津森千里さんに聞く! 豪華付録の腕時計にまつわる誕生秘話とその背景

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2020年12月3日 11時01分 株式会社扶桑社

 2020年6月に株式会社扶桑社から復刊した雑誌『クックパッド プラス(cookpad plus)』。クックパッド株式会社監修のもと年4回刊行されており、人気ブランドとコラボした豪華な付録が毎号ついているのが好評です。11月25日に発売された2021年冬号では、「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」の腕時計が付録として登場します。

クックパッド プラス 2021年冬号の特別付録『ツモリチサト キラネコの腕時計(電池つき)』。大人かわいいデザインで、ベルトには高級感のあるシボ加工が施されている


 そこで、日本有数のトップデザイナーである津森千里さんに、今回の付録について、またアパレル事業を再スタートさせたときの気持ちや2020年のコロナ禍で感じたこと、そして毎日を明るく過ごすための秘訣までを伺いました。

(「ツモリチサト」デザイナー 津森千里さん)


 

身軽になったことで

よりいっそう活動しやすくなりました

 

 アパレル事業を再スタートしたのは、津森さん自身の事務所である株式会社ティー・シー(T.C.)。スタッフの人数は9人と、けっして大規模とは言えない組織の中で、これまで通り1着平均3~4万円の価格帯を維持するために考え出されたのが、受注販売方式という手段でした。

 

「好きなことをやるのはこれまでと一緒でしたが、これからは制作に関わる経費のことを考えなければならなくなりました。ただ、受注販売方式にすると在庫を抱えないことで経費が削減できますし、売れ残った服を処分する必要もありません。何より、受注会で直接注文を受けることができますので、お客さまとの距離がこれまで以上に近くなったのがうれしいですね」

 

 ツモリチサトは、2020年春夏から国内顧客向けの受注販売を開始。現在はシーズンごとに受注会を開き、サンプルを確認して注文した服を購入するシステムと、一部オンラインサイトで購入できるシステムとなっています。

「クックパッド プラス 2021年冬号」誌面で紹介している、2020秋冬シーズンのテーマ「不思議の国のアリス」のスカーフ(一部コレクションは、ECサイトでも購入可能)


「これまでのように大きな組織ではなく、最小限のスタッフで、私自身はむしろ活動しやすくなりました。いまのスタッフはずっと一緒に服をつくり続けてきた仲間たち。そして家族にも経営を支えてもらっています。少数精鋭ですが、これからも”HAPPY”な気持ちを大事にして、自分が着たいもの、つくりたいものを集中してつくっていきたいです」

 

お客さまの声から生まれた

「アマビエ」のスケッチ

 

 今回の腕時計のフェイスには、ツモリチサトの象徴的なネコのデザイン「キラネコ」が描かれています。

 

「子どものころから家に動物がたくさんいて、ネコは私が小さいときからずっと私のそばにいました。ネコに服を着せて一緒に遊んだり、家に帰ってくると足元で甘えて喜んでくれたことは良い思い出です。この腕時計に描いたネコは『キラネコ』と呼んでいて、ツモリチサトのアイコン的な存在です。私自身、腕時計は大好きで、特にアクセサリー感覚で身に着けられるものが好きですね」

 

津森千里さんがお客さまに頼まれ描かれたという「アマビエ」


 盤面の裏側には、この腕時計のために津森さんが描いた、疫病退散の神といわれる「アマビエ」の姿が。様々な人が『新型コロナウイルスを退治できるように』と願いを込めて描いたスケッチがSNSで拡散されるなど、一躍メジャーになったアマビエは、ツモリチサトファンのお客さまから『ぜひ、津森さんに描いてほしい』と頼まれたものだそうです。

 

「その頃まで『アマビエ』というものを知らなくて最初は『甘エビ?』だと思っていました。調べてみると、疫病除けにいいとか…。いま世界中が暗く不安なニュースばかりですが、少しでも笑顔になってほしい、一日も早く日常が戻ってほしいという想いを込めて描きました。こんな時期だからこそ、少しでも楽しんでもらえたらうれしいです」

 

津森千里さん描きおろしの「アマビエ」は、この腕時計のためだけのプレミアデザイン


「アマビエに限らず、これからも新しいキャラはどんどん増やしていきます。私は昔からかわいいものが大好き。いいと思ったら描かなきゃいられませんから。いつも子どものように楽しんで描いています。そして、描いたものはつくる。これからもアイデアはいろいろありますよ」

 

こんな時代だからこそ、日々を楽しんで

「好き」なものを探しましょう!

 

 そんなバイタリティあふれる津森さんも、コロナ禍ではステイホームを余儀なくされました。ですが時間にゆとりができたことで、プライベートでは新たな楽しみも生まれました。

 

「私生活では注意して過ごしながらも、家での生活を楽しんでいました。じつはいままでじっくりと取り組んだことのなかった料理や掃除などの家事を、主婦の方々のようにひたすらこなしていました。料理ではたとえば鍋とか焼きいもなどの、シンプルで食材の形が残っているものが好きなんです。ここ最近は特にキッチンに立つ時間が増え、毎日お弁当を作っています。これまでは仕事が忙しく、あまり料理はできませんでしたが、コロナ禍で時間ができたこともあって、この頃は楽しんで作っています」

 

 暗いニュースが続き、なんとなくネガティブな方向にひっぱられてしまいがちな昨今。津森さんも意識して気持ちを入れ替えることもあるそうです。

 

「私の気分転換の方法は、ジムに行って体を動かすこと、お風呂に入ること、寝ること。もちろん、自分へのごほうびにショッピングをすることもあります」

 

 それでは、私達はこのコロナ禍で、どのような生活をこころがけていけばいいでしょうか。常にポジティブなマインドを保ち続けるコツを津森さんは教えてくれます。

 

「私はいつも好奇心を持って『なにそれ?』と思う新鮮なものや、『おもしろい!』『かわいい!』と感じるものたちを探しています。ぜひみなさんもこれから自分の『好き』なものを一緒に探しましょう!」

そんな津森千里さんの「好き!」が詰まった腕時計が特別付録のクックパッド プラス 2021年冬号は好評発売中です。


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■書誌情報

タイトル:cookpad plus(クックパッド プラス)2021年冬号

発売日:2020年11月25日

監修:クックパッド株式会社

発売元:株式会社 扶桑社

価格:本体909円+税


■購入リンク

Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B08FK798C7


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株式会社扶桑社 宣伝部 PR担当

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