千葉大学環境ISO学生委員会が「第3回 サステイナブルキャンパス賞」を受賞~企業と協同して生むサステナビリティ~

2015年度に続き2回目の受賞!

国立大学法人千葉大学

千葉大学環境ISO学生委員会は、11月17日に開催されたサステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)2017年次大会において、企業と協同した環境面での地域貢献の取り組みが評価され、「第3回サステイナブルキャンパス賞 学生活動・地域連携部門」を受賞しました。
  • サステイナブルキャンパス賞とは
サステイナブルキャンパス推進協議会会員による優れたサステイナブルキャンパス構築に係る取組事例を、表彰制度によって顕彰し、会員の意識を高めるとともに、協議会の活動を推進し加速させ、持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的に、2015年度からはじまった表彰制度です。
▶詳細 http://www.esho.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2017/05/SCprize2017ApplicationFinal.pdf
【表彰部門】
第1 部門:キャンパスのサステイナビリティに配慮した建築・設備部門
第2部門:キャンパスのサステイナビリティに配慮した大学運営部門
第3部門:キャンパスのサステイナビリティに配慮した学生活動・地域連携部門
【表彰式】
サステイナブルキャンパス推進協議会2017年次大会
2017年11月17日(金)(会場:愛媛大学)
▶詳細 http://www.esho.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2017/09/poster_20170911.pdf
 
  • 千葉大学環境ISO学生委員会が「学生活動・地域連携部門」を受賞

千葉大学環境ISO学生委員会は2015年度に続き、2度目の受賞となりました。前回(2015年度)は2003年から継続してきた学生主体の環境マネジメントシステムの取り組みが評価されましたが、今回(2017年度)はさらに活動を発展させた、企業と協同した地域貢献活動が評価されました。
▶前回の受賞内容 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000015177.html

審査講評
大学の教職員ではなく、学生が主体となって地域の企業と連携活動をしている点は特筆すべきであり、第1回受賞の環境ISO活動をさらに大きく発展させた取組みとして高く評価できる。産学連携による里山保全や様々な環境活動を地域ぐるみで推進し、環境保全をきっかけとした、企業支援による人材育成と地域連携の環境保全活動シーズ発掘は、特筆すべき取組みであり、サステイナブルキャンパス賞にふさわしい。
また、地元の金融機関である京葉銀行と対等に話し合ってプロジェクトを行っていくこと、また、大学や企業だけでなく、そのステークホルダーを巻き込んだ活動であること。そして、7色の虹にそって未来に向けた7つの企画が、身近なところからステップ・バイ・ステップで進んでいくところなど素晴らしい。

表彰式の様子

 

 

佐藤直樹会長から表彰状を授与される学生佐藤直樹会長から表彰状を授与される学生

事例を発表する上田幸秋 学生委員事例を発表する上田幸秋 学生委員

この表彰に加え、当日事例発表のあったサステイナブルキャンパス賞と奨励賞の6事例の中から、プレゼンテーションの内容が最も素晴らしい事例に与えられる「サステイナブルキャンパス特別賞」もいただきました。

特別賞を受賞する学生特別賞を受賞する学生

 

受賞者集合写真受賞者集合写真

  • 表彰事例 ~地域の企業と協同して生むサステナビリティ~
◆千葉大学のISO取得と学生委員会の活動

 

「千葉大学環境ISO学生委員会」は2003年に発足し、それ以来、千葉大学のISO14001・ISO50001にともなう環境・エネルギーマネジメントシステムの構築・運用において大きな役割を果たしています。基礎研修、内部審査、外部審査などを学生主体で行っているほか、省エネ省資源・分別の啓発活動、リユース活動、子ども向けの環境教育活動、環境報告書の作成など、様々な活動を学内外において行っています。

◆企業との協同事業

 

1)社有林の協同整備

・川崎汽船株式会社と「里山協定」を結び2012年から「K’LINEの森」で継続的に里山保全活動を実施。
・佐川急便株式会社の「高尾100年の森」の活動に2016年より参加。荒廃しつつある里山を再生し、健康な森を保つために他大学、高校など多くの団体と共に活動を実施。


2)三菱製紙販売株式会社との協同プロジェクト

三菱製紙販売株式会社の本社に訪問し、企画についてディスカッションしたうえで、学生や教職員の環境意識向上に貢献のために、2年前からさまざまな企画を協同で実施。
2015年:協同で間伐材を使用したシャープペンシルを製作・千葉大生協にて販売
 詳細 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000015177.html
2016年:エコ教室のために教材ノートを製作・出張eco教室で使用
2017年:学内の古紙回収スキーム変更により、売却金を使用し、古紙や間伐材による啓発品を製作予定

3)京葉銀行との協同ecoプロジェクト

千葉大学が京葉銀行と包括連携協定を結んでいることから、2017年に環境ISO学生委員会と京葉銀行との連携に発展。環境面から地域を活性化する目的で協同し、「地域の環境意識を高めるための7つの企画」や「地元企業のエコアクション21取得支援」を柱とする。プロジェクト名は『7色の虹を千葉から未来へ』と命名。
特設サイト http://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project


 
  • サステイナブルキャンパス推進協議会とは
サステイナブルキャンパス推進協議会「CAS-Net JAPAN(Campus Sustainability Network in Japan)」は、国内の大学等において、持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することで、次世代の人材育成等を担う大学の社会的責任を果たすべく、情報共有や取組を推進させることを趣旨として、2013年に設立しました。
ハード面の環境配慮活動を更に促進するとともに、環境教育・研究、地域連携、食の課題、運営方法等のソフト面の取組も同時に実施するサステイナブルキャンパスの取組を推進し加速させ、かつ諸外国の先進的なネットワークとも連携し、もって我が国における持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的としています。
▶ホームページ http://www.esho.kyoto-u.ac.jp/?page_id=1279
 
  • 本件に関するお問合せ

 

千葉大学環境ISO事務局
ホームページ http://kankyo-iso.chiba-u.jp/
043-290-3572
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
千葉大学の環境への取組 http://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment
 
  • 「千葉大学環境ISO学生委員会」関連の最近のリリース
千葉大生が企業向けセミナーで「オフィスエコ」について講演
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000223.000015177.html
トイレから市民の環境意識を啓発!千葉大生がecoトイレットペーパーをデザイン
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000217.000015177.html
「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」の特設サイトがオープン
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000211.000015177.html
大学生の編集長と47人の学生が手掛けた「千葉大学環境報告書2017」を発行
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000015177.html
親子で楽しめる!道の駅・保田小学校で8月20日「こどもエコまつり」を開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000015177.html
学生と銀行が協同して地域活性と環境に貢献する「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」がスタート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000196.000015177.html
千葉大学が日本で初めてISCN Awardsを受賞。学生主体の環境マネジメントシステムが世界で評価されました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000015177.html
▶その他のリリースはこちらから https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/15177

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会社概要

国立大学法人千葉大学

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URL
https://www.chiba-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33  
電話番号
043-251-1111
代表者名
横手 幸太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年04月