Job総研による『2022年 年収実態調査』を実施 現年収に納得6割も男女差150万円超 半数超が賃上げに転職選択
〜 やりがいより年収重視派多数 目指す年収額は1,000万円以上が最多 〜
キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研(※1)』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、741人の社会人男女を対象に「2022年 年収実態調査」を実施しました。同調査は現在の平均年収額や納得度、また今年に入っての年収増減や自身のキャリアにおいて目指す年収額及び、その方法などについてそれぞれ属性別を含め調査しました。
【社会人の年収実態】
国税庁が公表した最新のデータによると、社会人の平均年収額の推移はわずかながら上昇傾向にあります。一方でウクライナ情勢をはじめ様々な影響を受け、世界的なインフラや円安による物価高騰の波が押し寄せ、日本国民の経済的な生活への影響も懸念されます。この情勢に生活していく上で必要な”収入”について岸田内閣が賃上げ政策を掲げる中、社会人の現在の収入事情はどのような実態なのでしょうか。
Job総研では社会人男女の平均年収額やその納得度、また今年に入っての年収増減や自身のキャリアにおいて目指す年収額及び、その方法などについて調査した「2022年 年収実態調査」を実施しました。
【調査概要】 調査対象者 :全国 / 男女 / 20~69歳 調査条件 :就業する社会人 経営者・役員・会社員・フリーランス 自営・アルバイト・パート含む 調査期間 :2022年4月7日~4月12日 サンプル数 :741人 |
【TOPICS】 ・全体の平均年収額は609.8万円で中央値は550万円 ・男女別の平均年収額では男性の方が156.2万円高く年代別では40代が最も高い ・全体の62.1%が現在の年収額に納得していると回答し、最も納得度が高いのは40代 ・全体の45.5%が今年に入って年収が上がったと回答 ・年収を上げる方法として52.4%が「転職」と回答し最多 |
【年収額と平均・中央値】
社会人の現在の年収額については、全体の22.0%が「300〜400万円未満」で最多になり、次いで「400〜500万円未満」が14.6%、「500〜600万円未満」が12.9%で上位3つの回答結果になりました。また200万円以下は8.0%で1,000万円以上は11.3%でした。
年収の平均額については、全体では609.8万円になり中央値は550万円の結果になりました。また、これを男女別で見ていくと、男性の平均額は701.5万円で女性が545.3万円の結果になり平均額では男性の方が156.2万円高い結果になりました。同様に年代別で見ると、20代の平均額は433.7万円、30代は636.2万円、40代は745.6万円、50代は711.5万円となり、平均額では40代が最も高い結果になりました。(それぞれの中央値については「2022年 年収実態調査 報告書(※2)」に記載していますのでご確認ください)
【現年収への納得感】
現在の年収に対しての納得感については「納得している」21.1%と「やや納得している」41.0%を合算した62.1%が納得派の回答をしました。納得派の回答を年代別に見ると、20代は58.2%、30代は62.9%、40代は67.7%、50代は59.5%とになり、現在の年収に対して40代が最も納得している回答結果になりました。
※詳細は別紙の「2022年 年収実態調査 報告書」をご参照ください(※2)
【年収の増減】
2022年1月からの年収の増減については、全体の45.5%が「増加した」と回答し、「変わらない」が36.8%、「減少した」は17.7%の結果になりました。
増額した理由については全体の40.1%が「人事評価」で最多回答になり、次いで多かったのが33.5%の「転職した」でした。
【賃上げの意欲】
2022年に入って「年収が減額した」「変わらない」と回答した方に、年収を上げたいと考えるかについて聞くと、91.2%が「上げたい」を回答し、上げるために考えていることで最多回答だったのが52.4%で「転職を検討」と回答し、次いで多かったのが「副業・複業を始める」44.0%、「投資を始める」34.4%で上位3つの回答結果でした。
※詳細は別紙の「2022年 年収実態調査 報告書」をご参照ください(※2)
【目指している年収額】
自身のキャリアの中で目指している年収額については、全体の21.6%が「1,000〜1,500万円未満」と最多回答で、次いで「500〜600万円未満」が12.0%、「400〜500万円未満」が10.5%で上位3つの回答結果になりました。年代別の最多回答では、20代は17.8%で「1000〜1500万円未満」、30代は23.8%で「1000〜1500万円未満」、40代は25.0%で「1000〜1500万円未満」、50代は14.5%で「400〜500万円未満」となり、目指す年収額については20〜40代の回答は同額で50代が最も低く回答しました。
【年収とやりがいどっち派】
仕事において年収とやりがいどちらを重視するかについては、全体の19.6%が「年収を重視」と回答し、「どちらかといえば年収を重視」が31.7%の回答で、合算した51.3%が年収重視派の結果になりました。やりがい重視派の回答は37.8%で、10.9%が「どちらともいえない」を回答しました。
※詳細は別紙の「2022年 年収実態調査 報告書」をご参照ください(※2)
【調査まとめ】
今回実施した「2022年 年収実態調査」では、社会情勢が影響した日本国民の経済的な生活への負担に対して、現状社会人が得ている年収額やその納得度などについて調査しましたが、全体的に納得感は高いものの、男女別では差額が顕著で、男性の平均年収額が大きく上回る結果になりました。
また、賃上げと転職は関わりが大きく、年収が上がった理由や、今後年収を上げていく方法として「転職」を選択した回答が多く見られました。現状の年収には納得感があるものの、約4割が目指す年収額を1,000万円以上と回答し、年収を上げるためにキャリア選択として転職を選ぶ傾向があることがわかりました。
ライボでは今後も就職・転職・働き方などに関連する様々な調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで個が活躍する社会の実現を目指してまいります。
【(※2)2022年 年収実態調査 報告書】
報告書では同調査の属性や回答結果をより詳細にご確認いただけます
https://job-q.me/articles/13498
【(※1)Job総研について】
Job総研は就職・転職やキャリア全般に関する研究や各種調査の実施により、市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで就転職関連市場に貢献する事を目的とし立ち上げられました。
就職・転職・働き方・ランキング・働く女性など多数のジャンルで信頼できる情報を発信していくことにより、就転職活動に役立てていただくことや、キャリアに関する不安や悩みを解決する一助として”個が活躍する社会により良い選択の機会”を提供し就転職市場に貢献してまいります。
【JobQについて】
「あなたが知りたい”働く”は誰かが知っている」をコンセプトに運営するJobQの累計登録者数は30万人を超え、キャリアや転職に関する情報交換と相談ができるサービスです。具体的な企業名を検索して、現役社員や元社員による口コミだけではなく、仕事全般に関する悩みや就職・転職への不安など漠然とした内容も含まれ、匿名によるユーザ同士でコミュニケーションを取りながら、より良い選択をつくる場になっています。
■JobQに投稿された”年収・給与”に関するQ&A
https://job-q.me/tags/1487
【会社概要】
会社名 :株式会社ライボ
設立 :2015年2月3日
代表取締役 :小谷 匠
所在地 :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目19-9第一暁ビル3階
事業内容 :キャリアや転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」の企画・開発・運営
グループ会社 :2019年3月1日 パーソルキャリア株式会社にグループイン
ホームページ :https://laibo.jp/
JobQ :https://job-q.me/
【プレスリリース原稿】
https://prtimes.jp/a/?f=d13597-20220415-99a558bf83c1e32c2c782019423c8b21.pdf
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