Sleeping Smart Japan株式会社は、乳幼児睡眠コンサルタント愛波あやの知見を活かし、”ねんね改善で子育てをハッピーに”を理念に乳幼児の寝かしつけに関するコミュニティ事業の運営、寝かしつけに役立つオリジナル商品の販売、乳幼児睡眠コンサルタントの育成事業を実施しています。

このストーリーでは当社の創業に至る想いを愛波あやが振り返り、オリジナル商品である「愛波おくるみスリーパー」の開発のポイントを語ります。

子育てをしている人が寝かしつけに悩まない社会へ

私たちは「ねんね改善」を通してハッピーな子育てを伝えたいという想いで事業を展開しています。本来、子育てはとってもハッピーなものです。しかし、子育てをハッピーなものにするためには、まず子育てをする自分自身が自分らしく生きていること、それに対して幸せを感じられていることがとっても大切だと考えています。

ママ・パパ・保育者の皆さん、頑張りすぎて自分より子どものことを優先するあまり、自分自身の幸せが疎かになっていませんか？特に日本では完璧にしようと頑張りすぎてしまう方や、周りの人に相談できずに悶々としている方が多いように思います。

私は、今の仕事を始める前は全てにおいて完璧主義で、離乳食に拘り過ぎたり、夜泣きする長男をひたすらバランスボールの上で抱っこして3時間あやしたり、「子どものために頑張らないと」、と必死でした。そのぶん、上手くいかない時にとても落ち込んだり、「何で寝てくれないの？」と子どもにイライラしてしまったり。イライラする自分を責めてさらに落ち込んだり。

長男のときはサンフランシスコで子育てをしていたので、両親や親戚が近くにいなくて、本当に孤独で辛い時期でした。そんな時、アメリカ人のママ友に「あや、昨日の夜は何していたの？私はジムに行ってきたの」と言われたんです。同じ月齢の子どもがいるのに、この違いはなんだと衝撃を受けたのを覚えています。（私はバランスボールの上で３時間も寝かしつけをしていたんですよ！）

その話をすると、「あや、それじゃダメだよ！ママがハッピーでいなきゃ、子どももハッピーじゃないのよ！」と言われ、小児科医が科学的根拠に基づいて書いた寝かしつけに関する１冊の本を渡されました。その時に初めて、乳幼児の睡眠について正しい知識をもつことの大切さに気付きました。

アメリカ人のママ達は、正しい睡眠の知識を学んで子どもが自力で寝れる環境を整えて、自分の睡眠時間もしっかり確保して、自分の好きなことを楽しむ時間をちゃんと作る工夫をしていたんです。

それからは図書館で数十冊の書籍を借りてきて猛勉強。目から鱗な話や知識がたくさんあって、もっと早く知りたかったと思いました。

「ねんねが改善したら、子育てが見違えるように楽しくなった」

正しい知識を元に少しずつ環境を整えて、長男にセルフねんねトレーニングをしたら、４日で一人で朝まで寝てくれるようになったんです。今までバランスボールに座って永遠に揺らしていたのが嘘みたいに。この時の震えるような感激は、今でも決して忘れることはできません。それからは、ただ辛かった子育てが見違えるように楽しくなり、心から息子がかわいいと思えるようになりました。

ママとしての自信もついて、自分の時間を楽しむ心の余裕も出来ました。これまでは頑張って手作りした離乳食をばらまく長男を見て「何で食べてくれないの？」とイライラしていたのに、納豆を投げつける長男の写真を撮るくらいの余裕が生まれました。（もちろん納豆は投げてほしくないです！）

完璧主義だった性格も、育児や家事は完璧に出来なくても良いんだと思えるようになりました。全て自分で頑張ろうとせずに、周りの人を頼ったり、少しくらい手を抜いて良いんだと思うようになりました。

「ねんね改善を通して、ハッピーな子育てを伝えたい」

乳幼児睡眠コンサルタントという存在はまだまだ一般的に知られているものではありません。もっと多くのママ、パパ、保育者の方に、相談できるプロがいることを知っていただきたいと思っています。

私たちは子どもが産まれた瞬間からママ、パパ、保育者として子育てをしていくことになりますが、みんな最初は素人なんです。分からないことがあって当然、うまくいかないことがあって当然です。だからこそ、上手くできない自分を責めたり、一人で抱え込んだりせずにプロに頼ることを多くの方に知ってほしいです。ちょっとしたことで、子育ては大きく変わります。

そして、保育者も子どももハッピーな子育てができるようになってほしいと思っています。まず自分のことを大切に、できることもできないことも全部認め好きになり、笑顔いっぱいで過ごせるような子育てを知ってほしいです。

もちろん、私もまだまだ子育てはこれから。子どもが大きくなるにつれて新しい悩みが出て来たり、壁にぶつかることもあると思います。そんな時私は初心に返り、「ママがハッピーでいなきゃ、子どももハッピーじゃない」という言葉を思い出し、まずは自分が自分らしくハッピーに子育てが出来ているか、自分らしく生きているかと自問自答します。

