【法改正】その契約書、記載漏れで「偽装雇用」にされるかもしれません

厚労省改正ルールで一斉見直し。通知書の「抜け」が企業リスクになる時代へ

株式会社SA

2025年6月24日 22時00分

一般社団法人クレア人財育英協会（所在地：東京都千代田区／代表理事：酒井康博／SAグループ）は、2025年6月27日（金）に、「労働条件通知書の正しい運用と2024年改正対応」をテーマとした労務セミナーを開催します。講師は、ハラスメント対策資格「雇用クリーンプランナー」のメイン講師であり、企業・医療・教育機関で400回以上の研修登壇実績を持つ特定社会保険労務士・小野純氏です。

「契約更新は暗黙の了解です」

それが、労働トラブルや法違反として訴えられるケースが後を絶ちません。

労働基準法第15条に基づき、企業には「賃金・労働時間・勤務地」などを記載した労働条件通知書を交付する義務があります。とくに有期契約者やパートタイマーの増加に伴い、契約の更新条件や退職金の有無など、「書くべきことが書かれていない」ことが問題視されています。2024年4月には「更新回数の上限設定」に関する法改正も行われ、企業は「具体的に記載しないと無効」という厳格なルールに対応する必要があります。本セミナーでは、実務に即した解説と事例を通じて、以下のポイントを扱います。

絶対的明示事項・相対的明示事項とは何か
通知書に「更新回数の上限」を書かないとどうなるか
有期契約社員・パートタイマーに特有の記載義務と注意点
「無期転換ルール」と企業側のリスク回避の限界

【開催概要】
日時：2025年6月27日（金）12:00〜13:00
主催：一般社団法人クレア人財育英協会
場所：本社（千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町本社ビル6F）
講師：小野純（特定社会保険労務士／雇用クリーンプランナー）
問い合わせ：https://caa.or.jp/contact/

【講師紹介】
小野純（おの・じゅん）
特定社会保険労務士。パワハラ防止法施行以前から、企業・病院・教育機関など多業種で400回以上のハラスメント研修を実施。法律だけでなく、「現場でどう伝えるか」「感情がどう動くか」に焦点を当てた研修が高評価を得ており、雇用クリーンプランナー資格の監修・講師として全国で登壇中。

雇用クリーンプランナーとは

雇用クリーンプランナーは、ハラスメントの「予防」と「相談対応」に特化した超実践型のハラスメント対策資格です。すべての講座はオンライン完結。20時間の映像講義を通じて、パワハラ・セクハラ・カスハラの基礎から、現場で使える判断力・初期対応力までを体系的に学習できます。
現在、全国で650名を超える有資格者が誕生しており、企業・自治体・教育機関などで活躍中です。
▶ 資格詳細：https://caa.or.jp/