地域産業と地域医療の発展へ人生を捧げる
2021年9月13日 13時32分 株式会社結城事務所
トップセールスマンから一起業家への転身
(株)結城事務所は経営コンサルティング会社として、2020年6月に仙台にて創業した。
代表取締役の結城孝氏は、元々大手保険会社のトップセールスマンだったが、それまでの安定した収入を捨て、コロナ禍真っ只中に一起業家へ転身した。
当時を振り返っても、起業することへの不安や迷いは一切なかったという。
苦難を余儀なくされる地方中小企業を目にし起業を決意
前職時代から仕事を通して中小企業の経営者と知り合う機会が多かった結城氏。そこで目の当たりにしたのは、地域を支えるはずの中小企業が、人材不足に陥り苦しい経営を余儀なくされている姿だった。東日本大震災という苦難を乗り越え、今度は新型コロナウイルスの脅威にさらされた中小企業を目の前に、「自分はこのまま大企業に勤め一生を終えていいのだろうか、今こそ地域を支えてきてくれた企業に恩返しする機会なのではないか」と考え、会社を立ち上げたという。
地方にこそ専門家集団を
地方の中小企業に共通するのは、圧倒的な人材不足と情報不足だったと結城氏は語る。間違った情報に流され経営がうまくいっていない状況も多く、地方にこそ本物の専門家集団によるサポートが必要だと考えた結城氏は、地域に根差した経営コンサルティング会社を創業した。
地域産業と地域医療、その発展に人生を捧げる
結城氏は、この企業にあの人材がいれば、あの情報があれば変われるのにという歯痒い気持ちを、自らが支援することで解決することに全力を注ごうと決意したという。地方の中小企業が良くなれば、必然的に地方も良くなると確信していることも、大きな決断をする後押しになったという。地域に育てられた一人として、結城氏は残りの人生を、地域産業と地域医療、その発展に寄与することに捧げる。
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