茨城県つくば市で、起業や副業で「夢」を実現させたい方のお手伝いをしていく経営コンサルティング会社の鶴と学び。

当社は、コロナ過で失われた対面式の中小企業のテストマーケティング会を非対面で開催できないかと考え、2023年4月より「買ってみっぺよ®つくば」テストマーケティング自動販売機サービスを開始しました。

このストーリーでは、当社の自販機を利用したテストマーケティングへの想いと取り組み内容についてお届けします。

地域愛から生まれた新しいテストマーケティング。創業時の想いを形に

「買ってみっぺよ つくばテストマーケティング自販機」はどのような発想で作られたのですか？

吉村：中小企業商品のテストマーケティングの自販機サービスのきっかけは、私がもともと商工会職員で、地域産業を応援したいと2019年10月に会社を設立しました。しかし、直後のコロナ過でイベントPRやリアルのテストマーケティング会を都内で開催することを目標としていたのですが、自粛となり開催できませんでした。

その後、オンラインセミナーやクラウドファンディング等で企業支援をしていたのですが、本来の創業目的を達成したいと考えるようになりました。

非対面の自販機ならリサーチを兼ねた商品販売が可能だと思い付き、2023年4月に茨城県のつくばセンター広場に「買ってみっぺよ®つくば テストマーケティング自販機」を設置致しました。

設置の際には、なかなか見かけることのない当サービスのコンセプトをうまく伝えられず、場所選びに苦労しましたが、市役所の職員さんや現在設置している、つくばまちなかデザインさんやさまざまな企業さんにご協力いただいて、このような素晴らしい場所に設置できました。

地元・つくば市への賛同と恩返し。SDGs配慮商品を展開

商品はどのようなコンセプトで揃えたのですか？

吉村：設置場所のつくばセンター広場はつくば駅の利用者やイベント等で多くの人が行きかう場所です。つくば市はSDGsに力を入れており、当社もつくばSDGsパートナーズ登録団体として活動しております。そこで地元への恩返しの意味も込めてSDGs配慮商品を自販機に出品することにしました。

地球環境や平等な社会に配慮した製品づくりをしている地元企業さんにお声がけをして「SDGｓ配慮商品を紹介」というコンセプトで商品を揃えました。

お客様の声を未来へ活かす。商品記載のQRコードでアンケートを回収

自販機でどのようにテストマーケティングを行っているのですか？

吉村：アンケートを回収して今後の商品開発に活かしています。

各商品にはテストマーケティング用のQRコードを張り付け、お客さまのアンケートをもとに中小企業の方々が商品開発に活かせる仕組みとなっております。

アンケートの回収率を高めるために、毎月抽選で1名様にプレゼント企画を開催しています。ここだけの話、アンケートのプレゼント企画ではとても良い商品をお送りさせていただいております。もっとたくさんの方にアンケートにご協力頂けるとうれしいです。

少しずつ広がる「買ってみっぺよ®つくば」自販機への反響。メディアからの応援も

第5期（4月～8月）の「買ってみっぺよ」つくば自販機の反響は如何でしたか？

吉村：福祉事業所で製品を製造されている横田農場さんの米粉のパンケーキミックスがSNSで見かけるハワイで人気のパンケーキと同じ色でかわいいと、とても人気でした。

また、今回は母の日や父の日などのイベントがあったため、アクア・ブルームさんからギフト特集にしたらどうか？とのご提案を頂き、初めてのプリザーブドフラワーを、さらに、無形文化遺産でもある西ノ内紙 紙のさとさんの和紙のお花を販売致しました。発表会や記念日のプチギフトにとても便利だとご感想を頂いております。

また、守谷市・徳之島の2拠点サロンのおぼらだぁにさんから、フェムテック製品のご提案があり、こちらも関心度が高くすぐに完売いたしました。

茨城県のコミュニティーラジオ、FM84.2MHzラヂオつくば「Wh＠t Tsukuba」月曜担当のあっちゃんこと赤羽敦子さんの番組では、当社「買ってみっぺよ®つくば」自販機の取り組みをいつも応援頂き、ラジオを通して情報発信のサポートをして頂いております。

