ビースタニング株式会社（本社：東京都渋谷区、2006年創業）が運営する、ベビー＆出産祝い通販「ConiConi（コニコニ）」が４周年を迎えました。自社通販サイトの他に楽天・Yahoo！・LINEギフト・Amazonへの出店を展開しており、楽天においては2021年9月に出店し、翌年の11月に「※月間優良ショップ」を受賞。（※ユーザーから高い評価を得た上位1%のショップを表彰する賞のこと）現在に至るまで月間優良ショップを3度受賞しています。

今回は4年で売上を5倍に伸ばした通販部門について振り返ってみます。

通販の立ち上げは、今から10年前の2014年。別業態の「美容セレクトショップ」としてスタートをしていました。元々「美容室専用の予約システム」の展開および「美容室：Web集客」をメインで行なっていたため、通販事業のスタートも「美容系」というのが自然の流れでした。

【美容からベビーへの転換】

当時、バイヤーの中心を担っていたのがコスメコンシェルジュの資格を持っている女性社員でした。（※コスメコンシェルジュとは、あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選び出せるプロフェッショナル。日本化粧品検定協会が認定している資格の一つで、「あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選びだせるプロフェッショナル」であることが証明される資格のこと）

東京ビックサイトで開催されている化粧品展や健康展へ足繁く通い、商品を自社セレクトし販売していました。しかし良い商品に出会い、取り扱ってもなかなか売れない日々が続きます。通販事業に参入し最初の洗礼を浴びました。商品が売れないと通販て面白くないんですよ。（苦笑）

とにかく通販部門を諦めたくなかったので、他の事業部にも助けてもらいながらみんなで通販について日々研究を重ねていきました。

>> 本当に好きでいれる事業、ただそれだけ。

そんな中、運営スタッフの子育て経験をキッカケに、2016年、自社初のOEM商品：赤ちゃん・子どもと一緒に使える重炭酸入浴料「ベビタブ」の販売を開始することになります。地道な活動のお陰で年々『Babytab（ベビタブ）』の購入者が増えていきました。美容のキラキラより、子どものほっこり。自分達に合っているのは、こういう空気感なのかもしれないと気付き始めます。売れたら売れたことに喜ぶのではなく、買った先の情景に自分たちも嬉しくなりたい！そういう思いがふと込み上げてきた瞬間でした。

>> 弊社ママバイヤーの想い

『Babytab（ベビタブ）』をプレゼント購入してくださる方々が増えていく中、ベビー用品・出産祝いのネット通販ニーズが高まってきていることにもヒントを得ていきます。

初めての出産で右も左も分からず、目の前のことでいっぱいいっぱいになっているママさんへ「応援しているよ！」と背中を押してあげられるようなギフト。また、2人目、3人目となると、どうしても余裕があるように思われてしまいがちですが、出産・育児の状況は毎回違います。数年の間に便利グッズも増えていきますので、可愛くて実用的なアイテムを、そして、出産祝いではありながら、赤ちゃんと一緒にがんばったママにも想いが届けられるようなギフトを取り揃えていきたいと思っています。

その頃、通販ConiConiと並行して立ち上げたのが、ママ向けWebメディア「mamioh（マミオ）」です。https://mamioh.coni-coni.com/

>> 絶賛産休中、マミオ編集長の想い

情報やモノが溢れていて、何を選べばいいかわからない。 今のあたりまえが、自分にはしっくりこない気がする。 そんな風に思ったことはありませんか？ mamiohではモノ・コト・トコロにこだわるママに向けて、 「そう！それが知りたかったの！」という思いをカタチにしていきたい願いを込めながら立ち上げました。 ママ自身が実際に困って検索したことがあるコト。 仲良しのママ友が実際に悩んでいて相談されたコト。 「こんな時どうしたらいいんだろう？」と思った時に mamiohを訪れれば、ヒントが見つかる。「私だけじゃないんだー」とほんの少しだけでもホッとしてもらえる場所。今ママの人はもちろん、これからママになる人、なろうとしてる人。 そしてサポートする周りの人たちにとって、子育てや暮らしを考えるきっかけになり、気付きの場になれるよう願っています。

Webメディアに関しては、専属のライターさんが子育て経験を元に記事を書いています。ConiConiとは違った目線で自由に綴っていただいています。

ベビー＆出産祝い通販サイトConiConi（コニコニ）（https://coni-coni.com/）」の取り扱い商品は、他の店舗に比べると商品数は5分の一程で、かなり厳選しています。

楽天コニコニ

人気の出産祝い・ベビーギフト７選

>> b.box（ビーボックス）

b.box（ビーボックス）2007年にオーストラリアで誕生しました。Sippy cup（シッピーカップ）や保冷・保温機能が優れたステンレス製の水筒など数多くのアイテムを取り揃えています。実際の育児の中から出てきた「こんなアイテムあったらいいのにな」という声を形にすることで、b.boxにしかできないデザインと実用性を兼ね揃えたアイテムが生まれています。

・ステップアップマグ （赤ちゃん マグ）

・シッピーカップ （ストローマグ）

・ステンレスドリンクボトル （ステンレス製水筒）

>> garbo&friends（ガルボアンドフレンズ）

スウェーデンのインテリアブランドgarbo&friends。ブルーベルやミモザなど、ボタニカルなデザインや落ち着いた色合いがシンプルな生活に溶け込みます。人気のおくるみはインスタグラムでも話題になりました。繊細なイラストやスモーキーライクなカラーは優しく、出産祝いなどの贈り物に人気です。

