招福門が「蒸す」を家庭に広げたい理由

#蒸す  #ミールキット  #香港飲茶

2020年5月19日 08時00分 招福門株式会社

横浜元町中華街にある招福門(以下、当店)は「蒸す」を家庭に広げたいという想いから、<「蒸す」を身近にプロジェクト>を始動しています。


具体的には、2020年3月から第1弾に「凄旨!逸品伝授・肉饅頭の素」、第2弾に「凄旨!逸品伝授・焼売の素」、そして第3弾に、より本格的な高級蒸し中華料理をである魚1本丸ごと使った「長崎県五島列島産 天然アカハタの姿蒸し」など、創業以来「飲茶・点心」を軸に営業を続けてきた実績とノウハウを活かしたミールキットとして発売しました。


大変喜ばしいことに、どのセットも新型コロナウイルスによる外出自粛を受け、「おうち時間」を楽しむ材料キットとして好評を頂けています。


しかし、当店がこのプロジェクトを立ち上げたのは新型コロナウイルスの流行があったからではなく、構想が始まったのは今よりなんと2年も前なのです。

今回はそのプロジェクトを立ち上げるまでに至った想いの部分をお伝えしたいと思います。




「蒸すのはめんどくさい…」家庭では一般的でない現状


家庭では一般的となった中華料理。その調理法として一般的に思い浮かべるのは餃子の「焼く」、炒飯の「炒める」、春巻きの「揚げる」ではないでしょうか。

しかし、あまり知られていませんが「蒸す」ことこそ中国料理では最高の調理法と言われています。


現に、干しアワビや干し貝柱、フカヒレ、干しなまこなどの高級乾物を数日かけて熱を入れて作る、伝統的な高級スープ「佛跳牆(ファッチューチョン)」も「蒸す」という調理法で作られています。


当店は、「焼く」や「炒める」と同じくらい、「蒸す」も家庭でメジャーにしていきたい、ホットプレートやオーブントースターと同様に蒸籠を活用するご家庭が増えてほしい、との考えからこのプロジェクトを始動しました。



「蒸し料理」の良さ


沸騰させた水の水蒸気の熱を使って材料を加熱する「蒸す」という調理法。

すごくシンプルですが、良い点がたくさんあります。


まず1点目。食材が火に直接当たらず、また加熱中も混ぜる必要がないため、調理器具で触れずに済みます。その分、食材の損傷が少なく、食材のうまみや栄養素を逃しにくくなっています。また2点目は、ほっておいても加熱し続けられるので、火加減等気にすることなく誰でも簡単に調理ができます。


3点目は、佛跳牆(ファッチューチョン)のように長い時間火にかけても焦げない分、ゆっくりじっくり素材の旨味を引き出すことが可能です。4点目は油を使わずに調理することができ、さらに適度に肉や魚の油も落ちるので、健康面にも良い影響があります。


そして5点目は美味しさの面です。水蒸気の力を感じるふっくらとした仕上がりになります。焼売ならプリっと、肉まんならふっくら、野菜やイモ類もホクホク。それぞれの素材が持つ本来の良さを楽しむことができます。


蒸籠は竹や木を編んで作っているので、蒸気が抜けやすく、食材に余分な水分が残りづらくなっています。また、蓋を開ける際の竹や木のフワっとした香りは、料理をする楽しさを今一度噛み締めることができるでしょう。

このように「蒸し」にはいくつもの利点がある最高の調理法と言うことができます。




「蒸す」を楽しむために手順の簡略化を徹底した3種のオリジナルミールキット


とはいえ、まだ蒸籠を持っていない、「蒸す」をあまりやったことがないという方には抵抗感が大きいと考えたので、当社では工程を簡略化し、楽しんで料理を作って頂けるミールキットを通して「蒸す」の家庭への定着化を狙いました。


まず第1弾の肉まん材料キットでは、まんじゅう生地の発酵時間の短縮、第2弾の焼売材料キットでは、ご家庭でも本格的な当店の味が楽しんで頂けるよう、肉だねは全て出来上がったものをつけ、包む楽しさを味わって頂けるようし、第3弾の姿蒸しの材料キットでは、アカハタの下処理は全て済ませ、内臓や鱗をとる手間がないように工夫しました。


すると、オフィシャルネットショップでは「蒸し」に使うスチームバスケットが一時売り切れとなるほど、少しずつ「蒸し」にチャレンジしてくださる方が増えてきていると、体感できるようになりました。



創業から続く「香港飲茶」へのこだわり


「蒸す」こと、そして蒸し料理が中心となる飲茶に関して、当店には並々ならぬ想いがあります。

今となっては飲茶もあまり珍しくなくなりましたが、当店が創業する前の横浜中華街には飲茶に特化したお店はありませんでした。


それならば、日本に住む皆さまに香港に行かずとも本場の味をそのままに味わって頂きたい、また会社としても他社との差別化をはかりたい、と横浜中華街初となる飲茶に特化したお店作りを始めました。


「本場の味をそのまま日本で提供する」という点は難しかったのですが、実際に香港から点心師を招聘し、その指導を受け実現に至りました。

現在もそのスキルやノウハウはそのままに、料理長を中心に伝統の味を守り、またお客さまが何度ご来店頂いても楽しんで頂けるように、季節によって新メニューの開発にも勤しんでいます。




「蒸す」を身近にしていくために


今は蒸籠や蒸し器がないご家庭の方も多いことでしょう。当店のオフィシャルネットショップの蒸し器販売個数を見ましても、昨年は120個と抵抗感が大きいのか、まだまだ多くのご家庭に浸透しているとは言えない現状であります。


その為、今回の「蒸す」プロジェクトを皮切りに、直径30㎝蒸籠の発売を開始し始めました。これからも蒸籠のサイズ展開を増やすなど工夫をし、年間1,000個の蒸し器の販売を目指していきたいと考えています。


いつの日か、どのご家庭でも調理法の1つとして当たり前のように蒸しものを楽しんで頂けたり、蒸籠がご自宅にあることが自然となるように、これからも当店はたくさんの方に蒸すことの良さをお伝えしていきます。


参考リリース

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