STUDIUM 「中身を入れても薄さをキープ！」オールインワンの小さく薄い財布『スマートウォレットLFリスシオ®︎』の開発ストーリー

創業ストーリー

2023年3月24日 11時00分アルチザンファクトリー株式会社

“何気ない日常をもっと豊かにする“をコンセプトにしたレザーブランド『STUDIUM(ストゥディウム)』は、シンプルながら機能的な革製品を取り扱うブランドです。「STUDIUM」とは、ラテン語で“愛着”を意味します。素材の良さをひきたて、使いやすく機能的でシンプルなデザイン。何年たっても飽きがこない、愛着を持って永くご愛用頂けるような快適で心地よい「お気に入りの相棒」のクリエイトを標榜しています。

「中身が全然入らない」「もっと仕分けできるポケットがあったら」など…。財布やバッグには、そのような悩みが多いもの。だからこそ「STUDIUM」は、そんな時代にマッチした便利に使える機能性に優れたアイテムを製作しています。シンプルで洗練されたデザインは、使うシーンを選びません。品質と利便性を追求し、魂を込めて作り上げたアイテムばかりです。

魅力的な素材感、味が増すエイジング、触り心地のよさ、高い機能性。これらの条件を満たす革を使ったアイテムこそ、あなたの最高の相棒となるのにふさわしい。その考えから、「STUDIUM」は革に徹底的にこだわっています。どのアイテムも革の特徴を最大限活かすため、さまざまな製法を用いて製作。使えば使うほど革の風合いが増していくだけに、末永く楽しみながらご愛用いただけます。

アルチザンファクトリーの創業ストーリーと今後の展望

創業は令和元年。今までにない新しく機能的で、愛着を持って永くご愛用いただける

革製品を企画・製造・販売することに致しました。新製品はクラウドファンディングにて先行予約販売を行い、資金調達だけでなくマーケティングも行い、その後EC販売で一般販売をする流れを確立しています。

創業1年目の2020年は他社の業務委託を請け負い、鞄のデザインが業務の中心でした。2020年後半から本格的に自社ブランド「STUDIUM/ストゥディウム」の製品数を増やし、2021年は売り上げを大きく伸ばすことができました。創業してまもなく新型コロナウィルスの感染拡大が起きましたが、EC販売では逆に追い風となりました。

主要製品としてマイクロウォレットLFリスシオが2021年3月からの先行予約販売で大きく売り上げに貢献。違う革でのバリエーションも展開することで、ラインナップの幅も出すことができました。

自宅兼事務所にて代表一人で製品の企画・デザイン・マーケティングを行い、仕様書や図面の作成、サンプル製作や外注メーカーとのやりとりをしています。在庫も自宅で管理しており、規模が拡大してスペースが手狭になり、何よりもお客様からの実物を店舗で見たいとのお声が増えてきました。見て触って体感していただきたいと想いが強くなり製作現場を備えたアトリエショップを開設します。

「ものづくりの街」2k540に出店

JR秋葉原駅と御徒町駅間の鉄道高架下の、ものづくりをテーマとした商業施設 2k540 にて2023年3月25日(土)よりNEW OPEN!

「見て・触れて・つくって」

商品を見て、触っていただくことはもちろん、お店に常設した作業スペースを活用し、革小物の製作を体験していただける体感型アトリエショップとして、お客様と一体感が生まれ、ストーリーを共感していただけると考えています。

スマートウォレットLFリスシオについて

KEEP SLIM構造

カードと小銭が重ならない構造

上部に小銭収納部・下部にカード収納部をレイアウトして小銭とカードが重ならない、KEEP SLIM構造！中身を入れない状態で薄さが1.5cmほど。適量のカード約10枚、小銭約15枚、お札約10枚、鍵を1本入れても0.3cmほど膨らむ程度で薄さをキープします！

小銭スペースが蓋として機能し、カード枚数が少なくても抜け落ちにくい。

お札収納部は独立したポケットになっているので、レシート等も収納可能。カードや小銭を出す際にも邪魔することがありません。大きく開くので、お札の出し入れもしやすく、お札に折り目がつくことなく、スマートにお支払い。

