PR TIMES、売上高と営業利益で四半期過去最高を更新(2020年度第3四半期 四半期決算を発表)
- 当期の通期業績予想を上方修正、中期業績目標である営業利益10億円も達成見込み -
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922)は2021年1月12日(火)、2020年度(2021年2月期)第3四半期(2020年9月~11月)の四半期決算を発表いたしました。
※当社は2021 年1月12 日(火)午後3時30 分より、2020 年度第3四半期決算説明会をオンライン開催いたします。当日の模様は、インターネットによるライブ配信でご視聴いただけます。
【配信日時】 2021 年1月12 日(火)午後3時30 分開始
【ライブ配信URL】 https://youtu.be/p_8uxqKI-Nk
(アーカイブ配信はいたしません。)
INDEX (1)2020年度第3四半期 四半期決算 (2)2020年度第3四半期 サービス動向 (3)トピックス&参考情報 |
- (1)2020年度第3四半期 四半期決算
2020年度第3四半期累計の業績は、売上高 27億6900万円(前年同期比127.9%)、売上総利益 23億6500万円(前年同期比130.2%)、営業利益 11億300万円(前年同期比210.2%)、当期純利益9億2600万円(前年同期比325.4%)となり、営業利益、経常利益、当期純利益は既に2020年4月14日に公表した業績予想を上振れております。
四半期売上高は 10億2700万円(前年同期比130.0%)と、コロナ禍にあっても堅調に成長基調を継続しており、3四半期連続で過去最高の四半期売上高を更新しております。
四半期営業利益は4億7100万円(前年同期比262.3%)と、売上高同様に順調に推移しており、こちらも3四半期連続で過去最高を更新しております。
四半期広告宣伝費は6400万円(前年同期比45.0%)となりました。日経新聞への企業広告をきっかけに募集し、集まった「PRの使命」を『広報会議』と『Forbes Japan』に広告掲出するなど、広告宣伝投資は概ね予定通り進行いたしました。
当社では積極的かつ規律ある投資により、中長期的な視点で、事業成長と利益向上のいずれも目指しています。売上高成長率と営業利益率の推移から、事業規模が拡大する中でも、売上高成長率を維持し、そして利益率も向上させつつあるのが、おわかりいただけます。
第3四半期の売上高成長率と営業利益率の合計は 75.9%と、2四半期連続で過去最高を更新しております。
前年度第4四半期と、今年度第1四半期は、新型コロナウイルス感染拡大の初期段階で、PR TIMESの利用が一時的に落ち込み、売上高成長率が21%に低下しました。その後、コロナ禍は収束には至っていないものの、直近2四半期の売上高成長率は30%を超えております。
本日、業績動向を踏まえまして、2020年度の通期業績予想を上方修正いたしました。
通期業績予想の売上高は37億7000万円、営業利益は13億7500百万円、経常利益は13億7500万円、当期純利益は10億8500万円へ上方修正いたしました。引き続き、コロナ禍の早期収束を願っておりますが、今回の業績予想では、緊急事態宣言の影響が決算期である2月末まで続くと、織り込んでおります。
修正後の業績予想に対する進捗率は、売上高 73.5%、営業利益 80.2%、当期純利益 85.3%となっております。
中期業績目標の進捗についてご説明いたします。
2016年の上場直後に、2020年度を最終年度とする中期経営計画を発表しております。2020年度の営業利益10億円を目標として設定しておりましたが、第3四半期を終えて、営業利益は既に10億円を超えており、目標を達成する見込みです。
営業利益10億円が達成されれば、第3回と第4回の新株予約権は行使条件が満たされ、合計で72万株、比率にして5.4%希薄化いたしますが、ここ数年で取得した自己株式41万6千882株から最大限充当する予定ですので、株式の希薄化は2.3%程度となります。また、その他の制約条件から年単位で、段階的に行使されると見込んでおりますので、株価への影響は極めて限定的と予想しております。
- (2)2020年度第3四半期 サービス動向
「PR TIMES」(ピーアールタイムズ)の2020年8月末時点の利用企業数は、4万7324社。国内上場企業のうち43.1%の企業に利用いただくまでになりました。プレスリリース件数は2020年10月に月間2万1746件と過去最高を更新し、プレスリリース素材は2020年10月に画像が月間10万9702点、2020年11月に動画が月間1802点と過去最高を更新いたしました。
また、プレスリリースの配信メディアリストは1万2148媒体、情報収集のために会員登録するメディアユーザー数は1万9574名、プレスリリースを転載するパートナーメディアは199媒体になりました。サイト閲覧数は、2020年5月に過去最高の月間5221万PVを記録し、「PR TIMES」のFacebookの公式アカウントのいいね数は12万7626人、Twitterのフォロワー数は17万8079人となっております。
続いて、「PR TIMES」のサービスの状況を推移でご説明いたします。
利用企業数は2020年11月末時点で、4万7324社となり、前年同期比で1万2656社増、前四半期比で3808社増となっております。また11月末時点で、国内上場企業のうち、43.1%が利用するまでに至っています。
中期経営計画で、2020年度末に利用企業社数 5万社を目標設定していましたが、いよいよ達成が視野に入ってきています。
新規利用企業社数は3808社、前年同期比で68.7%増となっており、3四半期連続で過去最高を更新しております。
2020年度第3四半期は、6万1945件のプレスリリースを配信いただき、2四半期連続で過去最高を更新しております。前年同期比で40.3%増、前四半期比で15.8%増となりました。
