千葉大生がごみ問題をテーマに、幼稚園児向けの紙芝居動画を制作

コロナ禍の環境啓発活動

国立大学法人千葉大学

千葉大学環境ISO学生委員会は、同大教育学部附属幼稚園での環境教育プログラムの一環として、ごみ問題をテーマにした紙芝居を上演した動画を制作しました。
  • 千葉大学における附属学校への環境教育プログラムについて
千葉大学は環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を取得しており、教育学部附属幼稚園・小学校・中学校において、環境教育プログラムを毎年実施することを目標のひとつに掲げています。附属幼稚園においては、毎年、「クリーンデー」という名前で、「環境ISO学生委員会」に所属する大学生が実施しています。そこでは、パワーポイントで作成した紙芝居を学生が上演し、それに関するクイズを行ったり、廃材を使ったエコ工作を行ったりしていました。
▼これまでの「クリーンデー」の様子
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000015177.html
 
  • 2020年度の「クリーンデー」について

 

 

 

幼稚園の園児に配布したお手紙幼稚園の園児に配布したお手紙

今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、対面でのイベントを実施することができませんでした。
そこで、この企画を担当する14名の学生たちは、ご家庭で楽しみながらエコについて学んでもらえるものを作ろうと、紙芝居の動画を作成してYouTubeに公開しました。そして3月9日に、附属幼稚園の年長組の園児55名(保護者)に、動画URLと紙芝居を見て答えるクイズを書いたお手紙を配布しました。

▼紙芝居「僕たちが地球を守るんだ!」はこちら
https://youtu.be/hqggghumpCs

 

 
  • 紙芝居「僕たちが地球を守るんだ!」のあらすじ

紙芝居の一部紙芝居の一部

お菓子を食べることが大好きなユウキくんとアオイちゃん。ある日、二人がお菓子を食べ、その食べたお菓子のゴミをそのままにして遊びに行こうとすると、お母さんがそんな二人を注意し、ゴミ問題について説明します。そして、そのゴミ問題を解決するために自分たちに何ができるか、ユウキくんとアオイちゃんがふたりのお兄ちゃんであるダイキくんと一緒に考えます。
 
  • 担当した学生の声 (理学部2年 石井 和 イシイヤマト)
このような試みは初めてで、最初はこの企画が無事実施できるのか不安でした。しかし、園児の皆さんに興味をもってもらえるようにと、さまざまな方々の意見を参考にしながら、紙芝居の内容を検討したり、デザインが得意な学生にイラストの着彩を担当してもらったりと、多くの場面で学生や先生方の力をお借りし、完成させることができました。紙芝居のセリフはゆっくりと進むので、おうちの方と一緒に内容についてお話をしながらご覧いただき、ごみ問題について考えるきっかけにしていただければ幸いです。
 
  • 環境ISO学生委員会による子ども向けの環境教育活動
千葉大学環境ISO学生委員会は、学内でのこうした活動で培ったノウハウや経験を活かして、学外・地域での環境教育活動も積極的に行っています。
●京葉銀行との協同プロジェクトにおいて、子ども向けの環境意識啓発のイベントを開催
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/plan.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000015177.html
●同プロジェクトの一環で、環境啓発CMの制作
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000455.000015177.html
●環境イベント(エコメッセやエコプロ等)での子ども向けのエコ体験ブースの出展
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000230.000015177.html
●地域の小学校や学童クラブへの出張エコ教室
千葉大学環境ISO学生委員会はNPO法人としての一面もあり、NPO法人として関東地方の小学校・学童クラブを対象に、環境をテーマとした出張授業を行っています。
エコ教室では、オリジナルの教材である「お買い物診断」を使用しながら 普段の自分の買い物を振り返り、「環境に配慮した消費生活」について考えていきます。
NPO法人について http://npo.chiba-univ.net/
出張授業について http://npo.chiba-univ.net/file/eco_classroom_flyer_20200808.pdf
 
  • 千葉大学環境ISO学生委員会について

ロゴマークいそちゃんロゴマークいそちゃん

千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。また、千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年生まで約200名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、附属教育班、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトもいくつか実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
◆近年の受賞歴
「International Green Gown Awards(国際グリーンガウン賞)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000282.000015177.html
「International Green Gown Awards 2019 奨励賞」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000015177.html
「ASCN(アジアサステイナブルキャンパスネットワーク)2019年次大会 最優秀学生活動賞」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000015177.html
「平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000015177.html
「第3回 サステイナブルキャンパス賞」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000015177.html
「ISCN Awards 2017 ~Sustainable Campus Excellence Awards~」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000015177.html
 
  • 本件に対するお問い合わせ先

千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572

◆千葉大学の環境への取り組み
https://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/chiba_u_csr.html

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会社概要

国立大学法人千葉大学

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URL
https://www.chiba-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33  
電話番号
043-251-1111
代表者名
横手 幸太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年04月