コーナーをはじめた理由、そして目指すもの。

#人事  #フリーランス  #複業

2020年6月15日 11時50分 株式会社コーナー

「1人が、複数の会社で、本気で働ける社会をつくる」

なぜコーナーを創業し、このビジョンを掲げたのか。それを多くの方に知ってもらいたいと思い、代表の門馬とCOOの小林にインタビューしました。それぞれ違う“原体験”を持つ2人。共に事業を立ち上げた背景と、その想いにフォーカスして話をしてくれています。


世の中にないなら、自分がつくろう。代表取締役 門馬の“原体験”

<プロフィール>

門馬 貴裕(もんま たかひろ)

新卒で株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)に入社。人材紹介部門の法人向けコンサルタントや、ファッション業界向け新規事業責任者として企業の人事戦略・採用支援に一貫して関わりトップコンサルタントとして活躍。その後は人材紹介部門のマネージャーに従事。兼務で100名超の新入社員研修等も行う。2016年に同社を退職し、株式会社コーナーを創業。


門馬ーーー

「元々やりたいことが明確にあるわけではありませんでした。ただ、“世にないサービスを作りたい”ということだけは常々考えていて。新卒でインテリジェンス(現パーソルキャリア)へ入社したのも、あらゆる業種や職種を知ることが目標への近道だと思ったことが理由の1つです。

『3年以内に退職して起業するだろう』と当初は甘いイメージを持っていましたが、気づけば10年超。人材紹介、求人広告、アパレル業界向けの新規事業、研修など、本当にいろんなことを経験させてもらいましたね。なかなかご支援しきれない中小企業向けの新サービスを作ったり、リーマンショックで出向してしまったメンバーを呼び戻すべく当時の事業部門ではおそらく初めてとなる常駐型RPO契約を受注したり。とても刺激的な毎日でした。

『経営と人事は密接に結びついている』 長年この仕事に関わる中でそう感じていた私は、より経営に寄与したいと強く思うようになっていました。しかし、経営者が人事を兼任するようなベンチャーや中小企業ほど、人材紹介報酬が折り合わずに支援を諦めざるをえなかったり、一部の知名度が高いブランド企業にばかり人材供給が偏ってしまったり。本当に必要なところにサービスを届けられていないような感覚も一部ありました。

また、人事のプロフェッショナル人口が圧倒的に足りない。人材ビジネスに関わる人が企業人事に転職するケースは一定ありますが、そうやって飛び込めるのは一部の人だけ。いきなり他社人事へ挑戦するのはハードルが高いのです。もし複(副)業という形でまずは関わることができれば、もっと企業の成長が加速するかもしれないと考えるようになったのです。」


この課題に対して門馬が取ったアクション。それは、長年勤めたインテリジェンスを退職し、自分自身が複数の会社で働くという実験的な行動でした。


門馬ーーー

「この課題を解決するには、人材供給を前提とする既存サービスでは難しいだろうなと思ったんです。だったら、まず自分がテストとしてやってみようと。いちパラレルワーカーとしてどれだけやれるか限界に挑戦してみたかったというのもあるかもしれません。

実際に1年ほどやってみて得たのは、“社外の人間であっても十分経営に関与できる”という自信でした。ある企業では、業務委託の立場にも関わらず、稟議フロー上の部長決裁権限を持ち、年間3桁を超える大型採用にも関与。入社してくれた方に『実は社員じゃないんだよね』と明かして、毎回驚かせていました(笑)

ただ、1人でやるには10社が限度でした。けれど、企業・個人ともにニーズは確実に存在する。でもそれを解決するサービスはまだない。だったら、人事・採用の課題を抱えた企業と、能力をさらに発揮したい・伸ばしたい人事プロフェッショナルをつなぐサービスをつくろう。これが、現在我々が取り組んでいるパラレルワーカーのシェアリング事業のはじまりでした。」


事業責任者になって分かった人事の重要性。取締役COO小林の“原体験”

<プロフィール>

小林 幸嗣(こばやし こうじ)

新卒で株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)に入社。転職サイトdodaの立ち上げ期より、トップコンサルタントとして活躍。その後営業、企画部門のマネージャーを歴任し、最年少統括部長として100名超の組織マネジメントを行う。doda Recruitersや地方創生プロジェクト等、多数のプロダクトや事業の立ち上げを経験。2018年に取締役として参画。


小林ーーー

「営業を経験した後は、商品企画、マーケティング、営業企画の領域を担当していましたが、転職領域での既存のマッチングモデルのグロースと新たなマッチングモデル開発をしたい。統括部長に昇進した後も常にそれだけを考えていました。ただ、プロダクト部門も管掌するようになり、当時前職ではあまり行っていなかったScrum開発を取り入れるなどエンジニア組織のマネジメントもする中で、評価などこれまで経験したことがない問題に数多く直面し、組織づくりの重要さを痛感しました。」


手探りで組織づくりをしていく中で、小林はこんなことを考えるようになったと言います。


小林ーーー

「新規プロダクト立ち上げ時の採用や、多様な職種が混在する組織の等級・評価などの基準づくりなど、一部人事の協力を得ながらも自分たちでやってきました。当時の原体験から『事業に伴走してくれる人事がいたら、もっと事業を速く・強く進めることができるのに』 と、思うようになっていました。また、その時期には新しく立ち上げたダイレクト・ソーシングサービスや人事領域のオウンドメディア立ち上げを通じて、世の中には素晴らしいHRBPやスキルの高い人事がたくさんいることを知っていました。事業をドライブさせたい企業と、事業をつくれる人事をマッチングする。そんなことができれば、もっと世の中に良い事業をうみだせるんじゃないか。そう考えるようになったことが、今この仕事をしている原点なんだと思います。」


