ROGENオイルリッチローションの商品概要、

購入は公式オンラインショップをご覧くださいませ。

https://rogenshop.com/lp1.html

メンズスキンケアブランドのROGEN（ロージェン）です。

ROGENは、2020年2月28日にリリースをし、”大人の男の肌磨き”をコンセプトとした、30代からの男性のお肌の特徴にこだわったブランドです。印象管理に精通した国際イメージコンサルタントが自信を持って企画、開発をした30歳からの本物を知る大人の男性のための肌ケア商品です。毎日続けることで、肌印象に差をつけ、あなたをいきいきと、そして、人生をより豊かに、あなたをさらなる次のステージへ高めるためのサポートをいたします！

こんにちは！

ROGENを運営している株式会社STYLECの代表取締役の八木です。

前回はROGENの立ち上げまでのSTORY、さらに私たちがROGENと目指したい今後についてお届けさせていただきました。

こちらから、前回のSTORYを確認して頂けます。

今回のSTORYでは、ものづくりを経験したことがない私が、1から「ROGENオイルリッチローション」を企画・開発するまでの裏側、また、ROGENに込めた妥協なしのこだわりについてSTORYでお届けさせていただきます。

ROGENを立ち上げようと思ったのが2019年の春。

現在ジェネラルマネージャとして活躍している当時学生だった小掠に声をかけ、デザイナーやOEM会社を探しながら本格的にROGENの立ち上げを開始しました。

・ものづくり経験０の私の新たな挑戦

今まで化粧品のみならず、物を作って売ったことがない私は、何から始めたら良いのか分からず、まずはネットで「化粧品　作る　会社」などのキーワードで検索をかけ、さらに、あるあるな行動として、「化粧品ビジネスで成功する10の法則」という本も購入しました。（この時点で、OEMなどの言葉の意味もはっきりわかっていない何の知識もないレベルからスタートしたことを理解していただけると思います…。）

そして、大手化粧品ブランドからこだわりの商品で知られているブランドなど多くの商品を作られているピカソ美化学研究所とご縁があり、OEM依頼を決定しました。

そうして私の新たな挑戦が始まりました。

・12案の中から選び抜いた、ROGENのロゴとデザインに込めた強いこだわり

ROGENのブランドコンセプトは、”大人の男の肌磨き”。30歳からの本物を知る男性のためのブランドです。ここで言う、本物とは、ROGENの語源である〜road to  gentleman〜のgentlemanにも繋がりますが、単に外見だけが素晴らしいとかではなく、やはり内面から溢れ出る品格や誠実さ、優しさをイメージして定義しています。

それらを表すロゴデザイン、色、パッケージは一体どういうものなのか…

議論を重ねました。

まず、ロゴについては、ロゴの中にもROGENの世界観を表現したいと考えていたため、メンバーとデザイナーを交え、イメージを一致させるディスカッションを何度も行いました。このディスのカッションはとても大切な時間であったと今でも思います。このような時間があったからこそ、ROGENの世界観をロゴにも込めていただくことができました。

それが、こちらのロゴです。

右上がりの長音符は、「ポジティブ」「向上心」を表現。

まっすぐ伸びる三本線はRoad to gentleman〜ジェントルマンへの道を切り拓く〜のRoad（道）を表しています。「先に突き進む強い意思」と、そこから生まれる「可能性」へ繋ぐことにより、男（ジェントルマン）レベルを上げて欲しいという願いが込められています。

そして、同時に、色についてもこだわりを持ち、誠実で信頼感を表すネイビーをベースに検討しました。ただ、どうしても私たちの中でのROGENは上質感や落ち着きをイメージしていたこともあり、清色系ではなく、濁色にこだわり、色を探しました。結果、ネイビーに安定、安全を表す緑を混ぜ、ROGEN独特の濁り味のあるブルーが完成しました。

また、パッケージデザインは、初案として12案が並びました。デザイン案についても、何度もディスカッションを行っていたこともあり、イメージに相応しいものがたくさんありましたので、逆に多くの中から一つを選ぶのが難しかったです。

ただ、より想いが伝わりやすいもの、お客さまにとって愛着を感じていただきやすいもの、さらにROGENらしさを考え、選んだものが現在のデザインです。

・「持ち運びのしやすさ」を大切にした、元CAならではの容器

デザインのディスカッションと並行をして、容器についても以下のように様々なサンプルを取り寄せ検討を行いました。

ボトルにするか、ポンプ式にするか？容量は？容器のフォルムは？などなど。

ただ、これらを考える上の大前提としてあったのが、機内に持ち込みが可能なサイズかどうか、移動時に気軽に持っていくことが出来るかどうか、ここは、もしかすると他社にはないこだわりかもしれません。

