株式会社キタマは食品業界を縁の下で支える黒子的存在。素材や調味料においても国内はもとより、広く世界に目を向け、良質なもののみを厳選。業務用原材料・天然調味料・天然甘味料・香料・香辛料・オリジナル調味料の販売や、オリジナル商品の企画・開発・製造に至るアウトソーシングを得意としている。

創業60周年を迎えた8月に自社オリジナルブランド「コンツェルトハウス」から、ウイスキーにクラシック音楽の「音響振動」を与え、国産ミズナラ材で製作した樽で追加熟成させた特別なウイスキー「コンツェルトハウスJB4」をリリースした。

構想から3年以上、ボトルの形状やパッケージ、味に至るまでこだわりにこだわったストーリーを紹介する。

クラシック音楽とウイスキーの調和。甘いアロマと続く余韻を堪能

厳選した英国製造のモルトウイスキーに国産ミズナラ材で製作した樽で音響振動を与え追加熟成させた。グラスを近づけた時に感じる甘いアロマが口いっぱいに広がったあとは、余韻が長く。オーケストラのアンサンブルのようにウイスキーと音楽が調和した深い味わいでウイスキー好きな方にはもちろん、クラシック音楽を愛する方も楽しめる味に仕上がった。おすすめの飲み方はロックか水割り。もっと甘いアロマに浸りたくなってついつい飲みすぎてしまう。

クラシック音楽の低音領域を活かすウイスキーの「音響樽熟成」

「音」には、聴覚で味わえない振動音がある。この音響樽熟成のためだけにセッティングされたバイブロトランスデューサという精密機器で、ヨハネス・ブラームスの交響曲第１番から４番を特に名演奏の音源で準備した。クラシックの中でも音響熟成に向いている低音領域が多い楽曲を選択し、より良い音響熟成になるようにスピーカーの配置にも徹底的にこだわっている。音響を与えると樽と、樽に入ったウイスキーがしっかりと振動し、十分な「音響樽熟成」の効果を得ることができた。

山形の雄大な自然と共に生まれるウイスキー

山形県小国町にある出羽蒸留所は、国定公園に属する雄大な山並みに包まれ、豊富な自然のなかで手つかずの森林に囲まれた環境に位置している。小国町は、夏は雨が多く、冬には全国有数の豪雪地帯。積雪は町中心部でも2メートルを下らず、山間集落では5メートルにも及ぶ。たくさん降る雨や雪は、小国の土地に豊富な水を蓄え、森林をはじめ、そこに生息する多くの動植物の生命を育み、私たちに多くの恵みをもたらす大切な水資源。寒冷で湿潤な気候、きれいな水源に恵まれたこの町で作られるウイスキーの味は格別だ。

音楽家たちを陰ながら支える存在に。コントラバスを彷彿とさせるこだわりのボトル

音楽好きな方が欲しくなるような楽器の形に成形したガラス瓶にウイスキーを入れることで、より幸せな時間を過ごすことができるのではと考え、コントラバスの形状を何度も何度も試行錯誤して作ったボトル。形状のバランスと造形の美しさへのこだわりと、コントラバスはオーケストラの中で全体を支える縁の下の力持ち。音楽家たちを陰ながら支える存在になりたいと思い、コントラバスの形状に想いを込めた。

ボトルを包む化粧箱もデザインにこだわり、大切な方へのギフトにもぴったりな上質な質感。黒と赤の配色の中にゴールドの箔押しを入れることで、まるで今にもクラシック音楽が聴こえてきそうなコンサートホールを連想させる。

限定配信の特別演奏で、音響熟成されたウイスキーと特別なひとときを

さらに今回のウイスキー購入方の特典としてウィーン放送交響楽団副首席コントラバス奏者、森武大和氏のコンツェルトハウスJB4のためだけにウィーンで撮影・録音した特別演奏動画が限定配信される。情感あふれる旋律と豊かな響きに包まれながらクラシック音楽で音響熟成されたウイスキーを飲む、そんな特別なひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。