日本の生産者と廃棄物、国産自然原料の活用に取り組み、人のウェルネスと環境循環に向き合う「御自愛」のモノ創りへの熱意。

環境循環

2023年8月22日 10時00分株式会社WOW

株式会社 WOWは、日本の身土不二の精神に基づき、国産の無農薬・無化学肥料の自然栽培を営む農家や、従来廃棄されてきた資源、林業再生プロジェクトに関わる生産者との取り組みを行い、人の健康に役立てるウェルネスブランド、「御自愛」を運営しています。

※（御自愛 HP）https://gojiai.jp/

大量生産、大量消費、飽食、環境負荷といった、現代社会に対し、自然との在り方や人が心身から健康になるための「自愛」をサポート。

そして人の健康を育む大地、水、微生物といった自然界、それを紡ぐ人たちの背景の物語を伝えていくことによって、従来の食や消費、健康や自然に対する在り方を考えるきっかけやアクションといった環境や社会に対する「他愛」も目指しています。

実際に、御自愛のプロダクトに採用されている一つ一つの国産原料は、メンバーが現地に訪れ、生産者の手伝いをすることや、対話を重ねる中で生まれています。

これまでの、コストや効率、合理性を重視した「物作り」の対局にある、御自愛の「モノ創り」に込めた自然と健康、そして日本に対するメッセージとは…。

〇故郷日本「身土不二」の精神と、ウェルネスブランド御自愛の立ち上げ

※株式会社 WOW 取締役、御自愛開発プロデューサー　麻田沙織

“人間と土は切っても切り離せず、人の健やかさは、その土地のものを食べることにより育まれている”という仏教にある「身土不二（しんどふじ）」という日本の美しい精神性を、御自愛のモノ創りでは大切にしています。

御自愛には長らくウェルネス業界に従事してきた開発者や専門者が携わっており、分子栄養学、自然療法、東洋医学、量子力学といった視点から、健康に対する研究や商品開発を行ってきました。

そして行きついた先は故郷日本に古来より伝わる食、そしてそれを育む土や自然環境でした。

そこから日本各地を巡りながら、無農薬・無化学肥料の自然農を営む農家や、廃棄資源を活用する生産者を訪れ、対話を重ねていく中で、日本のモノ創りとそれを紡ぐ人の想いを、社会、人、未来の子供たちに届ける使命のようなものに突き動かされ、「御自愛」というウェルネスブランドの立ち上げに至っています。

〇従来廃棄されてきた国産資源を人のウェルネスに循環

現在、御自愛では4製品が展開されていますが、原材料のほとんどが環境や生態系に配慮した栽培等による国産の自然原料で、うち２製品には従来廃棄されてきた資源も活用しています。

〇年間約20万トン廃棄されていたサトウキビのカスが現代人のウェルネスへ

御自愛の一製品である、身体の解毒をサポートする「TEBANASHI（手放し）」には、沖縄県宮古島のサトウキビの廃材から生まれた「バガス」が活用されています。開発者が宮古島に訪れた際、サトウキビの糖分を抽出した後に廃棄されていた搾りカスの環境問題に取り組んでいる生産者と出会い、コンタクトを取り続ける中で、食品資源利用に向けた開発背景、豊富な栄養素、沖縄の子供たちの学校給食への導入といった取り組みの一助になるべく、製品化されました。

実際にサトウキビの廃材には、腸内環境をサポートする豊富なプロバイオティクス（食物繊維）、鉄分、ミネラルを豊富に含み、残留農薬の懸念もない原料で、現代人にとって恩恵が多大です。

加えて、得意とする自然療法、東洋医学の視点から、解毒にフォーカスした独自処方で、しっかりとウェルネスに役立てる設計を緻密に行っています。

※御自愛のモノ創りは生産者を訪れ、手伝いや対話を重ねるところから

〇林業再生プロジェクトから生まれた京都野生クロモジを活用した

〝飲むヒーリングオイル〟

木材価格の低迷や、林業に携わる従事者の高齢化等により、現在日本国内の森林は放置されていることが多く、適切な間伐が求められています。しかし、間伐した木材もまた廃棄対象となっていた課題に対し、京都の山深くにある工房が再生資源化に取り組んだ和精油のクロモジを採用した、通称〝飲むヒーリングオイル〟

