『千年続く企業をサポートする前向き起業家応援団』として2019年10月に設立した株式会社鶴と学び。

新型コロナウイルスの影響で、予定していた東京でのマルシェも開催ができなくなったことを機に、マルシェをオンラインで開催。クラウドファンディングを活用したこのマルシェでは、7月17日(金)に目標金額50万円を達成した後、引き続きネクストゴールを設けて、8月7日(金)まで支援を募っています。

『茨城まごころオンラインマルシェ』クラウドファンディングページ：https://camp-fire.jp/projects/view/261762?list=watched

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前回に引き続き、今回もマルシェのプロジェクトメンバーで、WEB制作・ネットショップ販促支援を行うタケノウチツグミさんにプロジェクトの裏側について話を伺いました。

ーリアルではなくオンラインでのマルシェ開催。前回徳光千春さんにも伺いましたが、どんな苦労がありましたか？

前回徳光さんがおっしゃったように、今回のイベントは『オンラインマルシェ』という未知の領域への挑戦でした。耳馴染みのない言葉に感じられる方もいるかと思いますが、わたしたちプロジェクトメンバーも手探りで進めていたことも多かったです。

特に、26店舗の出店者の方々がいらっしゃって最終的に47個の商品（リターン品）が掲載されているのですが、従来のクラウドファンディングのプロジェクトページだと、商品（リターン品）が多くなるとページ自体がわかりにくく、閲覧者の離脱率が増えるという懸念がありました。普通のクラウドファンディングのように自社の製品だけを取り扱うような形態ではなかったので、なおさら見せ方に悩んでいたと思います。

そこで考えたのが、「出店者や商品をクラウドファンディングのページ内だけでなく、別サイトにまとめたらどうかな？」ということ。

ランディングページという位置付けで、クラウドファンディングとは別にウェブページを公開しました。

ークラウドファンディングのための別サイトというのはどういったものですか？

インターネット上で商品を売るという体系に変わりはなくても、単なるネットショップではなく、あくまでも“マルシェ”としてありたいという想いがプロジェクトメンバーの中にありました。

別サイトでは、架空の「つるまなタウン」を舞台に、マルシェを開催しているような作りにしました。対面でお話はできなくても、お客さまにお店の方々の顔や雰囲気が少しでも伝わるよう、出店者の方々には、商品紹介の動画を撮っていただきました。アイコンをクリックすると動画が再生される仕組みになっています。

また、構想の初期では、全ての出店者の方々を縦並びに1ページで紹介する予定でしたが、並び順でお客さまの目に留まるか留まらないかの差異が出てしまうのではないかという懸念から、職種のジャンルでカテゴライズしてタグで切り替えができるようにするという案が生まれました。ここも、まるで実在する街のように1丁目、2丁目、3丁目、とカテゴライズをしているところがわたしたちのちょっとしたこだわりです。笑

ー「つるまなタウン」を公開してみて、どんな反響がありましたか？

クラウドファンディングが始まってから少し日数が経ったあとに公開したのですが、ちょうど時期的にはプロジェクトの期間の中間あたりだったので、プロジェクトの流れを変えるひとつのエッセンスにしたいと思っていました。実際にページ公開から、クラウドファンディングのページへの流入もありました。

出店者のみなさまからは、「かわいい！」というあたたかいお声をいただけて、「わたしは○丁目に載っています！」とご自身のSNSでリンクを貼ってくださる方もいらっしゃいました。

今回の一番の目的は、出店者や商品を効果的にユーザーの目にとめてもらえるように、わかりやすく紹介するということでしたが、出店者の方々にPR用に使って頂けたのはとても嬉しかったです。

クラウドファンディングは8月7日までで終了になりますが、この「つるまなタウン」はその後も運用し続ける予定です。現在、各出店者の商品をクリックするとクラウドファンディングに移動するようリンクづけしていますが、今後は各出店者の個人のWEBサイトなどのボタンに切り替えて、また、この「つるまなタウン」が残り続けることで、どこかで出店してくださった皆さまやページを見てくださった皆さま、クラウドファンディングにご支援くださった皆さまに元気を届けたり、お力になることができたら嬉しいです。

『つるまなタウン』はコチラ↓

https://tsurutomanabi.com/tsurumana_town/

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