老舗の化粧筆メーカーが挑んだ「世界に誇れるボディブラシ」

大阪府松原市で化粧筆を手掛けて90年の老舗 村岸産業㈱から、2020年に登場した熊野筆のボディブラシ。顧客の声をもとに改善と試作を繰り返し、さらに気持ちよく全身に使いやすくなった新型の「熊野筆 ROTUNDA®(ロタンダ) 2way ボディブラシ」を 応援購入サービス Makuake（マクアケ）にて先行販売しています。

シリーズ累計で19,000個の販売実績を元に、製品開発に着手しおよそ2年。皆様から寄せられたお声を受けとめ全体の設計を見直すことで、気持ちよさと使いやすさをさらにアップデートした新製品が完成しました。

化粧小物問屋から始まり創業90余年。私たち村岸産業株式会社のものづくりは1924年、歌舞伎役者が使うような舞台化粧筆から始まりました。以来、高い品質の筆を皆様にお届けし、今日まで信頼を頂いてきたという歴史があります。

ROTUNDA®シリーズは、熊野筆の良さをもっと多くの人に知っていただきたいという思いから、スタートしたブランドです。

すべての人に気持ちの良いスキンケアやバスタイムの体験をお届けしたい。その思いを込めて、性別を限定せず、誰でも使いやすいシンプルなカラーリングとデザインに仕上がっています。

顧客の声を集めて、1から見直しました

2020年のボディブラシがおかげさまで多くの皆様に応援購入いただき、続く洗顔筆も大好評をいただくことができました。

第1回、第2回 Makuakeプロジェクトの応援購入を元に今回、第3弾として新しいボディブラシのプロジェクトがスタート。

ご愛用いただいている皆様から「もっとこうしてほしい」というお声も頂いていました。

最初に取り組んだのは、ブラシの形。一度に洗える面積を増やし、短い時間で効率的に洗えるようにサイズを大きくする方向で検討しました。

従来の丸型を2つ並べてくっつけてみたり、ぐっと大きくしてみたり、一部の毛だけ長くしてみたり…

実際に使いながら、気持ちよさだけではなく、ブラシ部分の水切れの良さなどの使い勝手も含めて最適な形を研究していきました。

「熊野筆 ROTUNDA® 2way ボディブラシ」は、熊野筆としては例がないくらい大ぶりなサイズのため、型を分割して製作する方法がとられました。

非常に手間がかかるものの、見た目も美しく効率的に製作できるよう独自に設計されたものです。

根本までしっかりと接着剤を浸透させ毛の一本一本を固定。およそ根元1cmくらいまで丈夫に固定されているから、使用後にしっかりと毛を開いて洗っても問題ないのです。

ハンドルの形状は、ご意見を頂いた改善点のひとつ。

握力の弱い方もしっかり握れてコントロールしやすいよう、カーブが背中にフィットする形状にすべく、3Dプリンターを駆使しながらモデルを制作。

ブラシの角度など細部に至るまで微調整を繰り返し、様々なパターンを検討しました。

着脱する機構の設計も、ねじるように着脱するものなど複数パターンを検討。

濡れた手でも操作しやすいよう、差し込んで、スイッチを押しながら引き抜く方式がベストという結論に至ったのです。

今回のボディブラシの軸は、樹脂で作られる複雑な形状。

樹脂の成型に使われる金型は、それ自体を作るのに多くの時間と手間と費用がかかります。

第1回、第2回のMakuakeプロジェクトでの皆様の応援購入が励みとなり、今回大きなチャレンジに踏み切ることができたのです。

およそ90年にわたり信頼を頂いてきた村岸産業ですが、今回のようにお客様からお声を頂き、デザインから検討を重ね、モデルを作ってみては検討を繰り返すというものづくりは初めての試みです。

ここまでボディブラシにこだわっているのは、私達くらいかもしれません。納得のいく、世界に誇れるボディブラシができたと自負しています。

熊野筆だからできた肌あたり

古くより広島でつくられる伝統工芸、熊野筆の技術で作られたボディブラシ。その極上の肌あたりの秘密は、切らない毛先にあります。

ブラシの中には、植毛したあとに毛先を切りそろえることによって表面を整えられたものもあります。しかし、ぱつんと切られた断面はチクチクとした肌あたりになってしまうのです。