「買ってみっぺよ®つくば」自販機テストマーケティング事業は、今年度2年目でまだまだ認知度は低いかもしれませんが、ご利用してくださる皆さんや企業さん、関係者の皆さんからのご提案やご協力を頂きながら、みなさんと一緒ににサービスを作り上げるという一体感がより高まってきたと感じております。

「買ってみっぺよ®つくば」で見つかる、心温まる商品たち

これから開始の第6期（9月～12月）はどのような商品が販売されますか？

吉村：だんだん年末に向けてイベントが増えてくる時期になります。手土産やちょっとしたプチギフトにとってもかわいい魅力的な商品がいっぱいあります。

また、商品を製造している企業のオーナーさんがとても素敵な方々なので、この機会に知っていただき、店舗にも直接会いに行っていただけるとうれしいです。

■守谷市 おかしのおうちfancy youさん アイシングクッキーと焼き菓子セット

■守谷市 Knot COFFEEさん ドリップバックコーヒーと焼き菓子のプチギフトセット＆　　　【デカフェ】ドリップバックコーヒー＆焼き菓子のプチギフトセット

■つくば市 筑波山のお土産屋 神橋亭さん　みよこの七味ノーマル ＆ みよこの七味香バージョン

■常陸大宮市 西ノ内和紙 紙のさとさん 和紙小物＆和紙十二支飾り（巳）

■コラボ商品 まちづくり美浦さん　美浦村安中いちごサイダー

■コラボ商品 つくばSweetsさん　つくば開運クッキー缶

※コラボ商品はつくば青い羽根基金対象商品

おかしのおうちfancy you 髙橋七星さん　

「かわいくておいしい」心トキメクあまいものを。可愛いものが好き！という気持ちをLOVEよりもかわいらしい表現でFancy you という名前に込めました。

Knot COFFEE 渡部光子さん

「コーヒーで日常に彩りを。」スペシャルティコーヒーとヒトやモノを繋ぐ、結び目（Knot）になりたい。スペシャルティコーヒーは「飲んだ人が美味しいと感じるコーヒー」であるために、種子からカップに至るまで、多くの人たちの手にかけられ、適切に管理されながら、あなたのもとへ届くコーヒーです。

筑波山のお土産屋 神橋亭　渡邉由美さん

2024年10月にリニューアルオープンの神橋亭、福来みかんの各種ドリンクもテイクアウトできるようになります。みよこの七味で使用している自家製の陳皮には、筑波山中腹のミカン畑で栽培した福来れみかんを使用。独自製法により香りを最大限引き出して作っています。

西ノ内和紙　紙のさと　菊池ちあきさん

2024年8月にリニューアルオープン。上質な「那須楮」と、奥久慈の清らかな水により漉出される西ノ内和紙は、全て手作りにこだわっています。和紙の柔らかな風合いや素材感を身近に感じていただける商品を展開しています。大人気の和紙十二支飾り（巳）が登場します。

（※菊池ちあきさん写真左）

つくばから世界へ。困難の中で頑張る地元企業を応援したい

このテストマーケティング自販機を通じて伝えたいことは？

吉村：「買ってみっぺよ®つくば」というネーミングは、地元茨城県民にとって親しみのある言葉だと思います。この名前には、中小企業の商品が地元つくばで愛され、応援されるような商品に成長してほしいという願いを込めました。

原材料の高騰やエネルギーコストの増加で中小企業の皆さんは頑張っておられます。そのような困難の中で頑張っている地元企業さんの応援を、ぜひ一緒にしていただけたらうれしいです。

夢は大きく！つくばから世界へ！茨城県の企業の商品が羽ばたいていくことを期待しています。最後までお読み頂きありがとうございました。

買ってみっぺよ® つくば テストマーケティング自販機LP

https://kattemippeyo.tsurutomanabi.com/

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