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誰もが通ってきた経験。広報PR活動を始めたときの想いと期待|2024年公開まとめレポート~第4弾~

『PR TIMES MAGAZINE』では、多くの広報PRパーソンに取材をしてきました。2024年も延べ50名以上から伺ってきた「広報PR活動にかける想い」「広報PR活動において大切にしていること」は参考になる話ばかり。

2024年にインタビューでお話を伺った方々、PR TIMES主催のイベントやセミナーにご協力いただいた方々の記事をまとめてご紹介します。

第4弾となる本記事では、2024年10月後半から11月前半に公開した方々の記事を印象に残った一言とともにお届け。一度ご覧いただいた方も振り返ってご覧ください。

参考:第1弾「最前線で活躍するPRパーソンが語った「わたしにとっての広報PR」
参考:第2弾「事業を支える広報PR。価値を高めるためのひと工夫
参考:第3弾「表面的にしない。広報PRで本質に迫るためのアプローチ

※所属企業やプロフィール、取材内容は公開当時のものです

【Interview】試行錯誤して一つひとつ進める

日の出屋製菓産業株式会社 福澤さん・松邑さん

福澤 徳子さん

私たちは富山のローカル企業ですが、広報PRによってこんなに嬉しいエピソードがいくつも生まれたので、プレスリリースやSNS、ホームページなどで情報を発信することの重要性をすごく実感しています。

松邑 瑠菜さん

始めはプレスリリースについてすごく勉強しましたね。注目されている他社さまのプレスリリースを研究して、タイトルにはこういう要素を入れたらいいのか、リードはこう書けばいいのかなど、たくさん学ばせていただきました。最近は当初ほどみんなから添削が入ることはありませんが、このときに学んだことを踏まえて作成しています。

両備ホールディングス株式会社 平本 清志さん

岡山市内の交通手段の約60%が自動車で、バスはたったの2%しか使われていないんです。目標は、それを4%まで引き上げること。そのためにはこのバスの取り組みを広く知ってもらい、実際に乗っていただく必要があるので、プロモーションや広報PRの役割は欠かせません。これまでは「何をするか」を特に重視してきましたが、今後はさらに、「どう表現するか」をもっと考えないといけないと思っています。

株式会社鎌倉紅谷 山川 優海さん

弊社は直営店舗がいくつかありますが、SNSもそのひとつと捉えていて、お客さまが立ち寄りやすい場所、のぞいてみたくなる場所、居心地のよい場所であればいいなと思いながら運用しています。

菅公学生服株式会社 柄川 麻紀さん

3社合同の企画ですが、プレスリリースは「3社それぞれの想いや目的があるので、無理に合わせなくてもいいよね」と、それぞれで作成し配信することにしたんです。各社の紹介をするところではそれぞれの想いがきちんと伝わるように注意し、できたものを相互に確認するなど慎重に進めました。

喫茶室 山脈(株式会社SANMYAKU) 小木曽 米利子さん

私たちが大切にしているのは、プレスリリースを読んだお客さまが「商品を買ってみたい」「山脈に行ってみたい」「そういえば最近行ってなかった」と想起していただくこと。そのきっかけをつくるためにも新商品や限定商品を生み出し、新しいニュースとしてプレスリリースを配信しています。

株式会社カラリト 丹羽さん・原野さん

丹羽 夏海さん

はじめの頃は、プレスリリースをどうやって書けばよいのかすごく悩んだんですよ。企業が出す文書としてカッチリ書いたほうがいいかなと思いつつ、難しいなと感じていて。「カラリト“らしさ”」を出すにはどうしたらよいのか、(代表の)平﨑と一緒に考え、地域とのつながりやふるさと感、情緒性を大切に、「情景が思い浮かぶ」プレスリリースにしたいと思うようになりました。

カラリト五島列島 支配人 原野 秀敏さん

ゲストに温かさを感じていただけるような商品やサービスを考えることもそうですし、「カラリト五島列島」をゲストだけでなく地域の方をはじめ、あらゆる方々が集まれる場所にしていく。そのうえで、さまざまな角度から五島列島の魅力を発信していきたいと思います。

さいごに:2024年公開まとめレポート~第4弾~

第4弾は、はじめてプレスリリースを書いたご経験など、誰もが通ってきた「始めたとき」の想い、そして広報PR活動に取り組むことへの期待がたくさんありました。ご自身のことを振り返る機会、当時のことを思い出す機会になったのではないでしょうか。

最後となる第5弾は、2024年11月後半以降に公開した記事を紹介していきます。

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この記事のライター

丸花 由加里

丸花 由加里

PR TIMES MAGAZINE編集長。2021年、PR TIMESに入社し、「PR TIMES MAGAZINE」、ご利用企業向けのコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」の企画・運営を行う。2009年に新卒入社した大手インターネットサービス運営会社では法人営業、営業マネージャーとして9年半、その後オウンドメディアの立ち上げに参画。Webコンテンツの企画や調査設計に携わる。メディアリレーションズを主とした広報を経て、現職。

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