私は、元々の原体験として機内で多くのビジネスパーソンの移動を見てきたこと、また、自分自身が移動をする生活を何年もしていたこと、それにより出張や旅行時、機内でのスキンケアストレスを解消したいという想いもありました。

実際にキャビンアテンダント時代には、日々忙しく働く中で、普段使っているスキンケアのボトルから旅行用のボトルに移し替えるのが面倒だったり、だからといって、サンプル用の小さいボトルだとすぐになくなってしまったり…。

また、国際線と国内線とではステイの準備も多少違っているのですが、それを忘れて行った国際線のフライトで、準備した荷物の中に100mlの容量を超える化粧品があり、没収されて悲しかった経験…。

そんなこともあり、今回は、液漏れもせず、移動先にもお供をしやすいキャップ式の80mlの容器にいたしました。

この点については、出張が多いビジネスマンにヒアリングをし、共感を得ることが出来ましたので、概ね男女関係なくある程度のニーズも掴むことができました。

・実際に自分の足で工場まで出向き、妥協なしで研究員の方達と作業

容器を決定した後、一番ハードルがあったのが実は容器の色出しです。私たちは、ROGENのイメージから、容器本体と、箱をマット素材で指定したのですが、この容器に微妙な色を出すのがとても難しい作業でした。というのも、パントーンカラーを伝えて染め上がってきた色は、光の反射等の関係もあるのか、思っていた色と結構差異がありました。さらに、そこから何度か修正をかけて、色パネルを出してもらったのですが、やっぱり思う色と違いました。

濁色の微妙な色を出すには、現地の工場で目視確認をするのが一番良いということで、最終的に、容器を染める色を作っている工場まで私が出向くことで、研究員の方とROGENの色を出しました。

工場でも研究員の方と、部屋の中のライトの下での色、外の自然光での色の見え方を確認、今ある色をベースにどのように色味を変えていくのか相談の上、サンプルパネル作成をしていただきました。1回の作成にかかる時間は約30分。まるで絵の具でオリジナルの色を少しずつ混ぜてつくるような細かい作業を、丁寧に行なってくださいました。そして、一切妥協をせず、ようやく5回目で完成に至りました。こちらが、その時のパネルです。

先方の担当者からは、まずメーカーさんがここに直接いらっしゃることは珍しいとのことで、お時間を取っていただいたことに大変感謝すると同時に、反面、直接メーカーの方と話せる機会も普段は限られているとのことで、お互いのものづくりへの想いについての意見交換を出来たことは、とても有意義な時間でした。

”色”一つではあるのですが、どうしてもROGENらしさを表現する上で、外せなかったからこそ、最後まで追求しました。

お部屋や洗面所に、このROGENがあることで、オシャレさや男性ならではの知的さを感じていただきたかったこと、また、女性のパートナーが中心となり選んでいる女性目線のインテリアであっても、邪魔することなく共存できるパッケージへのこだわりを込めました。

また、印象の王道をボトルでも表現したく、スーツの基本色であるネイビーとグレーをボトルでも表現しています。なので、キャップは黒に見えなくもないのですが、よく見ていただくとチャコールグレーを採用しています。

・「さらっと潤い、整う」が誕生した開発秘話

メンズスキンケア業界初の「無添加オイルリッチローション」と決定するまで、決して楽ではなく、試行錯誤の遠い道のりの日々でした。

ペルソナの方々の肌状態に関する知識について徹底的に知ることと同時に、男性164名、女性101名にスキンケアやお肌の悩みは何であるのか等を周りにヒアリングをしました。

アンケートの情報をベースに、”お客さまがほしい”と思うスキンケア製品について洗い出しました。そして、そのために必要な成分をOEM会社に提案していただき、当初は、現在の「オイルリッチローション」以外にも、「オールインワンジェル」、「オイルリッチクリーム」と３つのサンプルを作成いただきました。

そこから周りの男性にご協力いただきながら、3つのサンプルのテクスチャー、使用感、残存感等を日々調査しました。そして、男性用化粧水といえ、時にサンプルを自分のお肌でも試しながら、商品の第一印象、そして継続使用の印象と比較検討しました。