一緒に、自分らしく、ハッピーな子育てをしていきましょう！

寝かしつけがラクになるぐっすり設計。「愛波おくるみスリーパー」の開発

ねんね相談を行ってきて、ねんねの悩みを改善でき、成長とともに卒業しなくてもいいおくるみがあったら良いと思っていました。企画・開発に1年をかけ、やっと私が「これだ」と思えるおくるみスリーパーが完成しました。

開発のこだわりポイント①　ママの胎内を再現

生まれたての赤ちゃんはママの胎内にいたときのように、腕をギュッと固定してあげることで安心して寝てくれるようになります。赤ちゃんは突然ビクッと動いてしまうモロー反射を起こすことがあります。自分のカラダなのに、このモロー反射でびっくりして泣いて起きてしまうことが、睡眠の妨げになってしまいます。昼寝も夜も成長のためにぐっすり眠ることはとても大切です。スリーパーについている羽の部分で赤ちゃんをキュッと包んであげることで、質のよい睡眠がとれるようになります。

開発のこだわりポイント②　足が自由なので骨折や股関脱臼を予防できる

愛波おくるみスリーパーは国際股関節形成不全研究所（IHDI）より、「正しく使用することで正常な股関節の位置が保たれ、股関節異形成や脱臼を引き起こさない商品」として認証されています。国際股関節形成不全研究所（IHDI）は、新生児の股関節不安定症と股関節の発達性異形成の影響を受ける子供と大人の身体的、社会的、経済的負担を軽減することをミッションに活動している協会です。

関連プレスリリース：

足の部分はゆったりとした袋状になっているため、赤ちゃんはその中で足を自由に動かすことができ、赤ちゃんの骨折や股関節脱臼を予防することができます。通常の1枚布で自己流でおくるみをする場合は、足を固定してしまうと股関節脱臼を起こしてしまうリスクがありますが、愛波おくるみスリーパーはその心配がございません。

開発のこだわりポイント③　着たままオムツ替えができる

上半身はおくるみで包んだまま、足の部分だけをファスナーであけることができるのでオムツ替えが簡単に行えます。スリーパーからわざわざ出さなくてもOK！

思いやり設計①　ファスナーが肌に当たらず優しい設計

首元のファスナー部分には、柔らかい素材でカバーをしています。冷たい金属部分が赤ちゃんの肌に触れない、優しい設計にしました。

本体部分のファスナーも、赤ちゃんの肌への優しさにこだわりました。ファスナー部分の下に布を一枚付けることで、ファスナー部分は赤ちゃんの肌に一切当たらない設計です。

思いやり設計②　洗濯しても縮みにくい丈夫な設計

おくるみの羽の部分にステッチを入れることで、縮みにくい設計にしました。また、羽を着脱するときに生地が浮きにくくなっています。

思いやり設計③　日本製ならではの丁寧な縫製

日本製ならではの細かい縫製にもこだわりが詰まっています。肩の部分の裏側はしっかりと縫い目を押さえることで、赤ちゃんに着せた時にごわごわせず、フィット感を与え、心地よい安心感につながるようになっています。

全体的にステッチを細かく入れていくことで、丈夫かつ見た目にもすっきりときれいなデザインに仕上がっています。引っ張っても糸がほつれにくい、丈夫な設計です。

子育てで毎日があっという間に過ぎていく中、赤ちゃんのおくるみがたとえ1分だったとしても、ぐずってるときの1分は長く感じると思います。マジックテープにすることで、ぐずっていても数秒で簡単におくるみができます。マジックテープはできるだけ柔らかい素材を使うことで、着脱が数秒で簡単にできるようにこだわりを詰め込みました。

デザイン性・機能性の両方にこだわって作った、新生児から生後６ヶ月頃まで使えるスリーパーです。愛波おくるみスリーパーを使用することでお子さんの寝る力を引き出し、質のよい睡眠がとれて、ねんねトラブルなしの生活ができるようになります。

愛波あや（あいば・あや）

経歴

慶応義塾大学文学部教育学専攻卒業。外資系企業勤務後、結婚を機に拠点をアメリカ・ニューヨークに移し、2014年に米国IPHI公認資格（国際認定資格）を取得。「ママと赤ちゃんのぐっすり本」（講談社）、「マンガで読む　ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方」（主婦の友社）の著者。「ママにいいこと大全」（主婦の友社）を一部監修。 IPHI日本代表。Sleeping Smart Japan株式会社代表取締役。

https://aya-aiba.com/

現在は、2人の男の子の子育てをしながら、企業やイベント講演、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルテーション等幅広く活動。特に、ママ・パパ向けに睡眠・子育て・教育についてなんでも質問に答え、情報を配信する『愛波子育てコミュニティ』は、同種のサービスとしては日本最大規模に成長中。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務め、現在390名以上の生徒の育成をしている。