#葬儀 #コロナ #対談
2020年7月21日 15時30分 株式会社鎌倉新書
2020年7月21日、鎌倉新書が運営する日本最大級の葬儀相談・依頼サイト「いい葬儀」は、新型コロナウィルス感染防止を第一に考えた葬儀サービス「コロナの時代の一日葬」を開始します。
<鎌倉新書について>
1984年創業。葬儀・お墓・仏壇など終活関連のポータルサイトの運営や、オーダーメイドのお別れ会プロデュース、終活関連の冊子・印刷物、専門誌等の出版を通じて、高齢者とそのご家族の課題解決に取り組み、豊かな社会づくりに貢献します。
葬儀場・火葬場は新型コロナウィルス感染症の休業要請対象ではありません。
しかし葬儀業界には日々「参列者の人数は控えるべきなの?」「感染予防対策は大丈夫なの?」といった不安の声が届いています。
本記事では、「いい葬儀」責任者の岩﨑と、新型コロナウィルス感染予防対策を徹底した葬儀をいち早く実施してきたアーバンフューネス有坂氏の対談を通じて、サービス開始の背景やコロナ禍における新しいお葬式について綴ります。
インタビュー全文はこちらよりご覧いただけます。
株式会社アーバンフューネスコーポレーション葬祭事業部部長の有坂立朗氏(右)と株式会社鎌倉新書「いい葬儀」責任者の岩﨑考洋
目次 1「とにかくコンパクトにやりたい」というお問い合わせが急増2「自分が感染したかもしれない」というご相談を機にガイドラインを強化3 コロナ禍が拍車をかけ、一日葬のニーズが増加4 アフターコロナ時代における葬儀のトレンド
目次
1「とにかくコンパクトにやりたい」というお問い合わせが急増
2「自分が感染したかもしれない」というご相談を機にガイドラインを強化
3 コロナ禍が拍車をかけ、一日葬のニーズが増加
4 アフターコロナ時代における葬儀のトレンド
岩﨑>さっそくではありますが、コロナ禍において、お葬式にどのような変化が起きたか、いつごろから変化を感じたか、という点をお聞かせください。
有坂>3月頃から、コロナを気にされるお客様が徐々に増えてきました。その中で多かったのは「この状況下でお葬式を行う場合、どのような形式があるのか」というお問い合わせ、あとは「(自分が)感染者かもしれない場合、どういう形になるのか」というお問い合わせが多くなってきました。
岩﨑>新型コロナウィルス自体の心配をされているお客様が多いということですね。全体のお問い合わせが100件あったとしたら、何件くらいがコロナ関連のお問い合わせでしたか?
有坂>当時はもう半分近くでしたね。
岩﨑>実際に葬儀の人数などに変化はありましたか?
有坂>ありました。コンパクトに行う火葬式のお問い合わせや施行は元々全体の2〜3割だったのですが、コロナ騒動を境に4〜5割に一気に跳ね上がりました。とにかくコンパクトにやりたいというお客様が、3月4月は特に多かったですね。
岩﨑>ちなみに今はどうですか?
有坂>緊急事態宣言が解除されると同時に、お問い合わせも少し落ち着いた印象ですね。
「コロナの時代の一日葬」は、座席の間隔も余裕をもって設置している
岩﨑>葬儀におけるコロナ対策をWEB上でいち早く打ち出したのが御社だったと思われます。社内ではどういった協議がなされていたんですか?
有坂>実際に、ご自身に感染の疑いがある方からもご相談があり、それを機に弊社としてはそこを強めていこうと決意しました。まずは除菌剤や手袋、マスクなどを用意して、そのうえでできる対策をとっていく。あとは保健所に確認しながら、どこまでが許されて、どこまでがNGなのかというところの確認などですね。とにかくまずは“動くこと”が先だった、と記憶しています。
「コロナの時代の一日葬」では、葬儀スタッフはもちろんのこと、参列者にもマスク着用の推奨や葬儀会場の入口などでの手指消毒を徹底指導します
岩﨑>御社の感染予防対策の葬儀のページでは、一日葬を強く勧めているように見受けられます。これはやはり一日葬が感染予防的なメリットが大きいということなのでしょうか。
有坂>もともと一日葬のニーズが増え始めていたんです。足の悪い親戚を2日にまたがって行ったり来たりさせたくない、というような元々あったニーズにコロナの不安が重なって、というところがあるので、なるべくしてそういう形になったのかなとも思います。
岩﨑>つまり、当初は一般的な2日間のご葬儀を希望されていたけれども、コロナ禍を鑑みて一日葬に変更されたというケースもあるんですね。
有坂>ありますね。お話をうかがっていく中で、2日間の葬儀に対して強いこだわりをお持ちでなかったりする場合などは特に。
希望者にはオンラインでの打ち合わせが可能。対面の場合も最大限の配慮を行い、感染リスクを回避します
岩﨑>元々ニーズとして一日葬や火葬式が増えていたり、今回のコロナ禍でさらに火葬式のニーズが高まっているというお話もありましたが、この「葬儀の縮小化」はこの先もトレンドとなっていくのでしょうか。
有坂>およそこの火葬式の割合というのは変わらないと思っています。ただ、ともかくはお客様が求めるものは火葬式なのか家族葬なのか一般葬なのか、これをきちんと見極められる“癖付け”を社内で浸透させるのが大事だと思っています。
岩﨑>では最後に、全国的にコロナの影響もあって経営が厳しくなり、中には廃業してしまっている葬儀社も出てきている状況ですが、この時代の中で葬儀社が強く生き延びていくためにはどのようなことを大事にしていくべきだと思われますか?
有坂>今回のコロナ禍によって、たとえば先週対応していたことが今週は違う対応を取らなくてはいけない、来週もそうかもしれない、という意識はこの1~2ヵ月月でかなり学び、改めて気づかされました。にも関わらず、葬儀業界が一番苦手としているところでもあると思います。
岩﨑>いかに変化に対応できるかということですね。
有坂>そうですね。もちろんそれは弊社も常に大事にしていることです。
岩﨑>本日はどうもありがとうございました。
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