【京都・老舗メーカーの組織改革】中野製薬が「我流管理職」からの脱却を宣言。参加者20名の行動を変えた「90日間の意識変容プログラム」とは?
創立67年、「CHANGE the ALWAYS」を掲げる中野製薬が挑む、パーパスと現場行動を一致させる人的資本経営の実践
企業ブランディングと人材育成を手掛ける株式会社イマジナ(代表取締役社長:関野 吉記、本社:東京都千代田区)は、頭髪化粧品の製造販売、並びにODM(受託生産)事業を行う中野製薬株式会社(代表取締役社長:中野 孝哉、本社:京都市山科区、以下中野製薬様)に対し、管理職の意識改革と行動変容を目的とした「インナーブランディング研修」を実施いたしました。本プロジェクトは、中野製薬様が現在推進しているホップ期、ステップ期、ジャンプ期と位置づけた、3ヶ年ごとの中期経営方針の最終フェーズ、「ジャンプ期」の成長基盤を強固にするため、組織の要であるゼネラルマネージャー(GM)層のマネジメントスタイルを刷新し、企業理念と現場の行動を完全一致させることを目的としています。
■導入の背景:組織拡大に伴う「我流マネジメント」への危機感
中野製薬様は、「日々 美を ともに」をパーパスに掲げ、スローガン「CHANGE the ALWAYS ~未来を変える今にする~」のもと、持続可能な社会の実現と企業の成長を目指しています。しかし、組織が拡大する中で、現場を指揮する管理職のマネジメント手法に課題が生じていました。

同社・管理本部総務ゼネラルマネージャーの米田耕平氏は、研修導入の背景について次のように語ります。
「GMに昇格した後は、『見よう見まね』や『独学』でマネジメントを担ってきた部分も多いのではないか、という経営陣からの問題意識がありました。改めて『管理職とは何か』『GMとしてどのような役割を果たすべきか』を整理し、共通認識を持つ必要があると感じていました」
同社では、経営陣から「幹部の伸びしろが会社の伸びしろである」という考えが繰り返し共有されてきました。幹部自らが学び続け、その姿を示すことが、部下の成長や組織全体の未来につながるという考えです。管理職に最も求められている役割は、人を育てることにあると同社は捉えています。
当初はマネージャー層への研修を検討されていましたが、イマジナとの協議を重ねる中で、まずGM層から学び直すことが、その後のレイヤーへの展開につながるという方針に至りました。GM層が学び、実践し、次の世代を育てていく。その起点として、GM層を対象とした管理職研修がスタートしました。
■施策内容:知識ではなく「行動」を変えるイマジナ流メソッド
従来の座学型研修(MBAフレームワークの習得等)とは一線を画し、イマジナが提供したのは「感情」と「行動」に働きかけるプログラムです。
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「質問の質」を変える:
「質問の質=その人の能力」という考え方のもと、部下への一方的な指示ではなく、気づきを与える問いかけの技術を習得。
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理念と行動の接続:
会社として目指している方向性や大切にしている考え方を、日々の業務や意思決定の中でどう活かすかをテーマにトレーニングを行いました。業務の背景や目的を説明する場面では、個人の考えに頼るのではなく、会社としての考え方を軸に語ることを繰り返し実践し、判断や行動に一貫性を持たせる意識づくりを進めました。
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徹底した反復トレーニング:
「120分の講義+実践課題」のサイクルを回し、宿題提出率や実践回数を可視化。「やらないという選択肢がない」環境を作り出しました。
■成果:組織共通言語の獲得とコミュニケーションの質の向上
約4ヶ月間にわたる研修の結果、受講したGM層に劇的な変化が見られました。
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「我流」から「共通言語」へ:
バラバラだったマネジメント基準が統一され、「中野製薬の管理職」としての在り方が明確化されました。米田氏は「これまで感覚で行っていた指導が、理念や方針をベースにしたものに変わった」と実感しています。
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対話量の増加:
課題の実践により、部下との対話時間が大幅に増加。業務の背景や考え方を共有できるようになり、目指すゴールが揃い、判断や行動の軸が共有されました。
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意識のアップデート:
「過去に受けた厳しい指導のおかげで今がある」という古い成功体験の意味づけを再定義し、令和の時代に即した、部下の主体性を引き出す指導法へと意識が変わりました。
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研修後を見据えた個別フォローの設計:
本プログラムの最終回では、参加者1人ひとりが「1年後の自分自身のあるべき姿」を策定しました。研修終了後、中野製薬様ではこの内容を起点に、役員を含む上司の方々が参加者1人ひとりと面談を行い、研修で描いた将来像や今後の方向性について対話の場を設けられました。
本プログラムを通じて印象的だったのは、育成を一部の施策や研修に限定せず、日常の対話やマネジメントの中で人と向き合い続けようとする同社の姿勢でした。
■今後の展望:GMからマネージャー、そして全社へ
中野製薬様では、GM層の変革を起点として、今後はマネージャー層への研修展開を予定しています。階層を超えて「共通言語」が浸透することで、スローガンである「CHANGE the ALWAYS~未来を変える今にする~」を全社員が体現する組織風土の醸成を目指します。
イマジナは今後も、中野製薬様のパートナーとして、インナーブランディングを通じた企業価値向上と、人的資本経営の実践をサポートしてまいります。
【中野製薬株式会社について】
「日々 美を ともに」をパーパスに、創立67年以上にわたり美容業界の発展に貢献する頭髪化粧品メーカー。現在は「CHANGE the ALWAYS~未来を変える今にする~」をスローガンに、サステイナビリティやDXを推進し、メーカーの枠を超えた社会的価値の創造に取り組んでいます。
代表者:代表取締役社長 中野 孝哉
所在地:京都府京都市山科区東野北井ノ上町6番地の20
URL:https://www.nakano-seiyaku.co.jp/
【株式会社イマジナについて】
「人材に投資することが当たり前になる社会をつくる」をパーパスに掲げ、3,000社以上の企業ブランディングを支援。社員の誇りを醸成するインナーブランディングと、企業の魅力を発信するアウターブランディングを融合させた独自のコンサルティングを提供しています。
代表者:代表取締役社長 関野 吉記
所在地:東京都千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社イマジナ
担当:青江 美波(あおえ みなみ)
TEL:03-3511-5525
Email:info@imajina.com
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