全国に50店舗の直営結婚相談所を展開する株式会社ZWEIは、会員様お一人おひとりの悩みにコミットし、ソリューションを提供する新サービスとして、従来提供していた「マンツーマンセミナー」サービスを強化し、開催数を大幅に増やして『マンツーマン・オンラインセミナー』のサービス提供を開始いたしました。

新型コロナウイルスにより、なかなか外出がしづらくなった昨今。ワクチン接種が徐々にはじまったものの、コロナによるライフスタイルの変化から、今後も「オンライン」を活用した各種サービスが定番となることが予想されます。結婚相談所ツヴァイでも、これまで会員様からご好評をいただいていた対面でのセミナーに参加しづらいと言ったお声が数多く聞かれるように…

そんなコロナ禍で会員様向けのパーティーやセミナーの企画・運営を担当する部署に配属されることとなった新任マネージャーとセミナー担当が考えたのは、『マンツーマン・オンラインセミナー』でした。今回はその誕生秘話を、イベントサービス部マネージャーの歌川とセミナー担当の緑川が対談形式で紹介します。

写真左：イベントサービス部マネージャー　歌川

写真右：イベントサービス部セミナー担当　緑川

キッカケは「集合セミナーでの気付き」と「コロナウイルス」

――今回『マンツーマン・オンラインセミナー』を導入することになったキッカケを教えてください。

緑川：最初に対面でマンツーマンセミナーを開始したのは、2017年11月頃でした。当時の部長と一緒に、よりお客様のご希望に沿ったセミナーにしていくにはどうしたらいいかを考えていたのですが、ちょうどその頃、グループ（講師1名に対して会員様複数名）でのセミナーの質問タイムで、一人ひとりのお客様の質問がとても長くなっているのを感じて。時間内に終わらず残って質問されているようなケースもよくあり、お客様毎に質問内容も様々だったので、最初から個別の悩みを解決するために「マンツーマン」でセミナーをやってみたらどうかというのがキッカケです。あとは、お客様から「この講師のセミナーを一人で受けてみたいんですけど…」というようなお声も度々いただいていました。

そこから昨年までお客様のご希望があれば対面でマンツーマンセミナーを開催していましたが、緊急事態宣言等、コロナ禍で対面での開催が難しくなって。ただお客様の活動はコロナ禍でもずっと続いているので、悩みを相談する場所がなくなってしまうのは避けたいという思いが芽生えました。リピーターのお客様からの要望もあり、「オンライン」での開催にたどり着きました。サービスとして新たなスタートを切るべく、「オンライン」の良さも活かし、セミナー本数を大幅に増やしてサービス提供を開始しました。

マネージャー着任早々コロナの壁に…

――3月にイベントサービス部に着任された歌川さん。着任してすぐ緊急事態宣言が解除、一カ月後に再びまん延防止等重点措置が発令されるなど、数カ月間コロナ影響の見極めが難しかったかと思うのですが、その時の会員様向けパーティーやセミナーの状況はどうでしたか？

歌川：社会人歴で一番大変で、追い込まれた一か月でした(笑)かなり厳しかったですね。首都圏で開催予定だったパーティー・セミナーについては、緊急事態宣言の影響を諸に受けました。満席近く集客ができていても、宣言やまん防関連の報道によってキャンセルが相次ぎ、開催できなくなることはよくありました。今もコロナ影響が残っていて、進行形で大変ですが、付き合っていくしかないですね。

それぞれ成功例を持ち寄って、アドバイスし合う

――イベントサービス部はチームの雰囲気がとても良さそうですが、チーム作りや普段のミーティングで気を付けていることはありますか？

歌川：各々の持っている考えや意見をまず聞いて、尊重することは常に意識しています。特に今はエリア担当制を敷いているので、一人ひとりの意思や方向性が大事になっています。自分で考えて「こうしていきたい」という方向性をしっかり発言してくれるメンバーが多く、それぞれ成功例を持ち寄ってアドバイスし合ったりする場面も見られて、いい雰囲気になってきていると感じます。

緑川：同年代のメンバーが集まっていて、みんな感覚が似ています。仕事する上でも質問や相談がしやすい環境なので、良い意味で遠慮なく、かなり細かい部分まで意見交換できます。現在セミナー全般を一人で担当していますが、企画の段階でも他のメンバーに「どんなテーマがあったらおもしろいかな？」「どういう内容だったら受けてみたい？」とヒアリングして意見をもらっています。そこから実際にテーマとして採用するものが多いですね。セミナー担当は私一人ですけど、みんなでやっている感じでとても心強いです。