・おくるみ（スワドル）

・おむつ替えシート

・ブランケット（イブル）

>> Baby tab（ベビタブ）

2016年に誕生した日本製無添加入浴料「Babytab（ベビタブ）」です。元祖重炭酸入浴剤ホットタブシリーズの中でも子育て世代に特化した入浴料です。自然の美しさと健康をキーワードに冠し、毎日の健康、温浴・清浄効果向上に役立つ独自製造技術、実用新案、技術を提示する、「KOBOSHI METHOD（コボシ メソッド）」を取得。

赤ちゃんと一緒に使える重炭酸入浴料としてConiConiが独占販売をしています。重曹とクエン酸の自然洗浄作用により、古い角質汚れを浮かしお肌を優しく洗浄。洗い過ぎないことで皮脂の取りすぎを防ぎ、肌バリアを残します。色も香りもなく一見地味な入浴料ですが、とことん無添加にこだわっています。

・ 入浴料 （赤ちゃん お風呂）

・ファーストバスデーセット （初めてのお風呂セット）

・今日がいちばん小さい日ガーゼ （沐浴ガーゼ 月齢フォト）

>> ANGEL DEAR（エンジェル ディア）

2005年にサンフランシスコで生まれました。肌触りとクオリティを大切にディテールへの繊細なこだわりを遊び心溢れたデザインの中で表現したベビーブランドです。赤ちゃんがエンジェル ディアのアイテムとともに最高の笑顔でいられるよう、心地の良いさわり心地を追求し続けています。本国、アメリカ合衆国では、バーニーズニューヨークなど高級百貨店やブティックのバイヤーたちにセレクトされ、ヴィクトリア・ベッカム、ジゼル・ブンチェン、ニコール・リッチーなどのセレブリティキッズたちが、愛用していることでも知られています。

・ブランキー　（ぬいぐるみミニブランケット）

・おくるみ　（スワドル）ブランケット

>> Kontex（コンテックス） 

愛媛県今治市でオリジナリティのある今治タオルを作り続けているブランド。厳選した素材を使い、日本国内で生産加工を行っています。品質、染色、織り、縫製など細部にわたってこだわりをもって作られるそのタオルは、日本だけでなく海外でも注目を集めています。

・フードタオル　（今治タオル 日本製）

>> BELLA TUNNO（ベラトゥーノ） 

ベラトゥーノは、シリコン素材の商品を展開しているアメリカ発祥のベビーブランドです。創設当時から、こどもの飢餓撲滅を目指し、飢餓、人種差別、偏見、暴力など、世界を暗くする全てのものを無くしたいと、活動を続けています。子供達の飢餓撲滅を目指して「世界をより良くしたい」それがベラトゥーノの最終目標です。ベラトゥーノは、Feeding America（米国）および Global FoodBanking Network（国際）とのパートナーシップを通じて、製品が1つ売れるごとに子どもたちに1食を提供することを約束します。

・シリコン製食器　（離乳食 つかみ食べ）

・ぬいぐるみ

>> ergoPouch（エルゴポーチ） 

エルゴポーチは天然繊維（オーガニックコットン）を使用し、人間工学に基づいてデザインされた、ベビーとキッズのためのスリープウェアとスリープソリューションで、TOGランクの保温性に優れた製品を製造しています。誕生から最初の5年間は、睡眠（または睡眠不足）が難しく、様々な課題があります。新生児から6歳児まで、気温に関係なく、お子さまが安全に眠れるような服装をご提案します。

・スリーピング コクーンスワドル　（夜泣き対策）

>> 思い出と一緒に商品以上の＋アルファ価値を感じてもらいたいという思いで、今なお試行錯誤の日々

今やメルカリを筆頭にやる気になれば誰もが通販を運営できる時代です。物流・送料負担・出店料・決済手数料・広告費、リピート対策など目に見えない運営コストが当然掛かってきます。同じ事業をやっている方なら痛感しますよね、利益を出す難しさを。私たちも分析・分解を繰り返しながら、IT・Webマーケディングとして起業した経験を活かしながら、1人づつ、自分たちらしいペースで、ファンになってくださる方々にモノに想いを添えて丁寧に届けていきたいと考えています。

日々、左脳と右脳をフルに生かし、さまざまな数字と向き合い、新しい学びを脳に取り入れ、かつ遊び心を忘れず小さなヒントを見つけていく。一番大事なのはお客様と、口コミと向き合い続けること。愛があってこその厳しい口コミにも、新たな改善への一歩として、これからも変わることなく真摯に受け止めていきます。

「楽天年間ランキング2023年ベビーファッション部門ランキング入り」、ベビタブの「ペアレンティンアワード」といったとても光栄で栄誉ある受賞も、決して特別な才能があったわけではなく、どんな状況でも諦めることなく日々の努力を続けてこれた、ただそれだけのような気がしています。なかなか売れない時期を一緒に乗り越えてきたからこそ、受賞した想いをチーム全員で喜びあえた瞬間は、格別だったのは間違いありませんが。

とはいえ、まだまだこれからです。

まるで子育てをするかのように、通販事業を心を込めて育てていき、真剣に取り組む事業者さまにもノウハウをお伝えしていけたらいいなと思っています。

>> モノ作り、コト作り、まだ見ぬヒント、その先にあるConiConiの未来図

最後に、これからは自社がどれだけ価値あるオリジナル商品を創造していけるか、が課題となってきます。今までになかった商品開発や月齢行事などを企画し、自分達らしい企画を自分たちが１番楽しみつつ増やしていきたいです。そして、子ども向けの教育など未来ある子どもたちに繋がる事業を目指していきたいと思っています。