目的は、ただ一つ。

シングルマザーの貧困問題を解決し、子どもへの貧困の連鎖を断ち切る。

そのためには、必要な支援をすべて「先に」提供することが必要不可欠だと結論付けた。

必要な支援とは何か。それは、

・給付金を得ながら、生活の心配をすることなくチャレンジできる

・在宅で稼げるWebスキルを、短期間で習得できる無料コンテンツの提供

・伴走するメンターが、学習への不安やストレス、育児の悩みまでサポート

・営業支援、案件紹介、営業同行から納品対応までサポート

・オンラインコミュニティ形成による、一人で頑張らなくていい環境の構築

である。

これが実現してはじめて、この根深い問題を解決するための糸口が出来上がる。

このストーリーでは、シングルマザーの貧困問題解決に挑む「ASAKO」について紹介する。

Webスキルを身につけたいシングルマザーの前に立ちはだかる、費用や時間的制約の壁

日本のシングルマザー貧困問題の現状において、働きたいけど働けないという根本的な問題がある。子どもが小さいがゆえに正社員として採用されず、生活のために複数のパートを掛け持ちせざるを得ない。

大切な子どもを守りたいから一生懸命なのにも関わらず、疲弊し、つらい想いをしているシングルマザーが圧倒的に多い。

この根深い社会問題を解決するために必要なのは、在宅で稼げるWebスキルを身に付け、子どものそばで働ける環境づくりが必要不可欠。しかしそのためには、高額な受講料を支払い、生活のための仕事をし、育児をしながら学んでいく必要がある。

シングルマザーに求められている「先に」支援を提供する仕組み

一般的にWebスキルを学ぶためには、高額な教材しか存在しない。シングルマザーが生活費を稼ぎながら時間とお金を工面し、受講することは非常に困難である。そのため、時代に即したスキルを身に付けることができず低賃金・長時間労働の悪循環に陥っているシングルマザーが多い。

併せて、シングルマザーを支援する団体ですら、高額な受講料を「事前に」徴収し、収益を上げている。貧困状態にあるシングルマザーにより大きな負担を強いること、稼げなかったとしてもそれは本人の責任とするビジネスモデルには、嫌気がさした。

だからこそ、必要な支援はすべて「先に」提供することが必要不可欠。稼げるようになって初めて、稼いだ売上から少しずつ学費を返してもらえばいい。そのための支援を惜しまず徹底的に行うことで、学習した後にしっかりと稼ぐことができるようになり、貧困状態から脱却し、大切な子どもと過ごし豊かに暮らせるゆとりを得ることができる。

そこまで引き上げることができて初めて、この問題は解決できる。だからこそ、収益を「先に」上げるのはもってのほかだという結論とともに、やり切って見せるという覚悟を決めた。

ASAKOの仕組みは、そんな強い想いから作られた。

もし仮に稼ぐことができなかったとしても、そこまで引き上げることができなかったのは「支援を提供する側の責任」だと捉え、必要な支援にかかった費用はすべて弊社が負う。

支援で得た収益は、次の支援へ繋げていく。

ASAKOを通して得ることのできた収益は、新たなシングルマザーの受け入れ資金として使っていく。１人でも多くのシングルマザーが、給付金を得ながら安心して学び、豊かな生活を送ることができるために。

スポンサー企業の募集も開始し、案件の発注を通して、ASAKOを受講しているシングルマザーの方へ支援をお願いしている。学んできたWebスキルを、案件という支援を受け取ることにより、仕事として返していく。そうして実績を積み、自信を重ね、安定して稼いでいくことのできるフリーランスとしての成長を応援してもらうために。

シングルマザー予備軍まで広げた、支援の拡大へ。

告知を進めていく中で、シングルマザー予備軍にある人たちにも高いニーズがあることを実感。当初、第１期はシングルマザーのみを受け入れ対象としていたが、新たにシングルマザー予備軍の受け入れ枠を第２期として同時に立ち上げ、2月1日より第１期及び第２期の同時開講を決めた。

結果、初期の受け入れ予定人数の20倍を超える受講希望者が集まり、受け入れ人数も当初予定の3倍まで増枠することに。

貧困に苦しむシングルマザーと、シングルマザー予備軍のため、Webスキルで稼げるまでの責任のすべてを弊社が負うことで、課題解決に挑んでいく。