お客様毎に悩みは様々。だからこそマンツーマンのサービス提供を

――普通のオンラインセミナーだけでなく、「マンツーマン」にこだわった理由はありますか？

歌川：フォーカスしてみると、お客様の悩みって「活動状況のステージ」に左右されていることがほとんどなんですよね。例えば、マッチングがなかなかできない人は「申込に対してお相手からOKの返事をもらうにはどうしたらいいか」という悩みになるし、お見合い相手が全然見つからない人は「お見合い相手を見つけるにはどうすればいいか」という悩みになるし、逆にお見合いはできるけれどうまく交際まで至らない人は「お見合いの場でどういう風に話せばいいか」という悩みになります。交際には至るけれど成婚まで至らない人は「普段のデートやお相手への接し方のどこに問題があるんだろう」という悩みに繋がって…今挙げただけでも全然違うんですよね。ステージ毎に人それぞれ悩みが違って、そこを後押しできるようにするにはマンツーマンが一番いいんじゃないかなというのがマンツーマンにこだわった理由です。

――実際にマンツーマン・オンラインセミナーに参加された方からの反響はいかがでしたか？

歌川：セミナーのほとんどでロープレ形式を導入しています。講師を相手に実演してもらい、ロープレ→フィードバックの流れでセミナーが進んでいくので、「すぐに実践できる内容で、すごく勉強になりました」というお声をいただいています。「実際にパーティーに参加して実践してみたところ、第一希望でカップリングできました」といった喜びのお声もいただき、とても励みになっています。実践しやすい点が会員様にご満足いただけていると実感します。

緑川：「話を聞いてもらえるだけでもよかった」「活動意欲が沸いてきたので、明日からまた頑張れそう」などのお声もあり、セミナー参加をキッカケに活動意欲が高まる効果が総じてあると感じています。

プロの講師陣が会員様の活動状況に応じた「お悩み」を解決

（セミナー企画の一例）　　　　

――セミナー内容はかなり踏み込んだ内容が多いのですね。セミナー内容を企画する上で意識している点はありますか？

歌川：企画内容はまだまだ細分化できると思っています。「会話術」など広く全般的に学ぶセミナーだけでなく、今後は「お見合いの場で使える女性から好まれる会話術」という具合に、もう一歩踏み込んで具体的な企画を増やしていきたいです。ツヴァイでのご活動のフェーズ毎に企画を細分化していくイメージで取り組んでいます。

緑川：マンツーマンの良さは、カウンセリングをもとにセミナーを展開していけるところだと思うので、60～90分と時間をたっぷり取って、講師が本当にその方が抱えているお悩みや問題点を詳しくヒアリングして、その場で講師が組み立てて、最後に必ずソリューションを与えられるのが理想だと思っています。臨機応変に対応できる、場数を踏んだプロの講師陣なので、企画だけでなくセミナーの流れもより個人にフォーカスしていただいています。

結婚相談所はより効率的に婚活するための一つの手段

――これから結婚相談所やツヴァイでの活動をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

歌川：昔のイメージだと結婚相談所は「結婚相手探しに困った方が集まる場」というイメージがあったかと思いますが、今は時代も変わって「より効率的かつ合理的にお相手を探したい方が集まる場」になっています。結婚相談所を結婚への最終手段として考えずに、より効率的に婚活するための一つの手段として気軽にご検討いただけたら嬉しいです。

――パーティーやセミナーを効率的に活用するポイントがあれば教えてください。

緑川：その時々にあったテーマから選んだり、相性のよい講師と継続してセッションしていただくことで、お悩みを効率的に解消していただけると思います。楽しく婚活していただくきっかけにもなると思うので、まずは気軽に使ってみていただきたいです。

これからもツヴァイのイベントサービス部として、チームでお客様のニーズに合った新しいセミナーやイベントを企画・開催していきたいと思います。

【株式会社ZWEI】

業界最多となる全国50店舗のネットワークを持つ大手結婚相談所のツヴァイでは、頼りになるマリッジコンサルタントがお相手の紹介はもちろん、お見合いや交際、ご成婚まで丁寧にサポートいたします。データマッチングを通して「希望条件が両想い」のお相手を毎月ご紹介することにこだわり、これまで累計16.2万人の成婚を育んできました。東証一部上場企業であるIBJグループの一員として、これからも全国各地で一組でも多くの幸せを育んでまいります。