手が届く価格で、高品質の動画制作サービスを目指す「OneMOVIE」。自社で困った課題を、サービスとして還元する理由。

開発ストーリー

2023年6月26日 09時00分株式会社WAOCON

動画の撮影と編集が日常的になる一方で、高品質な成果物を求める場合は専門家に依頼したいというニーズが存在します。しかし、高い制作費用がハードルとなっていると感じる方も少なくありません。そのような状況を解決すべく誕生したサービスが、「OnedayMOVIE」。株式会社WAOCONより、2023年6月9日にリリースされました。

新サービス「OnedayMOVIE」リリースのお知らせ - 1日で撮影・編集・納品を実現。プロのクオリティを最速且つ最安でご提供。

PR TIMES

この新サービスは撮影と編集を1日で完結させ、即日納品することで、無駄な経費を削減し、高品質な動画制作を可能にします。専任スタッフが一貫して作業を担当するため、品質の低下もありません。また、このサービスは様々なシーン、例えば新規店舗のPRや社内研修のための動画などへ応用可能。動画が日常生活に欠かせないものとなりつつある今、我々はより効率的でコストパフォーマンスに優れた新しい動画制作スタイルを提供します。

本ストーリーでは、そのような今の時代にフィットするサービスが誕生した背景について、お伝えします。

-サービスを生み出すきっかけ-

マーケティング企画及びサポートから事業をスタートした株式会社WAOCON。2018年の創業当初、動画を広告素材として利用したいと思った際、一番ネックになったのは「納期」と「費用」です。その課題感は、しっかりとしたプロに依頼したいと思えば思うほど顕著で、費用対効果を考慮すると諦めざるを得なかったことも多々ありました。

その一方で、便利なwebサービスやスマホアプリが次々に開発され、動画を撮影、編集してコンテンツを作ることが以前より簡単にできるようになってきました。ただ、動画コンテンツの質に目を向けると、良し悪しの幅が広がり、本来望む結果を得られていない動画も増えたように感じます。

「プロのクオリティーを維持しながら、納期を早めて、さらに価格も手が届きやすいサービスを作れないか。」

私達が動画制作を事業の柱に加えてから最初に考えたのが、この課題でした。

-動画制作のコスト構造-

動画制作の主なコスト構造は「企画」「撮影」「ディレクション」「編集」の４つの稼働工数の総和で構成されています。それぞれのコストをどこまでクオリティーを担保しながらお客様に提供する価格を落とせるか、が最初の検討課題でした。

そこでまず考えたのが、社内の動画以外の制作チームではどうしているか、です。例えば、システム開発チームやweb制作チームだと、フレームワークやテンプレートのように着手時に完成像が決まっているものを導入することでコストを下げることが多く、顧客に対しても０から作るよりも「安く」「早く」提供していました。デザインチームでは、事前にヒアリングアンケートにご回答頂くことで完成イメージを事前に共有し、ディレクション工数を抑える工夫をしていたのです。

これらを動画に置き換えると、「完成像をスピーディーに共有すること」が第一歩だと感じました。そこで、動画マネージャーの花沢と打ち合わせを重ね、過去にお客様へ(また、その先にエンドユーザーにも)評判の良かった動画や、制作依頼の多かった動画をピックアップし、予め完成像イメージとして提示して制作を希望される方に選んでもらうことにします。

顧客の作りたい動画=提示したサンプルにあるようであれば、それは「企画」と「ディレクション」の２つの個数を大幅に削減することができます。そして、提示するサンプル自体を1日で撮影と編集ができる事例に厳選すれば、結果的にその２つの構成要素もコストを抑えることが可能となります。

こうして、「OnedayMOVIE」のアウトラインは完成しました。

＊弊社販促フライヤー

一方、このサービスをリリースする上で懸念点となったのは、「安いから手を抜いてる」と思われてしまうことです。この懸念が発生する理由はシンプルで、通常の動画であれば、複数人の撮影スタッフを稼働、複数日をかけて編集業務を行います。そのため、完成までにかかる人件費と制作日数は必然的に増えていきます。

「OnedayMOVIE」では、撮影から編集までを担えるスタッフを一人現場に派遣。即日の納品を行うことで、人件費と稼働時間の削減を図って気になる点を解消しています。

-最後に-

TikTokなどのSNSやYouTubeなどの動画配信サイト、各種サブスクリプションサービスの流行により、動画はかつてないほど私たちの生活に身近なものとなっています。今後の動画制作市場では、ますますコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスが求められるようになるのではないでしょうか。

私達は、その先駆けとなる新しい動画制作スタイルのご提案、そして映像制作が必要となるイベントやビジネスシーンにおいて最適なソリューションの提供を目指しています。

ある意味で、弊社においても可能性への挑戦である「OnedayMOVIE」が、様々な方の可能性と共鳴し、クリエイティブにおいても、マーケティングにおいても、サポートできる日が楽しみでなりません。

動画マネージャー花沢より。最適な形でお客様をご支援するために。

このサービスが生まれたきっかけは、とある中小企業の広報担当の方とお話したことでした。動画というプラットフォームが一般的な時代で自分たちも動画を作りたい。でも知識や機材が無いので自分では作れないし、どこかに頼むと思っているより高くつく。また、作るだけつくって活用せずに終わってしまいそう。

そういった悩みを解決できる最適なサービスを作れないかというのがきっかけです。

一番頭を抱えたのは、お客様の求めるクオリティと値段が従来のサービスでは実現が困難だったという点です。従来のプライスレンジでは30～150万円で承っており、お客様からは「作って欲しいけど予算がない…」という声を、制作側からは「作りたいけどこれ以上安くすると赤字になってしまう…」という声があがりました。

そこで、ワンマン制作に長けたスタッフを1名、1日現場に派遣し、テンプレートに沿った構成をもとに撮影と編集をその場で行うという、必要経費を最小限に抑えた映像制作が誕生しました。