御自愛「TENSHANICHI（天赦日）」を展開。

クロモジは、リナロールを約50%含み、植物界でも希少な、現代人のヒーリングをサポートする、日本古来より人の健康に寄り添ってきた生薬でもあります。

中でも京都の山深くに自生する野生クロモジには、日本各地のクロモジを調査した中でも、突飛なパワーを感じ、解明こそし切れていませんが、直感的に伝わるエネルギーの高さに、御自愛の製品の中でも支持をいただいております。

それはクロモジという植物の持つパワーでもありますが、それを生かす製法に情熱を注いだ創り手の姿勢もあると考えています。

蒸留には深く澄んだ地下水をくみ上げ、燃料には間伐材や山地残材を使い、蒸留の冷却水には川の清流を利用した、完全なる自然製法を貫いています。

実際開発者も、クロモジが自生する京都の山と工房を訪れ、これまで合理性や生産性を求められてきた物作りを逸脱する工程にも関わらず、出来上がる量の希少さに、頭が下がる思いでした。

一方で、これこそが人の健康に携わるモノ創りの姿勢であると確信を持ち、

御自愛のフィロソフィーにも繋がっています。

※サトウキビのカスと解毒にフォーカスした独自処方のフィトクレンズパウダー TEBANASHI(手放し)

※京都野生クロモジとCBDによる飲むヒーリングオイル　TENSHANICHI（天赦日）

〇共通成分に次世代の環境循環型農法によって生まれた「麻」由来原料のCBD

現在、御自愛で展開している４製品は、いずれも「①カラダ②ココロ③スピリット④ソーシャル」のホリスティックウェルネス（総合的な健康）に基づいています。

カラダとココロは一体。それを育む自然環境と社会、そして精神性。

そのKey成分に、日本に古来より伝わる麻由来のCBDが取り入れられています。

残念ながら現在日本で麻は食品加工ができませんが、古代より受け継がれてきた在来固定種の麻の種を、農薬や化学肥料を一切使用せず、その土地の土壌菌や微生物を発酵させた次世代の循環型農業「バイオレメディエーション」という自然農によって育てられた麻由来のCBDを全製品に採用しています。

CBDにおいても、何年もかけ米国へ渡り、実地調査を重ね、直接原料輸入も行っているものです。

また、カンナビノイドにおける世界の研究の第一線で活躍する植物療法士及び哲学博士らとパートナーを組み、CBDとホリスティックウェルネスを伝える活動も行いながら、現在CBDのOEM事業にて国内の企業とも多数連携をしています。

※USDAオーガニック認証を始めとする自然と人にクリーンな麻由来のCBDを展開。

（WOW Inc.　HP）　https://woworganic.co.jp/

〇プロダクトと背景の物語を通して御自愛が伝えたい、環境や健康に関するメッセージ

日本には古くより、自然崇拝といって、自然万物には神が宿っていると考えられ、自然と共存をしてきた精神性が受け継がれてきました。そして、人の命は自然によって育まれ、その自然もまた、人の想いによって循環をしています。

御自愛には、国産原料や自然環境への取り組みを行う生産者と共に創ることで、グローバリゼーションによって食や流通の垣根が取り払われ、豊かさを享受する一方で進む、飽和社会が生み出した、自然環境への負荷の見直しや、本質的な人と社会、地球の健康に対するメッセージと願いが含まれています。

そして、誰がどのように、どんな思いでプロダクトを創ったのか。

土、大地、自然界では何が行われ、私たちの健康がいかにして守られているのか。

そうした背景の物語を伝えていくことで、日本の方々が、自分自身の健康、そして故郷の自然を想うアクションに繋がる一助を目指しています。

※（御自愛の活動の様子）https://www.instagram.com/gojiai_jp/

〇使っていただく方に直観的に良さが伝わるモノ創り

御自愛の取り組みは、一見大きなテーマのようですが、製品自体は分かりやすく、使いやすい、といったシンプルな内容。

プロダクト名も、解毒にフォーカスした植物パウダードリンク、「TEBANASHI（手放し）」、睡眠とヒーリングの飲むオイル「TENSHANICHI（天赦日）」、緊張や不安を落ち着かせるキャンディ「CHOKKAN（直感）」、浄める天然塩と天然精油を使用したバスソルト、「OKIYOME（御浄め）」といった日本の精神性を取り入れたラインアップ。

原料や、環境への取り組みはもちろんですが、何より使っていただく方たちに、

美味しい、スッキリしているといった、直観的に良い感覚を持ってもらえるモノ創りを大切にしています。

製品パッケージも、そうした思いから全てイメージに合わせたイラストレーションを開発者自らの手で描き起こしています。