カラクリ、URLを入力するだけチャットボットが完成!GPTを活用した『チャットボットメーカー』を発表
~人間が学習させる「定型チャットボット」との比較検証を実施~
チャットボットメーカー概要
GPTを活用し、オリジナルのバーチャルチャットボットを生成できるデモンストレーションツールです。本ツールは誰もが手軽に大規模言語モデルを体験していただくことを目的としており、必要な作業は「特定のFAQページのURLを入力するだけ」です。入力されたFAQページ内をGPTが検索し、バーチャルチャットボットを生成します。またオプション機能として、「性格」「語尾」を選択することができ、生成するバーチャルチャットボットに好みのキャラクターに設定することが可能です。
手順
特定のFAQページのURLを入力する
チャットボットの名前・語尾・性格を設定する
「チャットボットをつくる」ボタンをクリック
右画面に「オリジナルチャットボット」が生成されるので、質問を入力する
チャットボットのURLをコピーして、知人にシェアもできます。
▼チャットボットメーカーを試してみる▼
https://chatbot-maker.karakuri.ai/
人間が学習させる「定型チャットボット」との比較検証について(カラクリGPTラボ コメント)
カラクリの自社サイトに搭載している、問い合わせチャットボット(人間が学習させる定型チャットボット)と本ツールを使ったバーチャルチャットボットで、構築スピード・回答精度・顧客体験の3点において比較検証を実施いたしました。人間が学習させる定型チャットボットと比較して、構築スピードは数か月かかるものが数秒で生成できるという圧倒的なパフォーマンスを誇ります。また顧客体験としてもテンプレート感のない対話、雑談の豊富さが表現され、生成AIならではの優位性は一定の評価に値します。一方で、「利用者が“誤った回答内容”を見破りにくい」「不適切な回答するリスク」という大きな課題が浮き彫りになりました。従来の定型チャットボットにおいても、回答精度を100%にすることは困難ではありますが、「人間らしさ」をもった生成AIだからこその課題を発見できたと言えます。
OpenAI社が示すようにLLMによりカスタマーサポートは大きく変革する業界の1つです。活用範囲をどこに設定するかによってその恩恵は大幅に変わってくるため、カラクリGPTラボは、今後もPoCを重ねて「カスタマーサポートのどのような業務でLLM活用が最適か」を検証してまいります。
カラクリGPTラボ 概要
テクノロジーの価値を全ての人が享受できる社会「Friendly Technology」をVisionに掲げるカラクリは、2022年より大規模言語モデルの研究を実施しておりました。本ラボはこれまで蓄積した研究内容の情報公開やLLMを活用した協業企業とのPoC及びその結果発表、海外事例を含めた最新情報の共有などを実施してまいります。誰もが最新の技術を手軽に、簡単に、触れられる機会を1つでも多く創出していくことを目指します。
カラクリGPTラボ:https://gpt.karakuri.ai/
(1)協業企業との概念実験(PoC)
(2)大規模言語モデルの研究・活用例のデモンストレーションの提供
(3)LLMに関する海外情報や最新トレンドの情報提供
会社概要
カラクリは「カスタマーサポートをエンパワーメントする」をブランドパーパスに掲げ、AIテクノロジーを活用した事業を展開しています。高精度AIチャットボット「KARAKURI chatbot」の提供を中心に、メルカリ、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、SmartHRなど各業界のトップランナーに選ばれつづけています。業界に先駆けて、「利用サービスに不満はあるが、問い合わせをしない」サイレントカスタマーの存在に着目し、EC利用者の困りごとを予測するシステムを開発。売上の機会損失を防ぎ、カスタマーサポートの事業貢献の可視化へ貢献しております。2018年のICCサミット「スタートアップ・カタパルト」に入賞、2020年には「Google for Startups Accelerator」に採択されました。
住所 : 〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II
設立 : 2016年10月3日
代表者 : 代表取締役CEO 小田 志門
事業内容 : カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営など
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