▪️我々は日本にないものを創り出す決意をした

海外では非常にポピュラーに飲まれているお茶を酢酸菌発酵させ作るKombucha。

日本での認知度は極めて低い。日本人の多くが昆布茶と勘違いをする。

そんなKombuchaを活用したオリジナルノンアルコールドリンクを我々は名古屋市で製造卸販売を行っています。

我々合同会社トラゲットはKombuchaを活用して創る、-Alcomock-の製造卸販売及び、RowKombnuchaの専門カフェの運営している会社です。

Alcomockは弊社オリジナルの造語で「お酒を飲む人も飲まない人も一緒に楽しめるノンアルコールドリンク」の名称。※商標登録済。

Kombuchaという健康・美容ドリンクのイメージを打ちこわし、飲食店・ホテルに不可欠なノンアルコールドリンクの一つとして認知を広げ、さらには地域の素材を用いた食体験「ガストロノミー」の概念を融合させた新感覚を常に発信するドリンクメーカーとして東京・名古屋・関西・北陸のレストランやホテルに商品を提供しております。

▪️Kombuchaとの出会い

オーストラリア・ゴールドコーストにて初めてKombuchaに出会う。最初に市販のKombuchaを飲んだ感想は「自分ならもっと美味しいものが作れる」だった。今でも感じるのがこの時「何て美味しい飲み物なんだ」という感想を持っていたら今はなかった。あの時「自分なら」と感じることができたからこそ探究心と好奇心を刺激されたのは間違いがない。

当時Kombuchaの作り方を聞いて帰国してから数年経ち、サラリーマンとして勤めていた会社を辞めるタイミングが到来。

最初に手をつけた場所選びにて最高に条件の良い物件に出会う。「ここを何とかして活用したい」この思いが優先的にあり、実は当初はKombuchaのビジネスを考えていなかったものの物件の周辺環境を照らし合わせた際に「ここでビジネスを興すならばKombuchaしかない！Kombuchaをビジネスにするならとにかく専門的に超特化型しかないなと,当時中部エリアに1つとしてなかった「Kombucha専門店」をオープンさせたのが全ての始まりです。

創業当時からKombuchaのポテンシャルはまだまだ未知であり、健康や美容で注目されている側面などKombuchaの可能性の１０％にも満たないと信じてきました。

そしてKombuchaがどんな場面で飲まれるのが適正か、どんな風合いであれば飲まれる場所を増やせるのか、今のKombuchaが日本で広がらない理由はどこにあるのかを徹底的に因数分解しながら見直していきました。

海外のマーケットと日本のマーケットを比較して、海外で売られているスタイルがなぜ日本で当てはまらないのか？

問題と考えられるポイントは想像以上にたくさんありました。

※写真はオーストラリア・ゴールドコーストにて。

▪️どこでもKombuchaが飲めるように

弊社は創業時からKombuchaがあらゆる飲食店・ホテル旅館などで当たり前に飲まれる環境に日本が変わっていくことを目指しています。

そして、そのような目標を実現していくためにはどんな方のためにどんなドリンクであるべきかを常にイメージしています。

特に、代表夫妻が結婚式を挙げた名古屋のレストラン「カワブンナゴヤ」様にていつか必ず自社ドリンクを取り扱いしていただくこと。これは何よりも強くイメージしていた実現したいミッションでした。

弊社のモチベーションはいつでも私欲です笑

「いつもいくあのレストラン、いつも泊まるあのホテルや旅館で自分達のKombuchaが飲めたら幸せだよね！」

この思い一つで営業しています。最近では、応援してくださる方が「ここで飲めるようになったら嬉しいんだよ」と、ご紹介賜ることも増えてきました。

▪️壁は乗り越えるためにある

このように飲食店やホテル旅館でKombuchaが扱われるためにはいくつものハードルがあると感じていました。

1つは「健康飲料」のイメージのあるものはメニューに並べにくい。

2つ目は、名称がややこしく昆布茶と思われるのでスタッフ様の詳しい説明が不可欠であり案内しにくい。

これらの壁をクリアしなければならないなと想定をしていましたので、私たちはこの壁をクリアしていく方法を考え続けました。

そして出した答えが、Kombuchaという名称を思い切って捨て去ることでした。

そして、さらにたどり着いた答えが造語を創り出すことでした。

ややこしさのあるKombuchaというワードを使わずともニュアンスの伝わる造語を創り出すこと。

当時コロナ禍によってお酒を飲める環境がなくなったこともまたある意味我々の好機となり「お酒のような風合いを楽しめるノンアルコールドリンク」といった意味合いを込めてAlcomockと名付けました。

Alcomockは実はお酒が大好きな方からも絶大な支持を得ています。

世の中にあるノンアルコールドリンクのほとんどはお酒好きの方にとっては物足りなさがあるようです。しかし、Alcomockを飲んだお酒好きの方の反応は「これならお酒が飲めない時でも満足感があるから、我慢して合わないノンアルを飲む感覚よりも普通に飲みたいドリンクだね」と。

この感想は非常にありがたく、非常に心強いものです。

お酒を飲む方も、飲まない人も一緒に楽しむことができる。

この価値観はこの先とても重要なものとなっていくことでしょう。

▪️常に3年先を目指して、進化あるのみ

我々の概念は常に変化、進化をしていきます。

健康・美容に良いKombuchaから、食事との相性を最大限考慮したノンアルコールとして・・・

我々トラゲットは今、さらに次のステージへKombuchaと共に歩む決断をしました。

コロナ禍が明け、ようやく都市部にも地方にも人手が戻ってきました。

国内観光需要、インバウンドどちらも活況です。

そんな中で飲食店やホテルの目指すべきスタイルが非常に明確になりつつあります。

それが、「ガストロノミー」なスタイルです。地のものを用いてその地域へ興味を持っていただき、知ってもらい、味わっていただき、体感していただく。

わざわざその場所へ足を運ばなければ味わえない料理、体験を演出するスタイル。

インバウンドへのアプローチの必要性が高まるほどに需要は増していきます。

我々も、常に需要と「Kombuchaが欠かせない環境」が今現在どこにあるのかをリアルタイムで観測しています。

弊社は今、まさにこのガストロノミーの概念をKombuchaに融合させ進化を遂げようとしております。

弊社商品を取り扱いいただいているレストランやホテル様は地のものを使ったお料理を提供されているところが非常に多く、お店にて取り扱うノンアルコールドリンクにも同じ感覚を持って常に精査なさっています。

普段お話をしていると「こんな素材でも創れる？」「これを加えたらどんな風合いになるかな？」このようにワクワクする投げかけをいつもいただいております。

そして、そんなお店様とお話しするほどにノンアルコールドリンクの進むべき未来が明確に見えて来るわけです。

今までのノンアルコールドリンク、ソフトドリンクはその商品そのものに「ストーリー」がありませんでした。

それは、大量生産されるがため素材は画一的な材料を使わざるを得なかったからです。

しかし、Alcomockは素材にこだわりそのストーリーにもこだわっています。

それは、ノンアルコールで料理を楽しみたい人々にも、その楽しみ方を体感して欲しい。そして、製品になるまでのストーリーやその素材の生産された土壌や生産者さんに関わる人々の人間模様も共に楽しんでいただきたいと考えているからです。

これが、我々の創り出すガストロノミックノンアルコールドリンク-Alcomock-です。