アプリケーション開発でスポーツ×教育の支援を行う株式会社SPLYZA（所在地：静岡県浜松市）は、2021年4月1日のApril Dreamで全天候型スポーツ総合施設「SPLYZA Park」の設立を宣言しました。

スポーツテック企業らしく遊び心があり、それでいて本気で実現したいと思えるこの夢の発信から1年が経ち、社内外でどのような変化が起きているのでしょうか。広報 兼 セールス担当の豊嶋より、代表取締役の土井へインタビューしてみました。

会社の成功とワクワクを形にしたものが「SPLYZA Park」

──2021年のApril Dreamのプレスリリースで発信した“全天候型スポーツ総合施設「SPLYZA Park」の設立”という夢には、どんな想いを込めたのですか？

-写真はイメージです

代表取締役　土井

SPLYZAが提供するソフトウェア製品は無形の商材なので、夢を掲げるなら「形あるものにしたい」という気持ちがありました。

企業の成功というと、一般的には「オフィスがどんどん大きくなること」などを思い浮かべますが、SPLYZAならではの成功の形という意味で、「SPLYZA Park」のような施設が私たちにとってのオフィスの理想形でもあります。

元々、「いつかオフィスにバスケットボールコートやフットサルコートが欲しい」と話していましたが、その究極の形です。

当社は今年2月にオフィスを移転したのですが、「SPLYZA Park」の実現に向けた最初の一歩として、新オフィスには卓球台とバスケットゴールを設置しました。

じゃあ次はバスケやフットサルのハーフコートが実現できるかもしれない、その次はオフィスの横に倉庫を貸し切ってフルコートでバスケを、さらにその次はフルコートでサッカーを…… と想像を広げていくと、色んなスポーツができるスタジアムのような施設になります。

これらが実現できると、会社の成功とワクワクが少しずつ形にもなっていきます。

あるいは、ビーチサイドにオフィスを移転するかもしれないですね。私はウインドサーフィンをしながら電話に出ている、とか（笑）

-現役ウインドサーファーでもある代表の土井が創業時より掲げる夢は「週の7日間毎日ワクワクすること」

──想像しているとワクワクが止まりませんね！2021年のApril Dreamでこの夢を発信した後、社内で何か変化はありましたか？

土井

1つはやはり、新オフィスに卓球台とバスケットゴールを設置するに至ったことですね。社員のワクワクにつながっていますし、息抜きで卓球をする、バスケをする、というのが実現できています。また、さらに次のオフィスの話にまで夢を広げられているのも、「SPLYZA Park設立」の発信をしたおかげだと思います。

少し違う観点で、もう1つ変化がありました。

SPLYZAの夢が言語化されたことを機に、社員間での意思統一や共通理解が進み、コミュニケーションが活性化されました。

以前は、会社の理念に対する理解度には各メンバー間でばらつきがありましたが、夢の発信をきっかけに議論や意見交換が進み、現在では「スポーツは考える力を育む」「スポーツは正解のない問題」のビジョンを全メンバーが腹落ちし、各ポジションで毎日発信できる所まで足並みを揃えることができました。

具体的には、対外的な会社説明資料やサービス紹介サイトでの“想い”の伝え方を見直し、リニューアルを敢行しました。また、広報活動を組織的に行うプロジェクトチームを発足し、活動を開始しています。

-セールス担当が毎日利用する商談資料もリニューアル。冒頭で必ず“想い”を伝えている

「SPLYZA Park」のコンセプトに近い施設の実現も間近

──社内でポジティブな変化が生まれていますよね。では続いて、社外からの反響についてもお聞かせください。私（豊嶋）がセールス活動中には、当社サービスのユーザーだけでなく、初めて接点を持つ学校の先生などからも、「SPLYZA Parkの記事を見ました。すごくいい夢ですね！」と声をかけてもらうことが何度もありました。土井さんも社外からの反響は感じましたか？

土井

April Dreamのプレスリリースを見た企業や地方自治体の関係者から、お問い合わせを複数もらいました。April Dreamをエイプリルフールと思わずに、「いつ実現するんですか！？」という勢いで問い合わせてくれた方もいましたね（笑）。ただ、「SPLYZAなら本当にやりそう」と思ってもらえているのは嬉しいことでもあります。

「SPLYZA Park」のコンセプトに近い施設の実現に向け、実際に協業の取り組みを進めているのですが、中には2022年度前半に開業予定の施設もあり、さらに具体的な夢の続きを近い将来発信できる見込みです。

「SPLYZA＝ワクワクする会社」をもっと世に広めていきたい

──最後に、April Dreamでの発信から1年が経ったいま、胸に秘める想いや今後の展望をあらためてお聞かせください！

土井

私たちのサービスのユーザーは高校年代が中心でしたが、中学校を含め幅広い年代層に「スポーツは考える力を育む」のコンセプトを広げていきたい、すなわち、スポーツの教育的価値を実感してもらいたい。そうした広がりを今後さらにもたせていきたいです。

-スポーツ映像分析ツール「SPLYZA Teams」の導入チーム数は、新型コロナ感染拡大後の2年間で326→723へ倍以上に増加

また、中高生にとってワクワクするような会社になりたい、という想いもあります。

そこには2つあって、①SPLYZAのサービスを使いたい　というワクワクだけでなく、②SPLYZAで働いてみたい　というワクワクも増やしていきたいです。

最近では、会社に問い合わせをくれた新高校生を春休み限定でインターンとして受け入れたり、自分で調べて「授業をしてほしい」と依頼をくれた中学生のクラスにオンラインで授業を実施することがありました。「この会社ワクワクするな、話を聞いてみたいな」と思っていただいている実感は少しずつですが増しています。

先日私の長女の小学校の卒業式で、「将来の夢はMicrosoftに入ることです」と発表している小6の男の子がいたのですが、卒業式で「SPLYZAに入りたい！」と言ってもらえるような会社にいつかなりたいですね。

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昨年のApril Dreamでの発信をきっかけに、社内で創業ストーリーを制作してウェブサイトで公開しているのですが、その後の採用活動では創業ストーリーを読んで「面白そうな会社だな」と思い入社を決めてくれたメンバーがたくさんいます。

今後もSPLYZAは、ワクワクを共有できるメンバーと共に、ワクワクするようなサービスを開発・提供し続けていきます。もちろん、まだ少し先になる見込みですが、いつか「SPLYZA Park」も実現できればと思っています。

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◆株式会社SPLYZA（スプライザ）について

SPLYZAはアマチュアスポーツ向け映像分析ツールを開発・販売しております。

現在の主力サービスである「SPLYZA Teams」の導入実績は、2022年3月時点で700チームを超え、ユーザー数は3万人を突破。

「答えのない問題に挑み続けるチャレンジャー」であるスポーツマンを、「映像分析」という観点から応援しています。

【会社概要】

株式会社SPLYZA

本社所在地 ： 静岡県浜松市中区相生町16-13

従業員数 ： 36名

代表者 ： 代表取締役 土井 寛之

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以下でも情報発信を行っております。

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