一方で熊野筆は毛先をカットせず、毛の先細り形状を生かせる技術があるため、とてもやわらかでなめらかに滑る肌あたりを実現しています。

手間と時間を惜しみなく一つずつ丁寧に、熟練の職人によって手仕事でつくられているのです。

「熊野筆 ROTUNDA® 2way ボディブラシ」は、筆作りの職人が厳選する、気持ちよさと使いやすさを考えた良質な毛を使用。

使い勝手の良いPBTとウェーブ状の山羊毛を最適な比率で混毛することで、優れた泡立ちと肌あたりを実現しながらも耐久性をもつブラシに仕上がっています。

ハンドルが着脱可能で全身くまなく洗いやすい

「熊野筆 ROTUNDA® 2way ボディブラシ」はハンドルが着脱式になり、背中も足先も、全身これ一つで洗えるようになりました。

ハンドルを装着するときはカチッと差し込むだけ。指で着脱部分を押しながら引けば、スッと取り外すことができます。

力を込めずにカンタンに、確実に着脱できる設計になっています。

ハンドル部分を外して使えば、首からデコルテ、足先の細かなところまでくまなく洗うことができます。やわらかいブラシが足の指一本一本の隙間まで洗い上げてくれます。

ブラシ部分は楕円形で手に馴染み握りやすいデザインに。しっかりとフィットして握りやすく、ブラシの先までコントロールしやすい形に。

年齢とともに気になってくるニオイ対策として。

耳の裏や襟足もすみずみまでしっかり洗うことで、加齢臭ケアとしてもおすすめです。

背中を洗うときは、パッとハンドルを取り付けて。

お客様の声を形にして、ハンドルはしっかりと握りやすいデザインに。背中の曲線にそったカーブ形状だから、隅々までラクに洗うことができます。

お肌に直接触れるものだから衛生面にも配慮して。

「熊野筆 ROTUNDA® 2way ボディブラシ」は、前回のボディブラシで頂いたお声を受けて、衛生面にも配慮し、細かなところまで設計を見直しました。

PBTは比較的水に強くカビが発生しにくい素材で、天然毛100％のブラシと比べて早く乾きます。樹脂部分は抗菌処理を施しました。

ブラシ部分には水抜き穴も設け、つりさげて収納した際も水分が抜けやすくなりました。

正しいケアで、長くお使いいただけます。

使用後は正しくお手入れすれば、長くご愛用いただけます。

まずはブラシの毛を指でかき分けながら流水で流し、石鹸をしっかり落とします。

キュッと水気を絞ったら、真ん中をタオルで強めに押さえて水分を吸わせます。

あとは掛けて収納するか、ブラシを下にして風通しのいい場所で自然乾燥させればOK。

使い始めは、山羊毛のにおいが気になりますが、使い続けることで徐々におさまっていきます。

2種類のブラシが選べます

新しい「熊野筆 ROTUNDA® 2way ボディブラシ」は、洗い心地にもこだわりました。使う人の好みに合うように「ふんわりタッチ」と「しっかりタッチ」という毛の硬さが選べる2つのタイプをご用意。

「ふんわりタッチ」は、ブラシの摩擦を感じさせないほどフワフワの肌ざわり。

毛の量は、前回のボディブラシの約15万本よりもさらに増量。贅沢に、倍近い26万本になりました。

違いは毛の量だけではありません。毛の種類は、太さが異なるPBT（人工毛）２種類と、山羊毛という3種類の毛を贅沢に使用。PBTの太さは従来と同じく0.1mmに加え、さらに細い0.07mmを使用することで、より一層気持ちのいい洗い心地を楽しむことができます。

さらに山羊毛と0.07mmのPBTを長くし、2段にすることでよりやわらかなタッチを実現しているのです。これまで以上に摩擦を感じることなく、なで洗うだけで、すっきりと気持ちよく汚れを落とすことができます。ふんわりタッチより、「もっとしっかりとした洗い心地がほしい」という方向けに「しっかりタッチ」を開発しました。

「しっかりタッチ」は、従来よりも1.5倍太くしたPBT毛を使用。

さらに毛丈を短めに抑えることで、ふんわりタッチよりもしっかりとしたコシのあるブラシができました。肌への優しいタッチは保ちつつ、多少力をこめて洗っても手応えのある洗い心地を実感していただけます。

創業90余年 村岸産業株式会社が手掛ける シリーズ累計販売数19,000個を誇る「熊野筆ROTUNDA® (ロタンダ) シリーズ」の第3弾プロジェクト【2種類のブラシが選べる 着脱可能な『2way 熊野筆ボディブラシ』】は、2023年2月27日まで 応援購入サービス Makuake（マクアケ）にて先行発売を実施いたします。

プロジェクトページ：https://www.makuake.com/project/muragishi03/

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