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表面的にしない。広報PRで本質に迫るためのアプローチ|2024年公開まとめレポート~第3弾~

『PR TIMES MAGAZINE』では、多くの広報PRパーソンに取材をしてきました。2024年も延べ50名以上から伺ってきた「広報PR活動にかける想い」「広報PR活動において大切にしていること」は参考になる話ばかり。

2024年にインタビューでお話を伺った方々、PR TIMES主催のイベントやセミナーにご協力いただいた方々の記事をまとめてご紹介します。

本記事では、第1弾『最前線で活躍するPRパーソンが語った「わたしにとっての広報PR」』、第2弾『事業を支える広報PR。価値を高めるためのひと工夫』に続き、2024年8月から10月前半に公開した方々の記事を印象に残った一言とともにお届け。一度ご覧いただいた方も振り返ってご覧ください。

※所属企業やプロフィール、取材内容は公開当時のものです

【Interview】表面的にしない広報PRに対する想い

株式会社千葉ジェッツふなばし 芳賀 宏輔さん

バスケットボールがこれだけ注目され始めている中で、メディアにどのように取り上げてもらうのかをしっかりと考えていくことが必要だと感じています。例えば、今までは、チームの試合結果や選手についての発信が中心でしたが、「株式会社千葉ジェッツふなばし」が企業としてどう成長しているのか、バスケットボールという競技自体がビジネスとしてもエンターテインメントとしてもどんな可能性があるのかなど、プロバスケットボールチームとしてだけでなく企業としても注目されることをめざしたいですね。

豊島屋製菓株式会社 久保田 智彦さん

ずっと長く買ってくださるお客さまがたくさんいらっしゃるんです。その方々に支えられてきましたが、そこに甘えていてはいけないとも思っています。「鳩サブレー」の味はしっかり守り続けながら、もっと多くの方に手に取っていただけるように、限定品などのパッケージも含めて広報PRを大事にしていきたいですね。

株式会社asken 多田さん・岡田さん

多田 綾子さん

プレスリリースを発信する際には、栄養バランスの取れた食事をきちんと摂ってほしいというメッセージを入れています。私たちのミッション「ひとびとの明日を今日より健康にする」を達成するためには、「正しく食べる」ことが大切であると考えているからです。また、「食べる楽しさ」に気づいてほしいという想いも込められています。

岡田 万葉さん

BtoC向けの『あすけん』については今後もさらなる認知拡大を目指したいと思います。そのために、「ダイエットや食生活、栄養のことならあすけんを使えばいい」と思っていただける状態にしたいですね。

つくば市 酒井 謙介さん

おかげさまで人口増加を連続で達成し、昨年には増加率で全国1位にもなりましたが、それは駅近の市街地が中心の話で、市全体でみれば楽観できるものではありません。今後は都市を持続的に維持していくための取り組みや広報PR活動が重要になってくると思います。

【Report】自分が思う広報PRの大切なこと

ここからは、PR TIMES主催のセミナーやユーザー会のレポートから紹介していきます。登壇者からは、自身が考える広報PRにおける役割や広報PR活動をする上で日頃大切にしていることのお話がありました。多くの参加者の前で語られた、広報PR活動に関する内容とは。

ソーシャル・エンライトメント株式会社 伊東 正樹さん

自分が普段使う言葉に理由や目的を持つだけで、広報PRの力はぐっと強化されるのです。

コクヨ株式会社 大貫 遥さん

事業部から「プレスリリースを出してほしい」と依頼される前に、先回りして最適な提案をすることです。

BABY JOB株式会社 東さん×錦城護謨株式会社 水田さん×江崎グリコ株式会社 宮崎さん

BABY JOB株式会社 東 ネネさん

広報PR担当者として最初に取り組んだのは、導入を妨げていた「使用済みおむつの持ち帰り問題」を、広報PRの力で解決することです。

錦城護謨株式会社 水田 竜平さん

私は「広報PRをやろう」と思って行動してきたわけではなく、ただ自社の素晴らしさを知ってほしいという一心でやってきました。

江崎グリコ株式会社 宮崎 友恵さん

よく広報PRが他部署を巻き込んだり、社内理解を得るのは大変だと言われたりしますが、どういう未来をつくりたいかという最終ゴールを共有してさえいれば、それぞれの部署のメンバーが自らがすべきことを進めるようになると思っています。だからこそ、広報PRは言語化することがもっとも重要で、どうやるか(HOW)ではなく、なぜやるのか(WHY)をしっかり伝えるようにしています。

さいごに:2024年公開まとめレポート~第3弾~

第3弾は、話題になった商品・サービスや活動の裏側にある考え、広報PRを担う者として大切にしてきたことなど、一層の高みを目指す担当者の想いがたくさんありました。参考になるお話、共感する点が多かったのではないでしょうか。

続いて、まだ記憶にも新しい2024年10月後半から11月前半に公開した記事を紹介していきます。

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この記事のライター

丸花 由加里

丸花 由加里

PR TIMES MAGAZINE編集長。2021年、PR TIMESに入社し、「PR TIMES MAGAZINE」、ご利用企業向けのコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」の企画・運営を行う。2009年に新卒入社した大手インターネットサービス運営会社では法人営業、営業マネージャーとして9年半、その後オウンドメディアの立ち上げに参画。Webコンテンツの企画や調査設計に携わる。メディアリレーションズを主とした広報を経て、現職。

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