お支払い動線を考えた時短レイアウト

「お支払い動線」は隣り合う設計で、手をもちかえることなくスムーズに素早いお支払いが可能に。片側に複数枚カード収納部と小銭収納部をまとめることで実現しました。

財布を開くとカード収納部がせり出し、カードの出し入れがスムーズに

意匠登録出願済 2023-1820

財布を開くとカード収納部がカードの重みでせり出してきて、カードをスムーズにとり出すことが可能。複数枚の一番前と一番後ろは瞬時に出し入れできます。

片側を大きくナナメにカットしたデザインで、カードを指でぬき出しやすく設計しています。

さらに内側のカードを選ぶ際、わざわざ全てのカードを出すことなくカード収納部の底穴からカードを押し上げ、一枚一枚確認して出すことが可能です！

財布を開けずにワンアクションで小銭の出し入れが可能！さらにLファスナータイプなので小銭収納部分は、ガバっと開いて見やすく出し入れしやすい！

フロントのスライドカードポケットに非接触決済カードを入れると、タッチ決済可能！

クレジットカードやIC、IDカードなど、非接触決済カードをスライドカードポケットに入れておくとタッチ決済が可能となり、お支払いの時短になります。

（※同種類のカードを一緒に入れると、誤作動で反応しない場合がございますのでご注意ください。同種類のカードを入れる場合はスキミング防止カードを間に挟んでください。）

財布を開かずにカードを出し入れ可能で、タッチ以外のカード読み取り決済にクイック対応。

容量があり使いやすく、できる限り小さく薄い財布

握りやすく、ミニバックにも収まりジャケットの胸ポケットにも収まるサイズでありながら「使いやすいコンパクト」を目指しました。

携帯性抜群のコンパクトサイズで大容量

MAX容量はカード約12枚、小銭約20枚、お札約15枚。さらに鍵を1本収納可能。（適量はカード約10枚、小銭約15枚、お札約10枚、鍵を1本。）

コンパクトでフレキシブルにシーン対応

男女問わず様々なシーンに対応して、持ち運びが身軽に快適に。

小さいのにキーポケットも装備

小さい財布でも、スペースを考えた設計でキーポケットを確保。ポケット口部分はカーブデザインで、出し入れしやすい機能デザイン。鍵が抜け落ちる心配もありません。

YKKが誇る高級ファスナー「EXCELLA(エクセラ）」

EXCELLA（エクセラ）は、YKKの金属ファスナーの中で最も高級で美しく、最も上質とも言えるファスナーです。その特徴はなんと言っても滑らかさと美しさ。他のメタルファスナーとは違い、エレメントの1つ1つの全面に入念に磨きをかけています。これにより、凹凸が非常に少なく、スライダーも滑らかに動きます。

さらに薄さにこだわった、極限まで厚みを出さない『薄型ファスナー引手』を採用しています。引き手は可動式で、薄さを犠牲にすることなく使いやすさにも配慮しました！

高級感溢れ見た目も美しい、イタリア製プリムホック

ワンアクションで取り出せるホックタイプ。ヨーロッパのスーパーメゾンでも採用されているイタリアPRYM社のバネホックを使用しています。バネパーツには「PRYM ITARY」の刻印が入り、ゲンコ(凸型)パーツが高級感のある真鍮を削り出した挽物になっています。よく使用されているホックと違って上品で、開閉時に手に伝わる感触や音も良い感じです。財布内側に使用するので、落ち着いた雰囲気のアンティークゴールドのメッキを施しています。

深まる色艶と、もっちりと手に吸いつくような至高の肌触り『エルバマット』

イタリア・トスカーナ地方に9世紀初頭から伝わる「ヴァケッタ製法」。その伝統を今なお守り続けるテンペスティー社のエルバマットは、植物タンニンでなめし、じっくりとオイルを染み込ませた革です。エルバマットは、見事なまでに美しく色艶が深まり、抜群の手触りで、数あるイタリアンレザーの中でも際立つ存在です。

オイルケアが不要

十分オイルを含むエルバマットにオイルケアは不要です。防水スプレー、その他コーティングしてしまうようなものも避けて下さい。特別なメンテナンスは何も必要ありません。オイルが染み出していますので、多少の傷は指で擦れば自然にもどります。

エルバマットの鮮やかで透明感のある色は、染料のみで行われているからです。傷やシミなど、天然の革の証を顔料や型押しで隠さないので、そのまま残ることがございますが、上質な天然の革で、限りなく素材を活かした仕上げとなっています。さらに、染料で仕上げた革は、お使い頂くほどにお色が深くなり、エイジングを堪能できます。染料仕上げは素晴らしいのですが、反面色落ち、色移行は避けることができませんので、淡いお色の衣服には、ご注意ください。

シリアルナンバー入りのイタリア植物タンニンなめし革協会発行のタグ付き

イタリア植物タンニンなめし革協会は、この製品に使用しているタンナー、テンペスティー社を含む、製革産業地区で事業を営むトスカーナの22のタンナーによって構成されています。『トスカーナ・エクセレンス』の保護、向上を図るために、作り出したのが、革職人の手をモチーフにした「トスカーナ産植物タンニンなめし革」品質表示マークです。このマークは労働者の働く環境を守り、かつ環境の持続可能性に配慮しながら、100%トスカーナ地方において、主に職人技と手作業の加工によってつくり出した革であることを保証しています。