「PR TIMES」のプレスリリースに掲載いただく画像や動画の数ですが、画像が31万4577点(前年同期比42.0%増)、動画が5355本(前年同期比59.8%増)でした。前四半期に引き続き、この第3四半期も画像の点数が大きく伸びており、プレスリリースのリッチコンテンツ化がより一層進んでいます。
続いて、その他3つのサービスラインの動向もご紹介します。まずひとつめは、「Webクリッピング」です。
ユーザー数は1万1410名となり、前年同期比で3990名増、前四半期比で1065名増となりました。「PR TIMES」とサービス連携しているので「PR TIMES」の利用企業社数の増加に比例して、トライアル利用が増えています。
Saas型タスク・プロジェクト管理ツールの「Jooto」(ジョートー)は、ユーザー数は24万8547名で、前年同期比で5万4643名増、前四半期比で1万3985名増となりました。この3カ月、体制を強化し、今後マーケティング投資を予定しております。
カスタマーサポートツールの「Tayori」(タヨリ)は、ユーザー数は3万9607名となり、前年同期比で1万1279名の増加、前四半期比で2412名の増加となりました。
3つのサービスともにユーザー数は伸びているものの、有料課金率は極めて低く、投資フェーズが続いております。
- (3)トピックス&参考情報
新型コロナウイルス感染の拡大を受け、2021年1月7日に日本政府から「緊急事態宣言」が再発令され、東京、埼玉、千葉、神奈川を対象に、1月8日から2月7日の期間、午後8時までの営業時間短縮が実施されることとなりました。 一都三県の事業者への影響を重く受け止め、当社として提供できる支援のかたちの一つとして、要請を受けて営業時間を短縮されるお客様に対し、契約の一部無償化および一時停止の特別対応を実施いたします。対象となるお客様のうち、従量課金プランの場合、営業時間短縮対応に伴うプレスリリースを、緊急事態宣言期間中、2件まで無料提供します。定額プランのお客様の場合、緊急事態宣言期間中、契約を一時停止し、契約期間を延長いたします。本措置により当社売上高は単月で最大4百万円超の減額を見込んでおります。
このような未曾有の事態の中、当社が貢献できるのは極わずかであっても、今私たちにできることをしっかりと取り組んでまいります。今後の社会状況に 応じて、適切な対応を協議の上、変更がある場合は改めてお知らせいたします。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/common/file/20210107_PRTIMES_support.pdf
・「4 MEETSプロジェクト」の対象事業者を拡大、「さきめし」とも提携
当社は、2020年5月1日に「4 MEETS(フォーミーツ)プロジェクト - 出会うPR -」を立ち上げ、コロナ禍で苦しむ事業者が無料でPR相談できる機会を提供してまいりました。
本プロジェクトの対象事業者を小規模事業者のみとさせていただいておりましたが、前年と比べて売り上げが5割程度減少した「飲食」「宿泊・レジャー施設」「交通」「冠婚葬祭」業界の事業者について、日頃より「PR TIMES」をご利用いただいている企業を中心に、規模を問わず追加対象とすることを決定いたしました。
「4 MEETSプロジェクト - 出会うPR -」は、つくる人(事業者)と伝える人(PRのプロ)が出会い、そこで生まれたPRメッセージが、広める人に渡り、受けとる人へと伝わっていく。この4者がつながり、今苦境にある方が一人でも多く前を向ける状態を目指しています。
また、Gigi(ジジ)株式会社が運営する、コロナ禍のお店を先払いで応援するフードテックサービス「さきめし」と連携し、「さきめし×4 MEETSプロジェクト 連携サポート」の提供を開始しました。
「さきめし」の「2021 新春 福めしキャンペーン」参加事業者のうち、「さきめし×4 MEETSプロジェクト 連携サポート」にお申し込みいただき登録審査を通過した事業者は、PRのプロによる情報発信のサポートを2ヵ月間受けることが可能になります。 飲食店をはじめとする事業者がコロナ禍の苦境の中で一歩を踏み出し、より多くの人に応援してもらうためのサポートを、両社で進めてまいります。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001047.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001046.000000112.html
・地方地域展開の拡大
2020年11月に株式会社琉球銀行、12月に株式会社岩手銀行と業務提携いたしました。
日本全国各地域から、その地域を越えて、人の心を揺さぶるようなニュースが数多く配信されることを目指し、各地方地域で業務提携を進めております。本日1月12日時点で、地方地域の提携は合計31例になっています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001032.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001039.000000112.html
・「Jooto」TV-CMを再開
2021年1月4日より「Jooto」のテレビCMを再開いたしました。
テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」など様々な番組中にて放映されます。2月からはタクシーでも放映を予定しております。
・「Tayoriブログ」がサイトを一新
カスタマーサポートツール「Tayori(タヨリ)」のオウンドメディアである「Tayoriブログ」を一新いたしました。レイアウト全体を一新したことに加え、検索機能や記事ランキングの追加、カテゴリ一覧の表記など、訪問者の得たい情報へアクセスしやすくなっております。Tayoriブログでは、マーケティングやカスタマーサポート・カスタマーサクセス関連の記事だけでは無く、ブログ読者のニーズに合わせて、業務効率化に関する記事を掲載しています。
また、テレワークの普及に伴う「Tayori」の利用ユーザー層の変化に合わせて、バックオフィス業務のヒントなど、社内業務関連の記事も充実させ、幅広くビジネスに役立つ情報や実務に役立つノウハウをお届けしています。
