農産物の盗難、現場検証に2〜3時間立ち会っても犯人特定はほぼ不可能。食べチョク、被害生産者の証言を公開

「安すぎる農産物には理由がある」。現場検証への立ち会いや資金繰りの悪化など、被害はモノを失うだけでは終わらない

(株)ビビッドガーデン/食べチョク

認知度・利用率など9つのNo.1(※1)を持つ日本最大の産直通販サイト(※2)「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋元里奈)は、2024年に盗難被害に遭った生産者2名へのインタビューを掲載した特集ページを2026年7月31日に公開しました。被害額は50万〜100万円にのぼり、現場検証への立ち会いや資金繰りの悪化など、影響は農産物を失うことにとどまらない実態が語られています。

当社は、生産現場で実際に起きている変化を把握・発信するため、食べチョクに登録している生産者を対象に、盗難被害に関する実態調査を実施し、2026年7月28日に調査結果を発表(詳細は後述)。今回の特集ページは、その発表に続く取り組みとして公開したものです。

特集ページ https://www.tabechoku.com/feature_articles/theft-experience

生産者の証言・要点

・被害額は50万〜100万円にのぼるケースも
・現場検証への立ち会いに2〜3時間を要するも、犯人の特定には至らなかった
・当時防犯カメラが未設置だったため、犯人の特定には至らなかった

生産者に聞く、盗難被害の実態

南アルプスこまの園さんの経験(一部抜粋)

◼︎さくらんぼの盗難被害に遭われたのはいつ頃のことですか。

2024年のことです。6月に入ってから収穫を予定していて、その準備をしている最中にやられてしまいました。

◼︎被害に気づいたとき、どんな気持ちでしたか

正直に言うと、まず頭に浮かんだのは「お客様の注文に応えられるだろうか」という心配でした。
よく見ると、いいものだけを選んで盗っていく、そういう盗られ方でしたね。

被害に遭われた当時のさくらんぼ畑(南アルプスこまの園さんご提供)

◼︎被害後の対応はどのように進みましたか。

現場検証には2〜3時間立ち会いました。その間は他の作業も一切できず、収穫期の忙しい時期だっただけに、正直困りましたね。
それでも、その場で言われたのは「無理でしょうね〜」という一言。足跡は見つかったんですが、それでも犯人特定は難しいと。
時間を割いて立ち会ったのに、結局捕まえることもできない。やるせない気持ちでした。

◼︎南アルプスこまの園さんは桃も生産されています。市場やSNSで安すぎる価格の農産物を見かけることについて、生産者としてどう感じますか。

SNSでは、「桃が大好き!安くたくさん食べたい!」という声をよく見かけます。ただ、桃は手間暇がかかる果物なので、極端に安いものには、何かしらの理由があると思っています。

※安い商品のすべてに問題があるという意味ではありません

◼︎生産者として、消費者に伝えたいことはありますか。

桃は色がしっかり入っているものの方が、味がしっかりしています。私たちはそこに手間暇をかけています。その手間が値段の差になっている、と思ってもらえたら。好みは自由ですが、それだけは伝えたいです。

ゆうなfarmさんの経験(一部抜粋)

◼︎盗難被害に遭われたのはいつ頃のことですか。

2024年のことです。出荷を始めてから2〜3年目のタイミングでした。

◼︎被害を知ったときは、どんなお気持ちでしたか。

信じられない、という気持ちが正直一番でした。まさかうちが被害に遭うなんて、と唖然としましたね。

◼︎被害の規模はどれくらいでしたか。

金額にすると50万〜100万円ほどです。新規就農で経費がたくさんかかる時期だったので、資金繰りにはかなり苦労しました。
生活費を削るしかなかったですし、今に至るまで正直生活に影響が出てしまっています。

現在のパイナップル畑の様子(ゆうなfarmさんご提供)

◼︎被害後の対応はどのように進みましたか。

実況見分(警察による現場の確認)もしてもらいましたが、当時は防犯カメラをつけていなかったので、結局どうにもなりませんでした。
立ち会いには1時間ほど時間を取られましたね。今はカメラもセンサーもつけていて、防犯対策は万全です。

◼︎消費者に伝えたいことはありますか。

あまりにも安すぎるものは、一度疑ってほしいです。適正価格で買っていただきたいですし、買う側にもぜひ知識をつけてほしいと思います。

※安い商品のすべてに問題があるという意味ではありません

調査結果について

当社では2026年7月28日、食べチョクに登録する生産者179名を対象にした盗難被害に関する実態調査の結果を発表しました。回答者の43.5%が盗難被害を経験し、被害者の7割以上が2回以上の被害に遭っていること、警察に相談・通報しなかった生産者が47.4%にのぼることなどが明らかになっています。

