「同人誌」は買い手側が印刷すればWin-Win?海外での需要は?「売り切れ」や「在庫リスク」はなくなる?

#同人誌  #印刷  #製本

2020年6月1日 09時07分 NijiGEN株式会社

「本」と「電子書籍」の関係は、「CD」と「音楽データ」の関係によく似ていると思う。

音楽と書籍はどちらも、物資 > データ > サブスク の順に進化?を遂げてきました。

実際の生物で例えると、金魚 > シー〇ン? > 分からん!!!

失礼しました。

つまり、何を申したいかと申しますと?、進化の道は進化以外にあっていもいんじゃないかと、哺乳類から魚類のようなイルカやクジラが生まれたように、物質 > データ > Neo物質、それも一つの進化の形なのではないかと思うわけです。


読み放題、聞き放題が当たり前の時代に、物質的価値なんて時代遅れだと言われるかもしれませんが、たとえ著作権が切れて電子書籍として読み放題だったとしても、音源が流出してYouTubeで聴き放題だったとしても、芥川龍之介全集や、ゴールデンボンバーのインディーズ時代のアルバムには、それぞれ物質としての価値が宿っていると思うのです。

好きな「本」や「CD」を、本棚に並べたり飾ったりしてニヤニヤすることに、「所有する」という価値があるのです。



ではタイトルにもあるとおり、「本」のデータを読み放題で提供するのではなく、「本」として具現化する行為である製本の、特に「同人誌」のこれからについて、割と深めに考えてみたいと思います。


1. 「製本」は「在庫リスク」を伴う


また何を当たり前なことをと仰られるかもしれませんが、「電子書籍」には「在庫リスク」がありません。

サーバーがダウンでもしない限り「需要」=「供給」ですが、データが流出してしまうと「電子書籍」はその価値を大きく毀損します。

そして「本」としての「同人誌」の場合は、「需要」を予測して製本を行う必要があります。

この予測を誤ると、ファンの方に残念な思いをさせてしまったり、部屋がダンボール箱で埋め尽くされたり、特に後者は精神的にくるものがあります。

これは、「同人誌」を製本する際に考慮すべき最大のリスクです。

しかしこのリスク、特に「同人誌」において、本当に作り手側が負う必要があるのでしょうか?



2. 買い手が「製本」を行うようになれば、「売り切れ」も「在庫リスク」もなくなる


想像してみてください。

どんなマニアックな内容でも、今までに製本されてきたすべての「同人誌」が、欲しいときにいつでも手に入る世界を、どんなマニアックな内容でも、好きなだけ「同人誌」を制作することが出来、在庫に悩まされることも売り切れることもなく、いつでも頒布が出来る世界を。

なんだかニヤニヤしてきませんか?

しかし、それは我々が既に利用出来るサービス、「ブロードバンド」と「家庭用プリンター」、もしくは「オンデマンド印刷サービス」があれば実現可能なのです。


もちろんすべての「本」にとって、それが最善ではありません。

ページ数の多い本、装丁に凝った本、これは「家庭用プリンター」や「オンデマンド印刷」では完全に再現することは出来ません。

また本の発行部数が多い場合も、「オフセット印刷」の方が1冊1冊の値段を下げられます。

しかし、逆にそうではない本の場合は、買い手側が「家庭用プリンター」か「オンデマンド印刷」で印刷を行った方がメリットが大きいのです。


この「家庭用プリンター」で印刷された「同人誌」は「コピー本」と呼ばれ、買い手が本を購入してから印刷・製本されるサービスは「POD」(プリントオンデマンド)と呼ばれています。

「POD」はニッチな本を売っているニッチなサービスというイメージですが、元々エッチニッチな本であり、ページ数が比較的少なく、特殊な装丁があまり施されない、「同人誌」との相性は抜群なのです。

そして、その「同人誌」を、売り手ではなく買い手が印刷することのメリットとデメリットは、それぞれ以下のとおりです。


・メリット

「売り切れ」や「在庫リスク」という概念がなくなる。

「同人誌」の場合は、特定のイベント会場で頒布され、予め「製本」された在庫がなくなれば「売り切れ」となり、一部は通販サイトで購入出来る場合がありますが、それも「売り切れ」となった場合、基本的に再販されることはありません。

また予め「製本」された在庫が頒布しきれなかった場合、精神的にかなりやられてしまいます。


しかし、買い手側が「コピー本」を製本する場合や「POD」を利用する場合は、「製本用データ」から必要に応じて印刷・製本が行われるため、その「製本用データ」に僅かでも「需要」がある限り、製本される可能性を有したまま「製本用データ」は存在し続けることが可能です。

それにより、買い手は通販サイトなどで売り切れてしまった「同人誌」を、ネットオークションで探す必要がなくなり、転売ヤーを撲滅出来るのです。


そして、売り手ではなく買い手側が「POD」を利用するようになれば、印刷会社は多くの個人顧客と接点を持ち、個人向けサービスを充実させて消費を呼び起こせる可能性があります。

また、気軽に「本」を制作出来るという状況は、創作活動をより我々の身近なものにし、多くのクリエイターが活躍する環境を作り出せるかもしれません。


・デメリット

ほぼありません。

しいて挙げるなら、まとまった冊数の頒布が見込めるの作品は、単価とクオリティーの観点から、売り手側が「オフセット印刷」と「製本」を行った方が、買い手にとってメリットがより大きいということです。

また、イベント会場で「同人誌」を頒布する場合は、予め「製本」された状態の「本」がなければ、買い手を困惑させてしまうかもしれません。


つまり、即売会などのイベント会場で「同人誌」を頒布する場合、もしくは通販でもまとまった冊数の頒布が見込める場合以外は、買い手側が「コピー本」を印刷する、もしくは「POD」サービスを利用した方が、「同人誌」の売り手買い手双方にとってメリットが大きいのです。


またイベント会場においても、「売り切れ」=「頒布終了」ではなく「コピー本」の「印刷用データ」を頒布したり、新刊は製本した状態で用意し、既刊は「POD」を案内するなど、従来の頒布方法と組み合わせることで、より多くの方に作品を届けることが出来ます。

しかし、わざわざ自分で印刷してまで「同人誌」が欲しい!という「需要」はあるのでしょうか?



