オンラインへのピボットが世界を広げてくれた〜マインドフルネスサロン「MELON ONLINE」が誕生するまで【後編】

#マインドフルネス  #瞑想  #オンライン

2020年9月23日 11時00分 株式会社Melon

2020年4月に立ち上がったマインドフルネスサロン「MELON ONLINE」。日本では数少ないマインドフルネス瞑想を専門に提供しているオンラインサロンで、有名企業やスポーツチームにもそのプログラムが導入されています。そんなMELONの誕生ストーリーをお届けします。(前編はこちら)。


新型コロナウイルスでリアルセッションがストップ


表参道と日本橋(当時)にマインドフルネスサロンをオープンしたものの、しばらくは基本的に赤字の状態が続きました。厳しいな、と思いつつも定期的に通うお客様も現れ始め、何よりも「とても良かった」と言ってくださる声に勇気をもらっていたと代表の橋本大佑(はしもと だいすけ)は振り返ります。


「イベントを開催したり、興味を持ったメディアが掲載してくれたりして、少しずつお客様が増えていきました。、WEB検索で見つけてきた方というもいて、『こういう場を探している人はいるんだな』と実感していました」



とはいえ、使用しているスタジオはあくまでもレンタルしたスペース。ニューヨークのマインドフルネスや瞑想のスタジオなどの例を見て、とても雰囲気があって世界観が作られていることが印象に残っていました。


「もっと世界観を表現した非日常的なスペースで、心を整えたり真摯な気持ちになれる場所があるといいな、と思い始めたときに…新型コロナウイルスがやってきました」


リアルな場でのセッションを行うことができなくなり、急遽、方針転換を余儀なくされます。


「リアルな『場』の良さをすごく実感していたので、痛かったです。『場』の価値がすごく高いと感じており、リアルじゃないと伝わらないでしょ、と思っていました。それは私の固定観念だったんですけれど」


急遽オンラインプログラムの提供を開始


リアルでセッションができないとなると、残る道はオンライン化しかありません。


「MELONの強みは何なのかということを改めて考えました。それは提供してきたプログラムや少ない人数でもずっと続けてくれたインストラクター達のノウハウや指導の方法です。本質が変わらなければオンラインでも価値を体験してもらえるんじゃないかと思い、3月の末にすべてオンライン化すると決めて準備に取りかかりました」



その時に意識したのが、もともと考えていた「お客様がどうしたらマインドフルネス瞑想を習慣化できるか」ということ。


「リアルでセッションを開催しているときによく言われたのが、その場所に行く時間がないとか遠いということ。もうひとつは時間が合わないということ。そういうお客様達に、もう絶対に言い訳はさせないと決めて(笑)、月曜から日曜まで、朝7時から21時(2020年9月現在は朝6時から22時半)までセッションで埋めました」


さらに、新型コロナウイルス禍で不安が世界中に広まり、不安の解決策を求めている人や孤立が強まっている人たちに向けて暖かい、安全な場所が提供できるのではないかという使命感もありました。


急いでインストラクター用のPCとウェブカメラを揃え、アプリの使い方を習得してもらい、運営の仕組みを整えて4月中旬から無料でオンラインプログラムを始めることができました。



「やりながらお客様からのアンケートを取ってどんどんフィードバックする。PDCAをめちゃくちゃ早く回して改善していくと、いいねといってくれる方が少しずつ増えていきました」


この試みは評判を呼び、スタートから10日間で登録者数は3,000名を超えるまでになりました。無料期間は緊急事態宣言に合わせて5月末までに延長。その後も続けたいと会員に移行してくれた方も大勢いらっしゃいました。


オンラインとリアルで体験価値を提供していきたい


オンラインプログラムを提供し始めたおかげで、日本全国や海外からお客様が参加してくれました。


「それがすごくうれしくて。自分たちはすごくいいプログラムを提供しているという思いがあったんですけれど、必要としている人に届かなければ意味がない。それが、オンライン化のおかげで場所に関係なくいろんなお客様に届けられるようになったんです」


感謝のメッセージも多く届き、アンケートの結果も良かったのは、マインドフルネス瞑想の効果を実感しもらえたからであり、それはまさにお客様の課題の解決に役立ったということ。マインドフルネスを継続できる仕組みを提供できたという喜びを橋本は実感しています。



「最初は、新型コロナウイルス禍によって強制的にオンラインにピボットさせられたような気がしていましたが、オンラインで多くのお客様の役に立てることがわかった今は、オンラインプログラムを主軸にして完成に近づけていこうと考えています」


だからといって、リアルの良さを捨てるわけではありません。


「リアルだからできることもあると思っています。たとえばお客様同士が集まることによって得られる深い体験だったり、世界観や価値観を表現できる場の共有だったり。新型コロナウイルスのことが落ち着いたらリアルの場も併用していきたいと思っています」


橋本が理想として挙げるのはニューヨーク発のオンラインフィットネス「PELOTON(ペロトン)」。オンラインでリアルの場とユーザー同士が繋がることによる唯一無二の体験を提供しており、非常に高いユーザーエンゲージメントを誇る企業です。


「体験価値を提供し、それがお客様の満足に繋がる。『PELOTON(ペロトン)』のマインドフルネス版を作りたいんです」


これからも進化し続けるマインドフルネスサロンMELONにご期待ください。



株式会社Melonについて

MELONは、米国の大学や研究機関で効果が認められたエビデンスをベースに、初心者にも取り組みやすく、継続しやすい、科学的なアプローチに基づいたマインドフルネス・プログラムを開発し、法人・個人のお客様に提供することを目的に設立されたスタートアップです。日本中に “メディテーションする場” をつくり、マインドフルネス・カルチャーを広め、すべての日本人のウェルビーイングを向上させることをミッションとして活動しています。


会社名:株式会社Melon

所在地:東京都港区南青山4-18-21 南青山スカイハイツ113

代表者:代表取締役 CEO 橋本 大佑

設立:2019年4月22日

URL:https://www.the-melon.com