プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

マンション向けISP業界大手のファミリーネット・ジャパンが「PKSHA Chatbot」活用で電話問い合わせ削減と契約増加を同時実現

契約数増加の中で、AIチャットボットの導入・継続的なPDCAにより、呼量約20%削減と常時応答率90%以上の維持を同時実現、企業利益に直結するコンタクトセンターへ

パークシャテクノロジー

 株式会社PKSHA Technology(読み:パークシャ・テクノロジー、本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、グループ会社である株式会社PKSHA Communication(読み:パークシャ・コミュニケーション、本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 哲也)が、株式会社ファミリーネット・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:浜西 豊、以下ファミリーネット・ジャパン)において、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した対話エンジン「PKSHA Chatbot」の活用を通じて応答効率約15%の向上を実現したことをお知らせします。
 PKSHA Communicationは「Weave Trust:企業と顧客の信頼を紡ぎ、コミュニケーションを”選ばれ続ける理由”へ」という事業ビジョンのもと、「AI Suite for Contact Center(エーアイ・スイート・フォー・コンタクトセンター)」の開発・提供を通じ、企業と顧客の複数のコミュニケーション接点の最適化を実現します。

  • 導入の背景:契約件数の増加と90%の電話応答率維持の両立に向けAIチャットボットを導入

 東京電力グループの一員であるファミリーネット・ジャパンは、集合住宅向けにインターネット接続サービス事業を展開しています。同社のCSオペレーション部では、インターネットサービスを利用する顧客からの問い合わせ対応やお手続きサポート、さらにインターネット障害発生時の保守業務を担い、顧客対応の品質向上とサービス品質全体の向上に取り組んでいます。

 2021年頃より、コロナ禍をひとつの背景にしたインターネット需要の増加により、契約が増え、顧客からの問い合わせ対応においてこれまで水準とされていた90%の応答率を維持することが難しいケースが発生していました。

 この課題を解決するため、問い合わせ対応を自動で行うチャットボットの導入を検討、複数プロダクトを比較した結果、大手企業での豊富な導入実績とその安定性が高く評価され、PKSHA Chatbotの選定に至りました。 


  • 導入の概要:Web窓口の設置で電話窓口の応対率を20%削減

 2021年4月に、PKSHA Chatbotを導入しました。導入にあたっては、お客さまの困り事が発生した際に最初に電話窓口ではなくWeb窓口へ誘導できるよう、室内設備に問い合わせ用チャットボットのQRコードを設置しました。このQRコードからサービスのトップページに迅速にアクセスできることにより、チャットボットの利用率が堅調に定着しました。

 導入後、3年間を通じてサービス契約数は約27%成長していますが、WEBへの問い合わせ誘導を通じ、電話の問い合わせを約20%削減し、継続的に90%の応答率を維持しています。また、2023年7月に発生した大規模障害時には、PKSHA Chatbotの初回表示画面に「現在障害が発生しています」と表示することで、問い合わせの電話殺到を防ぐことができるなど、非常時の対応向上にも貢献しています。

  • 今後の展望:対応品質の向上を通じ、インターネット接続サービスの価値向上へ

 ファミリーネット・ジャパンは、今後も継続的にお客様の問い合わせのウェブへの誘導とチャットボットにおける対応精度の向上を測りながら、インターネット接続サービスのひとつの重要な要素であるコンタクトセンターにおけるサービス体制の向上を目指しています。PKSHA Communicationは、コンタクトセンターにおけるチャットボットの活用ノウハウ及びその精度向上に向けた技術力を生かしながら、お客様と企業の新たな関係構築を支援することで同社の事業成長を支援してまいります。


◆株式会社ファミリーネット・ジャパン 安藤様からのコメント

 ファミリーネット・ジャパンは、コロナ禍で急増した問い合わせに対応するため、PKSHA Chatbotを導入しました。選定の決め手は、大手企業での導入実績と安定性、そして使いやすさや機能の充実度でした。導入後、19%の呼量削減に成功し、特に2023年7月に発生した大規模障害時には迅速かつお客様へのタイムリーな情報提供によって問い合わせの急増を防ぐ効果を発揮しました。

 今後もPKSHA Chatbotを活用し、サービス品質の向上を目指し、PDCAサイクルを回し続けることで、お客様により良い体験を提供していきます。


◆ファミリーネット・ジャパンについて

 集合住宅向けインターネット接続サービスは2000年のサービス開始以来、全国56万戸にサービスを展開しています。情報通信技術とマンション管理の豊富な経験を活かし、次世代のマンションライフを支えるDXソリューション「アプリStation」、IoTサービス「rimoco+」やAIチャットボット「Virtualレスポンス」など、個々のニーズに応じた最適なサービスを提供します。エネルギーソリューションやEV充電設備も提案し、快適で持続可能な暮らしを実現します。

会社名  :株式会社ファミリーネット・ジャパン

本社所在地:東京都港区愛宕二丁目5番1号愛宕グリーンヒルズMORIタワー29階

代表者  :代表取締役 浜西 豊

URL:https://www.fnj.co.jp/


◆PKSHA Communicationについて

 「Weave Trust:企業と顧客の信頼性を紡ぎ、コミュニケーションを”選ばれ続ける理由”へ」を事業ビジョンに、コンタクトセンターに最適化された複数のAI SaaSと、企業ごとの多様なニーズに応えるAI Solutionを組み合わせた「AI Suite for Contact Center(エーアイ・スイート・フォー・コンタクトセンター)」の開発・提供を行っています。人とソフトウエアが協働できる環境を提供することで人は顧客満足を高めるサービスの開発と提供に専念し、定型業務はAIが効率化するという人とAIがハイブリッドに協働する高度なコンタクトセンターを実現し、対応品質向上にとどまらず、能動的なサービスの発信源となることを支援します。コンタクトセンター領域におけるAI社会実装の実績をもとに、未来の企業と顧客のコミュニケーションのあり方を形にしてまいります。


◆PKSHA Technologyグループについて

 「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と人の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースに顧客の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、ソフトウエアの社会実装を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。

会社名:株式会社PKSHA Technology

所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F

代表者:代表取締役 上野山 勝也

URL: https://www.pkshatech.com/


◆本件に関するお問い合わせ

pr@pkshatech.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
商品サービス
関連リンク
https://aisaas.pkshatech.com/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

パークシャテクノロジーのプレスキットを見る

会社概要

株式会社PKSHA Technology

74フォロワー

RSS
URL
http://pkshatech.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
電話番号
-
代表者名
上野山 勝也
上場
東証スタンダード
資本金
4926万円
設立
2012年10月