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提供開始から3年、サービスを大幅リニューアルした医療スタートアップの想い

#医療  #スタートアップ  #薬局

2020年7月2日 15時12分 株式会社カケハシ


株式会社カケハシは2020年7月2日、薬局体験アシスタント「Musubi」のリニューアルを発表しました。

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薬局の働き方改革やより良い薬局経営を推進しながら患者さんの満足度を高め、双方にとっての薬局体験を向上していく——薬局と患者さんのサポートに取り組んできたカケハシが、「薬局体験の向上」をキーワードにサービスリニューアルに至った背景を、本プロジェクトオーナーの三宅がお話します。


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カケハシが考える「薬局体験」とは

私たちは「日本の医療体験を、しなやかに」をミッションに掲げる、2016年創業のヘルステックスタートアップです。


2017年8月、調剤薬局向けに電子薬歴・服薬指導システム「Musubi」を提供開始しました。薬剤師には、患者さんに対する調剤や服薬指導の内容を記録する「薬歴(薬剤服用歴)」の作成業務があります。一般的に、服薬指導後に患者さんとの会話を思い出しながら薬歴を作成することが多いようですが、Musubiでは服薬指導中に薬歴の下書きを完了することが可能です。また、患者さんごとにカスタマイズされたイラスト付きの健康情報をMusubiに提示することで、薬局の生産性向上に加え、患者コミュニケーションの円滑化をトータルで実現してきました。


Musubiの導入薬局は全国的に増える一方、薬局経営者や現場薬剤師の声から見えてきた新たな課題もあります。そこで「薬局体験」という考え方を新たに提案し、Musubiのサービス全体で「薬局体験の向上」を支援していくことにしました。


私たちが考える薬局体験とは、“薬局サービスの受け手である患者さんとサービスの担い手である薬剤師、双方の体験のこと”を指します。このたびMusubiのリニューアルで、電子薬歴や服薬指導というこれまでの領域から、薬剤師と患者さん双方の体験全体をアップデートするサービスに進化します。

「おくすり手帳」ではなく薬剤師と患者さんの「おくすり連絡帳」に

これまでのMusubiは薬局内の業務システムでしたが、今回は新たに患者さん向けのスマートフォンアプリを提供開始します。おくすり連絡帳アプリ「Pocket Musubi」は、服薬期間中のフォローを主目的としたサービスです。

調剤薬局で薬をもらう際、薬剤師から薬剤の飲み方や副作用について説明がありますが、本来ならば服薬中に「副作用は出ていないか」「正しい方法で服薬できているか」といった薬剤師のフォローが必要です。2020年9月からは改正薬機法の施行により、服薬期間中のフォローの義務化が開始されることになっています。


今回、患者さんにアプリを使っていただくことで、服薬期間中のフォローを双方への負荷を最小限に抑えながら実施できるようにしていきます。

薬局業務の"見える化”で薬局経営の次の一手をサポート

薬局業務の見える化クラウド「Musubi Insight」もこのタイミングで提供を開始します。これは薬局に特化したBI(Business Intelligence)ツールで、Musubiによって蓄積される膨大なデータを分析し、経営に役立てていただくものです。

BIツールを導入して経営の意思決定に役立てようという企業が増えていますが、手作業のデータ分析は膨大な手間がかかりますし、多岐にわたるデータをどう組み合わせて使うのかという分析設計は容易ではありません。


一般的なBIツールは、一部の工程を圧縮することができます。「Musubi Insight」は、調剤薬局に特化したBIツールであることから、すべての工程が自動化されます。


薬局の現場では、IT化やクラウド化はあまり進んでいないというのが現状です。データ分析をしようにも、それぞれの薬局でデータを出力し、それをまとめ直して集計して……ということをすべて手作業で行うのではタイムリーな分析は難しく、そもそもオペレーションコストが膨大すぎて敬遠されがちでした。


「Musubi Insight」では、そのすべてが自動化されているため、インターネットにつながるパソコンさえあれば、いつでもどこでも分析結果を確認することができます。ユーザーインターフェイスも簡潔さを追求し、ログインしてからわずか3ステップで目的のデータにたどり着けるようにしています。

薬局の業務改善と患者のサポート両輪で薬局体験の質を高めていく

Musubiのリニューアルは、薬局と患者さん向け双方に実施しますが、私たちが目指すのは、薬局の働き方改革と患者満足への支援を通じた「薬局体験の向上」です。


医療業界は、ミスがなくて当たり前、ミスがあれば深刻な問題にも発展しかねません。薬剤師の皆さんは膨大な日常業務に対応しながら、日進月歩の医療情報をアップデートしつつ、真剣に患者さんに向き合っています。


その状況で薬局体験を向上していくには、患者さんと薬剤師、どちらかのフォローだけでは不十分です。両輪のサービスを提供することで、双方にとっての薬局体験が向上されると考えています。


対物業務をシステムで効率化し、薬剤師が本来時間をかけるべき対人業務に注力できるようになり、ツールでサポートできる部分でさらに患者へのサービスを充実させていく。また、業務負荷の軽減により生まれた余裕で、薬剤師が新しい試みにチャレンジできるようになる。私たちカケハシのサービスによって、薬局にそういった良い循環が生まれてくることを願っています。



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カケハシでは、定期的に情報発信を行っています。ぜひご覧ください!


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