12月2日 東京、イマジナはいかにして「静かな退職」に悩む90名の経営者を「根本教育」で熱狂させたのか

『共感価値の設計図』出版記念講演が浮き彫りにした、AI時代の組織崩壊を防ぐ「唯一の解」と現場のリアルな苦悩

　企業のブランドコンサルティング及び人的資本経営の導入支援を行う株式会社イマジナ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：関野吉記）は、2025年12月2日（火）、東京コンベンションホールにて新刊『共感価値の設計図』出版記念講演を開催いたしました。

　本講演は告知直後より定員を大幅に上回るお申し込みをいただき、当日は満席となりました。特筆すべきは、講演終了後の光景です。講師である代表・関野の元には、企業の経営者・人事責任者による質疑の列が撤収時間ギリギリまで途絶えることがありませんでした。この「止まらない列」は、日本企業がいま直面している課題の深刻さを物語っています。本プレスリリースでは、当日語られた衝撃的な事実と、参加企業が抱える「リアルな苦悩」の正体についてレポートいたします。

■ 会場をどよめかせた「4つの人材タイプ」の真実

　講演の中で最も参加者の動揺と共感を呼んだのが、社員を「能力」と「理念への共感度」の2軸で分類する独自のフレームワークです。

・A人材（人財）：【能力高 × 共感高】　組織を牽引する理想的なリーダー。

・B人材（人材）：【能力低 × 共感高】　理念には共感しているが、実務は発展途上の若手など。今後の成長株。

・C人材（人罪）：【能力高 × 共感低】　仕事はできるが、会社の方向性を批判・冷笑する層。

・D人材（人在）：【能力低 × 共感低】　成果も出せず、理念にも共感していない層。

　関野は、「日本企業の停滞の元凶は、数字を作るがゆえに黙認されている『C人材』にある」と指摘しました。2025年のAI時代において、共感を伴わない能力（スキル）はコモディティ化します。それどころか、C人材が若手のB人材に対し、「理念なんて意味ないよ」と冷笑的な態度を伝染させ、B人材の意欲を削ぐ（静かな退職へ追い込む）ことで、組織の未来を殺しているのです。

　この解説に対し、質疑の列に並んだ経営者からは、「まさにウチの営業部長がC人材だ」「若手が育たない原因が、教育不足ではなくC人材の影響だと気づいた」といった、切実な悲鳴に近い声が多数寄せられました。

■ 「対症療法」の限界と「根本教育」への転換

　日本のビジネスパーソンの52.6%が「社外学習・自己啓発を行っていない」というデータが示す通り、多くの現場では「変化への拒絶」が起きています。これに対し、賃上げや福利厚生、あるいは表層的なスキル研修といった「対症療法」はもはや機能不全に陥っています。

　本セミナーで提示された解決策は、行動経済学と組織心理学を応用した「根本教育」です。「給料のため」だけでなく、「この会社の目指す未来」のために働くという内発的動機を、ナッジ理論を用いて組織構造に組み込む。この『共感価値の設計図』のアプローチこそが、エンゲージメント低下と静かな退職に歯止めをかける唯一の手段であると、多くの参加者が確信を得て会場を後にしました。

■ 当日のハイライト（参加者の声）

• 「人的資本経営」の解像度が上がった：
  漠然とした開示義務への対応ではなく、経営戦略として「人をどう投資対象にするか」の具体的なロードマップ（設計図）が見えた。

• 「OJT不全」への処方箋：
  テレワークと価値観の多様化で崩壊したOJTを復活させるには、技術指導の前に「人間力」の教育が不可欠であると痛感した。

• 痛みを伴う改革への覚悟：
  「良薬は口に苦し」の通り、耳触りの良いモチベーション論ではなく、C人材への対応を含むリアリズムある経営論に触れ、背中を押された。

【新刊情報】

『共感価値の設計図 ～まだ知られていない、”理念”の本当の価値とチカラ～』

著者：関野 吉記（株式会社イマジナ 代表取締役社長）

内容：行動経済学・組織心理学をベースに、社員のエンゲージメントを高め、企業価値を最大化する「インナーブランディング」の具体的実践手法を公開。

【会社概要】

社名：株式会社イマジナ

代表：代表取締役社長 関野 吉記

本社：東京都千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町

URL：https://www.imajina.com/

事業内容：企業ブランディング事業、コンサルティング事業、タレントマネジメント事業

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】

株式会社イマジナ 広報事務局

担当：青江　美波

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