3. 「同人誌」の海外での「需要」は?


本来は「需要」など考えずに作りたいから作るのが「同人誌」なのですが、実際のところ「同人誌」の「需要」はどのぐらいあって、どこでどうやって頒布すれば、より多くの人の手に取ってもらえるのでしょうか?

今回もsimilarweb.comのPV数から、本来の「需要」を試算してみます。


まず世界3大「同人誌」アップロードサイト、nhentai.net、e-hentai.org、hitomi.laの月間PV数の合計が1億7400万PV/月となっています。

このうち日本国内からのアクセス率はnhentai.netが15.99%、e-hentai.orgが24.15%、hitomi.laが24.18%となっており、いずれのサイトも英語サイトですが、国別のアクセス数では日本が1位です。


そして上記サイトの日本からのアクセスのみ抽出すると、それぞれ1729万、855万、737万となり、合計3321PV/月となります。

つまり、残りの1億4079万PV/月は日本以外からのアクセスです。


そして、日本国内の大手「同人誌」通販サイト2社のPV数とアクセス比率は、それぞれ773万PV(うち国内アクセス率81.93%)、587万PV(うち国内アクセス率81.80%)となっています。

また、両サイトとも日本語サイトで、海外向けサービスをほぼ行っていないにも関わらず、海外からのアクセス率は高い傾向にあります。

比較対象として、楽天市場の国内アクセス率は97.91%です。


上記2サイトの国内からのPV数を抽出すると、それぞれ約633PVと約480万PV、合計1113万PVとなっており、「同人誌」アップロードサイトの国内PV数約3321万PVと比較すると、比率はアップロードサイトを1とした場合、通販サイトは0.335となります。

つまり日本では、「同人誌」がアップロードサイトで閲覧出来る状態であっても、アップロードサイトを訪れるユーザー数の約1/3のユーザーが、「本」としての「同人誌」を購入するために、通販サイトを訪れているということが分かります。


では仮に海外にも日本国内と同じように、「同人誌」を購入出来きる英語サイトがあった場合、「本」としての「同人誌」は、どの程度「需要」があるのでしょうか?

まず「同人誌」アップロードサイトを訪れる海外ユーザーは約1億4079万PV/月、そして「同人誌」を購入出来る英語サイトが存在した場合、そのPV数は1億4079万×0.335=約4716万PV/月となり、日本国内の通販サイトのPV数1113万PV/月と比較すると、海外のPVは国内の4.237倍、サイトを訪れたユーザーのコンバージョン率が同じだった場合、本来の「本」としての「同人誌」の「需要」に対し、実際はの「同人誌」は1/5以下しか「供給」されていないということが分かります。

仮にある「同人誌」が通販サイトを通じて100冊「供給」されたとして、本来は500冊以上の「需要」があったということです。


しかし、海外で「本」としての「同人誌」を頒布するのは、様々な要因から困難です。

もし方法があるとしたら、買い手側が「コピー本」を印刷・製本する、以下のような方法です。


そしてサイトが「英語対応」であること。

そうです!「NijiGEN Portal」https://nijigenportal.comです!



4. 海外向けに「製本用データ」を頒布してみよう!


弊社ECサイト「NijiGEN Portal」https://nijigenportal.comは、2020/6/1よりサービスを開始致しました。

現在は「コピー本」印刷サービスのみですが、「POD」サービスも近日中に導入予定です。


実際のところ、「NijiGEN Portal」の買い手側が「コピー本」を印刷・製本するサービスが、海外市場にどの程度受け入れられるかは分かりません。

しかし、「同人誌」の本来の「需要」は現在の5倍以上あるのです!

クリエイターの皆様!皆様の作品の本来の「需要」を、一緒に確かめてみませんか?


そして「セキュリティー」に関して、「NijiGEN Portal」では「製本用データ」として頒布するPDFファイルに、編集不可のプロテクトや表示期限が設定されています。

表示期限を過ぎたファイルは再表示出来ないため、安心して作品を頒布いただけます。


また、クリエイターの皆様の創作活動を支援するため、還元率を一律75%にUPするキャンペーンも行っています!


詳しいサービス内容は下記プレスリリースをご確認ください。

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クリエイターの皆様の作品登録を、心の底からお待ちしています!


弊社のその他のストーリーも、下記にリンクを張りましたので、ご興味がございましたら、是非ご覧になってください。


・ノートを買う時代の終わり。表紙と中身を選んで作るマイノート、古塔つみさんのイラストで作ってみた。

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・漫画村は閉鎖されても、なぜ「同人誌」は違法アップロードされ続けるのか?その被害額は?改善方法は?

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・漫画は「児童ポルノ」なのか?誰かの"普通"が創作を侵食する。子どもたちを性的搾取から救う方法は?

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・「イラスト」のデータは"安全に"販売可能か?注文→即印刷!好きな「イラスト」を"今すぐ"飾りたい!

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