ITで”モノ”を売る。デジタルマーケティングの効果と実績とは

マスク

2020年8月3日 12時07分グッドシングス

2020年。今やITの力はなくてはならない時代となりました。

特に現在のコロナ禍において、その風潮は強くなっています。

Good Things合同会社（代表：寶諸江理奈 https://good-things.jp/）は「ICTの力を駆使して最適な「ものづくり」を支援する」というミッションを掲げ、クライアント企業の課題を解決するシステム開発から売上を最大化するサービス企画およびマーケティング施策まで、サービス価値を最大化させる工程を一気通貫でサポートしているスタートアップ企業です。

今回、台湾に本社を置く医療機器メーカーがwithコロナに向けて開発した商品をデジタルマーケティングの分野でサポートをさせていただくこととなりました。

ITに慣れていない方にとっては、ITによるビジネスへの効果やその信憑性を不安視している方もいまだ少なくありません。

実際どれほどの違いがあるのか。

ITでモノを売る、その成果とストーリーをご紹介します。

医療メーカーが作ったのは全ての性能を備えた高機能マスク

一時はマスク不足にまで拡大したコロナによる影響。

現在は以前に比べて入手しやすくなりましたが、もはやなくてはならない生活必需品となっています。

台湾の医療メーカーであるリードテック株式会社（以下リードテック）は医療ブランドとしてのノウハウを集結した高機能かつサスティナブルである画期的なマスクを開発しました。

撥水、防汚、防臭、制菌、抗菌の５つの機能に加えて、これからの季節に嬉しいUPF50＋で紫外線も予防。

2WAY仕様となっており、単体で布マスクとしての使用はもちろん、中に使い捨てマスクを入れると制菌・抗菌効果をより高めたマスクカバーとしての使用も可能です。

更には、通気性・速乾性に優れたハニカムメッシュ素材を採用、手洗いで簡単に洗えることや耳ヒモの長さをアジャスターで調整ができる点など、使用する上で快適なディテールが盛り込まれています。

全世界を震撼させた新型コロナウィルスですが、台湾は早期に対策を打てた国として評価を受けており、より信用度の高い商品となっています。

こうして完成したマスクですが、迅速な供給を実現するため、わずか２ヶ月での商品化を目指したことと、海外の医療製品がどれほど日本での関心を得られるかを測るためにクラウドファンディングを活用することとなりました。

７月に開始し、初日に目標額を優に超え、公開から1ヶ月で支援者は265人、支援額は150万円を達成しています。そこにはデジタルマーケティングの秘策が散りばめられていました。

オンラインは世界共通

何より、オンラインビジネスは場所を選びません。

そのためオフラインでは難しかった日本全国どころか海外にも会社や商品の認知度の範囲を広げることができます。

実際に実施したクラウドファンディングは日本全国の多くの方々に支援していただいています。

そしてプロジェクトにあたり取り組んだ内容としてクラウドファンディングのページ制作はもちろん、SNS運用、広告運用、PRサポートにも協力させていただきました。

そもそもクラウドファンディングのサポートに特化しているサービスはあまり存在せず、大体がページ制作だけなど部分的な請負が多いなか、弊社はITにおける各専門分野に強い社員が集結しているため、運用からアフターフォローまでを一括で請け負うことができます。

それが弊社の強みでもあり、クライアントと徹頭徹尾で付き合うことで相互理解が強まり、実際に与える効果の差は大きいです。

デジタルマーケティングにおける施策ポイント

今回クラウドファンディングの実施に向けて、開始前にSNS運用を始めました。GoodThingsの理念として、ただ任された一商品だけを扱うことはしません。このSNS運用にはクラウドファンディングの支援効果を促す意図はありながらも、何よりユーザーとクライアント企業そのものの信頼を築くことを目的としています。

そのため、会社紹介に始まりクラウドファンディングやマスク以外のイベント案内や社員の声を伝えアカウントの育成を図りました。

クラウドファンディング自体では同類商品との差別化を最も意識しています。　

既にクラウドファンディングではマスク関連のプロジェクトが数多く存在していた為、「制菌」や「台湾製」、「医療ブランド」といった他のプロジェクトと違う点を強調し、既存のクラウドファンディングユーザーにも製品のメリットが刺さる表現を活用しました。