個室空間向けサイネージ広告「xAdbox（アドボックス）」を運営する株式会社hunnyは2016年に創業し、創業以来デジタルマーケティング支援、システム開発を行っております。

アドボックスはデジタルのプロであるhunnyが、デジタルマーケティングの仕組み・考え方をオフライン広告に取り入れて開発した新しい広告媒体です。

今回は、当社がhunnyがアドボックスをなぜはじめたか、アドボックスとはどんなものかを紹介いたします。

WEB広告運用支援の知見をリアル空間で生かすべく、新規事業「xAdbox（アドボックス）」をリリース

hunnyは2016年の創業以来、デジタルマーケティングとシステム開発の支援を提供してきました。特に、WEB広告の運用支援が中心業務となっており、これを強みとしています。近年、従来のテレビやリスティング広告のように単一の目的（認知または刈り取り）を持つ媒体から、両方の機能を持つ媒体へのニーズが増してきました。その代表がタクシー広告です。ただまだまだ媒体数としては少ない、BtoB商材向けのものが多い、さらに街中のサイネージのようにとりあえず流しているだけのものが多いという課題感を解消したいと思いhunnyは「xAdbox（アドボックス）」をリリースしました。このサービスは、広告を表示するだけでなく、WEB広告の経験を活かした効果測定やPDCAサイクルを高速化する機能をリアルのサイネージ広告に持ち込んでいます。

効果測定のしやすさから個室トイレに目をつける

旧来のサイネージ広告は、不特定多数向けに広告を流し続けるというものです。そのため、周りに誰もいない状況でも広告は流れ続けている、何人が実際にサイネージの前を通ったかわからない、サイネージの広告を見たあとにどんな行動を取ったかわからないという課題があります。その課題を解決した広告面の代表がタクシー広告です。タクシー広告は、乗車時にのみしか再生されないため、何人にリーチしたかがわかり、無駄な再生も起きません。また、タクシーという個室空間なので周りを気にせず興味があればQRコードなどでWEBサイトを訪問することができます。タクシーと近い空間を検討している中で、個室トイレという空間に目をつけました。個室トイレであれば、入室時にのみ広告を配信することが可能であり、周りを気にせず気になる商品があれば、QRコードを読み取ることが可能です。また、個室トイレは設置している施設によってBtoB向け、BtoC向けの両方の広告主が利用できることも魅力として感じ、個室トイレ向けサイネージ事業をスタートしようと考えました。

また、トイレ広告は広告認知度95％、広告理解度70％という調査結果もあり、広告効果が高い媒体であることも、トイレを選んだ理由となります。サイネージ事業を行う上での最重要ポイントは、設置個数、設置している場所と考えております。広告主にとって魅力的な面がどれだけ用意できるかを重視して事業をスタートしました。しかし、これまでデジタルを主戦場としてきたため、リアル展開のビジネスには様々な課題が発生しました。とりわけデバイスの選定、設置についてはハードルが高く、「落下したらどうする」、「ぶつかって怪我をしたらどうする」、「個室トイレにサイネージを置くのにプライバシーはどうか」など、設置施設様から多くのご意見をいただきました。当初は既製品のデバイスを使う予定でしたが、上記のような声に対応するため、デバイスの自社開発を行いました。そのため当社が設置するデバイスは、「軽量化による落下リスクの低下」、「ぶつかっても怪我のしづらい形状」、「カメラを搭載しない」、「現状回復がしやすい設置方法」を実現しております。そのため、設置施設様も安心して設置していただけます。

広告主にとってxAdboxの魅力は、WEB広告のスピード感でオフライン広告を配信できる点

1番の魅力は、WEB広告の感覚でオフライン広告を配信できる点です。例えば、WEB完結しているので最短翌日からクリエイティブの差し替えが可能です。そのため、オフライン広告でありながらA/Bテストができるなど、広告効果の最大化を短期間で行えます。また設置施設のよってセグメント配信が可能となっているので、地域別配信、施設カテゴリ別配信、男女別配信が行なえます。今後設置面が増えてきた段階では、施設利用者から想定した年代別配信、年収や職業などによる属性配信をできるように準備しております。

次点では、オフライン広告でありながら効果測定が可能となっている点です。費用に対して、実際に何人にアプローチできたか、合計で何回再生されたか、QRコードを通してWEBサイトにどの程度アクセスし、何件CVが発生したかを見ることができます。そのため、広告戦略において、オフライン広告をどのように行っていくか、感覚ではなく数字を用いて判断することができます。

アドボックスはhunny社内だけではなく、実績のあるマーケターにヒアリングを重ね独自の配信システムを開発しているので、効果的な広告配信が可能だと自信を持っています。

xAdboxを設置する施設にもメリットがあるサービス設計

アドボックスはただ広告を配信するだけではなく、設置施設が無料で施設からの情報を個室トイレ利用者に伝えられる枠を用意しています。個室トイレ内にはこれまでもポスターなどで施設からの情報を提供しているものがありましたが、動画にすることで情報の理解度を高めることができます。また、配信する動画はWEBで一括変更が可能なので、ポスターを張り替える手間も削減することができます。

さらにアドボックスは、設置施設に広告費の一部を分配しております。そのため、アドボックスを設置しているだけで個室トイレの収益化が可能です。月額の利用料は無料で、動画での情報発信が可能となり、広告収益も得ることができます。

条件付きにはなりますが、初期費用を0円でも導入が可能なので、リスクなく個室トイレの価値を高められることは、設置施設にとって大きなメリットと考えています。

実際に設置していただいた企業様からは、

・LINE登録を動画で訴求したかったが費用面で出来ていなかった。無料で設置できるのでありがたい。（東京都・飲食店）

・設置しているだけで広告収益を得られるので、新たな収益源として考えている。（全国展開・フィットネスジム）

といった声をいただいております。

広告主にとって魅力的な個室空間にアドボックスを広げていきたい

現在アドボックスは「個室トイレ」を中心に設置を拡大しております。まずは個室トイレの設置台数を増やしていき、日本中の様々な施設に広告が配信できるような環境づくりを進めてまいります。その後は、トイレ以外の広告主にとって魅力のある個室空間にアドボックスの設置を拡大していきたいと考えております。

アドボックスで広告を配信したい、アドボックスを設置してしたいという方はぜひ一度お打ち合わせの機会を頂戴できますと幸いです。

アドボックスについて

広告配信を希望する広告主様へ

アドボックスは現在、飲食店、フィットネスジム、商業施設、ゴルフ場への設置を進めております。個室トイレへの広告配信をしたい、まずは話を聞きたい、こんな場所に広告配信できないかなど、ご興味がある方はどうぞお気軽に当社までご連絡いただけますと幸いです。

サイネージ設置を希望する事業者様へ

アドボックスは現在、東京都内を中心に、飲食店、フィットネスジム、商業施設、ゴルフ場への設置を進めております。設置費用無料（条件あり）で施設利用者に動画で情報を伝えられる、設置しているだけで広告収入が得られるなど様々なメリットがあります。設置希望が増えてきているため、設置希望の方はお早めにお問い合わせください。

お問い合わせ先：https://xadbox.com/

メールでのお問い合わせ先：xadbox@hunny-inc.jp