詳細は以下のリリースをご覧ください。

■生産現場の盗難被害、公的統計は氷山の一角か。生産者の約半数が警察に相談せず
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000482.000025043.html

「なぜこの価格なのか」に目を向けてほしい

盗難被害は、農産物を失うだけでは終わりません。被害に遭った生産者に話を伺うと、現場検証での作業時間の圧迫や資金繰りの悪化など、影響は多方面に及んでいました。一方で、犯人が捕まることはほとんどありません。

印象的だったのは「安すぎる農産物には理由がある」という言葉です。これは、安い商品すべてに問題があるという意味ではなく、生産者の手間や技術が価格に反映されにくい構造そのものへの問題提起です。「安くたくさん食べたい」という気持ちは自然ですが、その価格がどう成り立っているかは、買う側からは見えにくいものです。適正な価格には、生産者の手間や技術、誠実さが詰まっています。

「なぜこの価格なのか」を少し想像してみること。それが、生産に向き合う生産者を支えることにつながります。

メディア取材について

本件に関するお問い合わせ、盗難被害に関する調査アンケートに関する取材は下記よりお申し込み、お問い合わせください。

・メディア様お申し込みフォーム:https://forms.gle/VubingRb83TM7EDEA

食べチョクの生産現場の実態調査について

・2026年7月:コメ農家の85%が今年の概算金水準を「厳しい」と回答。25%は「経営継続に強い不安」と最も深刻な水準に

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000480.000025043.html

・2026年3月19日:原油高騰、生産者の約7割がすでに影響を実感。約8割が経営への影響を懸念。長期化で生産縮小・廃業増の懸念も

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000460.000025043.html

・2025年11月:クマなどの鳥獣被害が拡大し9割の生産者に影響。自治体支援は約半数程度にとどまる

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000341.000025043.html

・2025年10月:コメの増産、約5割の農家が前向き。直販に挑戦するコメ農家数は3.7倍に増加するなどコメの生産現場で起きている変化を調査

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000335.000025043.html

・2025年10月:お米を乾いた田んぼで栽培する農法「乾田直播」、猛暑による水不足で導入検討する米農家は8割に迫る

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000333.000025043.html

・2025年7月:猛暑などの影響で約6割の生産者が収穫量減、規格外品が増加も。暑さに強い新品種の導入など気候変動対策を実施。

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000025043.html

・2025年5月:米農家の9割が「経営が苦しい」と回答。補助金なしでは7割が赤字。農機具・燃料・肥料の値上がりによる生産コスト上昇が主因。

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000312.000025043.html

・2025年5月:米農家の実態を調査。6割以上が利益還元を実感する一方で、取引価格は9割が「適正価格」または「安い」と回答。

 URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000025043.html

◾️「食べチョク」について

⾷べチョクは、こだわり⽣産者から直接⾷材や花きを購⼊できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイトの中で認知度や利用率などの9つのNo.1(※1)を獲得しています。

野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と、花き類を取り扱っており、消費者が生産者に食べた感想を伝えるなど直接やりとりできることが特徴です。

また、好みに合う⽣産者を選んでくれる野菜定期便「⾷べチョクコンシェルジュ」や冷凍食品サブスクリプションサービス「Vivid TABLE(ビビッドテーブル)」なども提供。さらに、企業の福利厚生や販促キャンペーンに活用できる法人向けサービス「食べチョク for Business」も展開しています。

2026年4月時点でユーザー数は135万人、登録生産者数は11,500軒を突破し、約5万点のこだわりの逸品が出品されています。

・URL:https://www.tabechoku.com/

・公式X(Twitter):https://x.com/tabechoku

・公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/

・食べチョクのコンセプトやストーリーがわかるサービス紹介動画

(※1)国内の産直通販サイトの中で「お客様認知度」「お客様利用率」「お客様利用意向」「Webアクセス数」「SNSフォロワー数」「生産者数」「生産者認知度」「生産者利用率」「生産者利用意向」の9つでNo.1を獲得。

プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000344.000025043.html

(※2)産直通販サイト:生産者が消費者の自宅へ商品を直送することを特徴とする生産者特化型の通販サイト

◾️株式会社ビビッドガーデンについて

代表者:代表取締役社長 秋元里奈

本社所在地:東京都港区浜松町1丁目7番3号 第一ビル4F

設立日:2016年11月29日

事業内容:全国の生産者から食材や花などを直接購入できる産直通販サイト「食べチョク」、生産者の顔が見える冷凍食品ブランド「Vivid TABLE」の開発・運営、官公庁や自治体の支援

会社HP:https://vivid-garden.co.jp/

公式X(Twitter):https://x.com/vivid_garden_jp

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会社概要

株式会社ビビッドガーデン

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URL
http://vivid-garden.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区浜松町1-7-3 第一ビル4F
電話番号
-
代表者名
秋元里奈
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年11月