なお、協力者の方の中には、スキンケアを経験したことのない男性も一定数いたのですが、思った以上にみなさんが興味関心を持ってくれたことで、リアルなお声を拾うことができました。ただ、その体験を通しリアルなお声が拾えたのは良いのですが、最初は限られたサンプル数の中でも意見がかなり分散しました。

そこで、男性特有の女性にはない肌悩みをを解決したい、化粧水を使うことで、心にも良い変化をもたらしてほしいという想い、さらに、商品がお客さまにもたらすメリットである「健康的で清潔感ある印象は、信頼を築くうえで大きな後押しになる」を大切にし、ベンチマークをしている他社男性スキンケア商品と独自化をするために、他にはない区別できる点を考えた結果、日本で数台しかない機械で、植物由来のオイルを乳化させた「オールインワンタイプのオイルリッチローション」に決定することができました。

そして、決定以降も、まだ開発は続いていきました。

まず、植物由来のオイルパーセンテージを何％にするべきかということです。というのも、1%単位の変化で、お肌へのベタつき、保湿力が変わってしまうからです。しかし、男性にとってのベストを探りたかったこともあり、１％単位にこだわり８種類ほどの数のサンプルを上げていただいた後に、再度周りの男性に調査をいたしました。さらに、この間にも男性の肌の特徴の知識を深め、保湿や整肌のための成分の改善を繰り返しました。そうして、気づけばサンプルに溢れかえることになりましたが、最終的にROGENのこだわりである、無駄なものは含まず、男性肌の悩みに立ち向かう肌に良い成分だけにこだわり抜い「オールインワンタイプの無添加オイルリッチローション」が完成しました。

トライ＆エラーを繰り返した結果、男性が好むさらっとしたテクスチャーで、“潤いながら、肌を整える”を叶える事ができました。さらに、植物由来のオイルを乳化させているため少量でも伸びが良く、10秒で簡単にケアを行える商品となっております。

・柑橘系の記憶に残る爽やかなROGENらしい香り

香りは、五感の中で最も記憶に直結しており、イメージが残りやすいということを私自身も印象マネジメントに携わる中で大切にしていたことから、こちらも妥協はなしで、３つのサンプルを持って、ヒアリングの日々を過ごしました。

ペルソナのライフスタイルなどイメージをお伝えしながら、多くの人が嗅いでくださった結果、最終的に男女ともに人気であったベルガモットとレモングラスを配合した柑橘系の記憶に残る爽やかな香りを選びました。100％天然由来のオイルを独自の配合で調合しており、配合の比率によっても微妙に香りが違ったため、最後まで配合比率にこだわり、一切妥協をしなかったからこそROGENらしい香りを選定できたと思っております。販売から現在まで、多くの方から香りについて高い評価を得ています！

香りには、「ブルージェン」というネーミングをし、ロージェンボトルの「Blue」が、広い空や海を連想させる誠実で寛容な印象を持つイメージと、ジェントルマンの知的さを兼ね備えたイメージを表しています。

・ものづくりをしたからこそ気づけた価値観

私は今回のROGENのものづくりを通し、どんなプロダクトも、作り手の想いがあること、その想いは、一つひとつ丁寧につながり最終的に完成形が出来上がることを実感しました。何より一番大きかったのは、今回ボトルの色を作るために工場に伺ったこと、また化粧水の製造工場も見学をさせていただき、現場を自分の目で確かめることが出来たことです。

実際の現場を見ると、作り手一人ひとりの真摯に取り組む姿勢が繋がっており、どんな物にも”命”があり、それを無視して過ごす事は出来ない気持ちになりました。そんな物が出来上がる過程に想いを馳せ、その瞬間、その物たちに感謝の気持ちを表すことは、まず発売元である私たちが一番取り組まなければならないと感じました。

商品を提供するときに大切なことは、まずはお客さまが機能的価値をしっかりと得られることであると考えています。同時に、物に息吹がある以上、その商品を使う体験を通して、情緒的価値をいかに提供できるかが物の価値につながることを、実際のものづくりを目の当たりにしかからこそ、目に見えない価値の繋がりの大切さにより気づくことができました。

その物を通し、その人の日常を楽しいものにしたり、気分を高めたり、一歩を踏み出す後押しをしたり…

しいては、人生を豊かにしていく、そんなROGENでありたい、この想いを大切に進んでいきます！

すべてのお客さまのニーズを満たすのは、難しいのも承知ですが、今後のものづくりにおいても、お客さまにとっての使いやすい商品を考えてまいりたいと思います。

また、本日からANAの『WonderFLY』でのクラウドファンディングを開始いたしました。

応援よろしくお願いいたします！

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