登り方は違えど、目指す場所は同じだと気づいた2人。

インテリジェンス時代の同期だった門馬と小林。プライベートでも遊ぶほどの仲でしたが、仕事の話をすることはほとんどなかったそう。

そんな2人が同じ想いを持っていることに気づいたのは2017年8月。一緒にフジロックに行った時のこと。

小林 「(事業始めたらしいけど)食えてんの?」

門馬 「(想像以上に)食えてるよ」

小林 「人材紹介だろ?」

門馬 「違うよ」

小林 「どういうこと?教えてよ」


門馬はパラレルワーカーの視点から、小林は企業の視点から。山の登り方こそ違えど目指す山頂は同じだと気づいた瞬間でした。

視点だけではなく、それぞれがこれまでに培ってきた経験も互いに持ち合わせていないものばかりでした。門馬は複数企業の人事としてそれぞれの成果にコミットするというパラレルな働き方。小林はプロダクトやサービスを立ち上げスケールさせてきた経験。それぞれのスキルを重ね合わせれば、きっと今よりも実現したい世界観に早く到達できる。

2人は8か月間で話を急速に進め、2018年4月から小林がコーナーに正式参画。ここから一気にパラレルワーカーのシェアリングサービスが加速していきます。


「1人が、複数の会社で、本気で働ける社会をつくる」ために。

創業から早4年が経過して、5期目を迎える今期は300%成長を計画しています。それだけ急速な成長を見せるコーナーですが、門馬・小林は「まだ10%も形にできていない」と話します。

門馬ーーー

「1人が、複数の会社で、本気で働ける社会を実現するためには、本業のサブ的な立ち位置で、個人の時間やスキルを切り売りするニュアンスが含まれる“副業”では不十分。コーナーが増やしていきたいのはあくまで“複業”であり“パラレルワーカー”です。ある領域のプロフェッショナルとして複数の会社のコアを担い、自らのスキルもアップデートしていくような働き方を推進していきます。

その実現には、いわゆる労働集約型のビジネスでは難しいと考えています。将来的には世の流れを見た上で、人もお金もガッと集めて仕掛けるタイミングは来るかもしれません。ただ、先行きが予想しづらい今の世の中では、大きな組織は柔軟さに欠けます。だからこそ少ないメンバーで、MVVだけは変えずに近めの未来をイメージしながらアジャイルに動くというスタイルをあえて選択しているのです。

しかし、ゆっくりしているわけにはいきません。我々が手掛けるこのマーケットがもっと大きくなれば、資本力のある大手企業も参入してくるでしょう。大量の人員と費用を投下できる大手はやはり強い。それまでにどう市場を獲得するかがキーになるはずです。

また、『基準』を作ることにも本気で取り組んでいきます。現状、パラレルワーカーに対する市場価格の基準はありません。もし基準があれば企業は仕事を依頼しやすくなり、結果としてパラレルワーカー人口を増やすことにつながります。そのためはマーケットをスケールさせることは必須。そこに今後挑戦していきます。」


小林ーーー

「最近、自分たちが介在する価値についてよく考えます。これまではどちらかというと『私たち』が主語になることが多かった。でも、いくら我々がHR領域を得意とするとはいえ全く未経験の分野もあるし、コーナーの営業メンバーは現状6名だけ。直接関与では限界があります。

だからこそ関係人口をいかに増やすか。知見のあるプロフェッショナルに協力してもらったり、パラレルワーカー同士が関われる場所をどう作るかを考えたり。『私たち』だけで作るのではなく、『ステークホルダーの皆さん』とで一緒に世界観を作っていくにはどうしたらいいかをイメージするようにしています。また、昨今のコロナの影響で、眠っていた組織・人事課題が強制的に掘り起こされています。例えばリモートワークの導入。どの企業も初めて直面する問題に苦戦しています。今後もっとこういったシーンは増えるはず。それをパラレルワーカーの活用により突破していける世界観を作れたら、日本の生産性自体を向上できるんじゃないかと思うんです。

現時点で私たちが価値発揮できる領域は人事・採用領域ですが、経営に一番インパクトを与えるこの領域から変えていくことが、目指す世界観を実現するためにも近道だと考えています。終身雇用などかつての常識が変わりつつある今、このパラレルワークの実践を通じて新しい選択肢を浸透させたい。それが私たちコーナーの思いであり、目指すものです。」


ここまでお読みいただきありがとうございます。

今回は、コーナーが掲げるMisson「1人が 、複数の会社で、本気で働ける社会をつくる」に至った、門馬・小林の原体験や想いをフォーカスしました。

現在(2020年5月時点)、コーナーは、フルコミットメンバー(正社員)は8名、ハーフコミット(業務委託)メンバーが20名以上が関わっており、気づけば30名以上のメンバーと一緒に事業をするようになりました。これからもMission/Vision/Valueを根本に置きながら、スキルをアップデートし続けられる"複業"を支援し、企業の事業推進のためのアジャイルな組織構築を支援していきたいと思っています。



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