「Tayori」についてもユーザーの方から頂いた機能改善や機能追加のご要望をユーザー目線で検討し、随時アップデートしております。
そして、2020年1月にご利用アカウント数が3万を突破してから約11カ月で、この度4万アカウントを突破いたしました。「業務を少しでも良くしたい」「もっとコミュニケーションを円滑にしたい」全ての働く方の想いに答えるため、これからもサービス改善に努めてまいります。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001037.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001044.000000112.html
・コーポレート:「PR、415の使命」を発刊
2020年8月24日、当社は日本経済新聞朝刊に「たとえ読まれなくても、ぜんぶ書く」「PR、14の使命」の企業広告で、PR TIMESが考えるPRの使命を表明しました。そして、同時に開始した「あなたが考える、PRの使命」によって、「PR TIMES」をご利用いただく企業、メディアの皆様からそれぞれの「PRの使命」を募集しました。8月24日から8月31日の応募期間に集まった使命は401件にのぼり、その全てと「PR、14の使命」とを合わせた415個の使命を収蔵し、「PR、415の使命」の本を発刊しました。
「PRには○○がある。」を書き出しとして、使命の意味を解説する文章とともに表明された各社の、ひとつひとつの「PRの使命」は、401通りの実体験であり、その人、その企業にしか綴ることのできない覚悟であり、志であり、宣言です。これは、PRに関わるみなさまとPR TIMESとで共創したPRへの決意の本です。この本を手にとるすべての方が、PRとは何か悩んだとき、立ち止まったときに、ここに綴られた言葉が背中を押し、次の一歩を踏み出すきっかけになることを願っています。
また、『広報会議 11月号』『Forbes Japan 12月号』にも、それぞれの編集部がセレクトしたものを広告として掲載いたしました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001043.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001024.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001029.000000112.html
・コーポレート:年頭所感2021「インフラ、世界、事業創出への挑戦」
上場後に初めて発表した中期経営目標は、2020年度を最終年度とする5か年で、主に3つの目標を設定しました。ひとつが、「PR TIMES」の利用企業社数を1万2千社から5万社へ拡大させること。ふたつめが、「PR TIMES」以外にも、複数の事業を軌道に乗せること。最後は、次期成長の原資として営業利益を1億8千万円から10億円へ向上させることでした。次の2025年度に向けて動きながらも、この4年10カ月、ここを目標にしてきたので、残り2か月も走り抜きます。
2025年度を最終年度とする中期経営目標を、2021年4月13日に発表する見通しです。中期経営目標より少し長い時間軸で、ミッションに向けたマイルストーンが大きく3つあります。ひとつが、「PR TIMES」を日本で社会的な情報インフラにすることです。ふたつめが、「PR TIMES」を世界的なインターネットサービスにすること。そして最後に、「PR TIMES」を超える事業づくりに挑戦する人材が1人でも多く現れる組織になることです。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001045.000000112.html
引き続きミッション「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」の実現に向けて、社員一同で邁進してまいります。
※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。
本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではりません。
実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。
【株式会社PR TIMES会社概要】
ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名 :株式会社PR TIMES (東証一部 証券コード:3922)
所在地 :東京都港区南青山2-27-25ヒューリック南青山ビル3F
設立 :2005年12月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
- ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
- 広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
- クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
- 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
- カスタマーリレーションサービス「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
- タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
- スタートアップメディア「BRIDGE」(https://thebridge.jp/)の運営、等
URL :https://prtimes.co.jp/
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