また、この型はSaaS(Software as a Service)のビジネスにも同様に当てはまります。型③の説明でも触れた通り、SaaSの本質は業務効率化ではなく、企業内オペレーションや企業間取引のデータ化であるため、収集したデータを基にユーザー体験を向上したり、新たにファイナンスサービスを提供したりすることができるという点で、「データ・アグリゲーション」の典型例と言えます。
また、SDGs(Sustainable Development Goals)やCSV(Creating Shared Value)に対する地球規模での意識の高まりによって、時代の要請としての消費型経済から循環型経済へのシフトが起こり始めています。これにより、モノや時間、空間の利用効率の最大化や、あらゆる経済活動の生産→消費→廃棄というそれぞれのステップにおける、資源を循環させる方向性でのアップデートがより強く求められてくると考えています。