「千葉大学サステナビリティレポート2019」が環境コミュニケーション大賞の環境配慮促進法特定事業者賞を受賞

学生がつくる環境報告書が4度目の受賞

国立大学法人千葉大学

国立大学法人千葉大学が発行する「サステナビリティレポート」は、学生が編集部を務め、構成・取材・執筆・デザインを担当しています。今年度作成した「千葉大学サステナビリティレポート2019」が、第23回環境コミュニケーション大賞の環境配慮促進法特定事業者賞を受賞し、2月19日に行われた表彰式に学生2名も出席しました。
  • 環境コミュニケーション大賞について

受賞した賞状受賞した賞状

「環境コミュニケーション大賞」は、優れた環境報告書等や環境経営レポートを表彰することにより、事業者等の環境経営及び環境コミュニケーションへの取組を促進するとともに、環境情報開示の質の向上を図ることを目的とする表彰制度です。今回は、環境報告書部門180点、環境経営レポート部門118点の合わせて298点の応募がありました。
▼【環境省報道発表】「第23回環境コミュニケーション大賞の受賞作決定について」より
http://www.env.go.jp/press/107666.html
 
  • 環境報告書部門 環境配慮促進法特定事業者賞を受賞

表紙・裏表紙表紙・裏表紙

千葉大学が2019年8月31日に発行した「千葉大学サステナビリティレポート2019」が、環境コミュニケーション大賞の「環境報告書部門」環境配慮促進法特定事業者賞(第23回環境コミュニケーション大賞審査委員長賞)を受賞しました。2007年、2015年、2018年につづき4度目の受賞となります。2017年は優良賞を受賞しました。

千葉大学では環境報告書を2004年度から毎年発行してきました。今年度から環境に関する取り組みの報告だけでなく、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みの記載を充実させるべく、名称を「サステナビリティレポート」と変更しました。

各章で色が異なり、右上に対応するSDGsアイコンがある各章で色が異なり、右上に対応するSDGsアイコンがある

 

また、ISO14001を取得している千葉大学では、環境報告書の作成を含む、ISOの運用を学生の実務教育の機会と捉え、環境ISO学生委員会が主体となって行っています。今年度も学生が編集長・副編集長を務め、68名の学生委員が手分けして原稿の構成・取材・執筆・校正を行い、大学院融合理工学府デザインコースの学生3名によりデザインを行いました。読者の皆様に千葉大学のSDGsに対する取り組みが明確に分かるよう各ページにSDGsのアイコンを掲載するなど工夫をこらしました。


▼千葉大学サステナビリティレポート2019発行時のプレスリリース(2019.9.2)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000015177.html
▼「千葉大学サステナビリティレポート2019」の掲載サイト(千葉大学Webサイト)
http://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment
 
  • 表彰式の様子

八木裕之審査委員長より賞状を受け取る倉阪教授(右)八木裕之審査委員長より賞状を受け取る倉阪教授(右)


2月19日に行われた表彰式では、千葉大学環境管理責任者の倉阪秀史教授が表彰状を受け、編集部の学生たちと記念撮影を行いました。
催事名:第23回 環境コミュニケーション大賞 表彰式
日 時:2020年2月19日(木)13時30分~16時30分
場 所:品川プリンスホテルメインタワー12階「シルバー12」
主 催:環境省、一般財団法人地球・人間環境フォーラム

■受賞作品の講評
2019年4月に改訂された環境・エネルギー方針にSDGsへの貢献が盛り込まれたことにより、十数年にわたるISO等を含む環境への取組の充実度が増している。学生主体の取組は、他大学の取組レベル向上の牽引役を担っている点が評価できる。また、環境目的・環境目標と達成度評価一覧も継続的な改善が理解しやすい。今後は、長期的な視点でトップが何を語るのか、トップマネジメントの明確化を期待したい。
 
  • 本レポートの学生編集長のコメント(環境ISO学生委員会3年 小出ひなた)

編集部員の学生2名が参加(右:橋優実、左:磯野啄己)編集部員の学生2名が参加(右:橋優実、左:磯野啄己)

この度はこのような素敵な賞をいただき大変身に余る光栄でございます。本年度は従来の「環境報告書」から「サステナビリティレポート」への名称変更を実施し、SDGsに関する内容の充実化を図りました。新しい取り組みの記載もあり、本レポートの作成に関しては多くの学生・教職員の方々にご協力いただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。来年度以降も本学の学生がレポートの作成に取り組んで参ります。引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
 
  • 過去の受賞に関するプレスリリース
2015年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000015177.html
2017年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000015177.html
2018年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000335.000015177.html
 
  • 千葉大学環境ISO学生委員会とは

ロゴマーク いそちゃんロゴマーク いそちゃん

千葉大学において学生主体で環境活動を行っている学生団体。千葉大学がISO14001の取得に動き出した2003年に発足し、それ以後、大学の環境マネジメントの運営組織の一部としてEMSの運営を担ってきました。毎年1~3年生まで約200名が所属。内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人としての活動も行っています。
NPO法人として、企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。

■16年にわたる学生主体の環境活動が評価され、近年様々な賞を受賞しています。
「International Green Gown Awards(国際グリーンガウン賞)」Student Engagement 部門奨励賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000015177.html
「ASCN(アジアサステイナブルキャンパスネットワーク)2019年次大会」最優秀学生活動賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000015177.html
「International Green Gown Awards(国際グリーンガウン賞)」Student Engagement 部門賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000282.000015177.html
「2017 GUPES Green Gown Awards(GUPESグリーンガウン賞)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000261.000015177.html
「平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000015177.html
「第3回 サステイナブルキャンパス賞」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000015177.html
「ISCN 2017 Sustainable Campus Excellence Award」Student Leadership 部門賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000015177.html
 
 
  • 本件に関するお問い合わせ

千葉大学環境ISO事務局
043-290-3572
kankyo-iso@office.chiba-u.jp

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会社概要

国立大学法人千葉大学

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URL
https://www.chiba-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33  
電話番号
043-251-1111
代表者名
横手 幸太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年04月