創刊60周年を迎えた総務専門誌『月刊総務』。リニューアルでより読者参加型に進化するサービスの現在地

総務

2023年10月3日 10時00分株式会社月刊総務

日本で唯一の総務専門誌『月刊総務』。企業の総務部門にスポットを当て、法改正の対応や日常業務のノウハウといった実務だけでなく、総務の最新動向、先進事例など、幅広い情報を紹介し、「戦略総務（※）」を目指す総務をサポートしています。大企業、中小企業問わず、総務をはじめとするバックオフィス部門や経営者など、多くの方にご購読いただき、2023年6月に創刊60周年を迎えました。

60周年に先立ち、総合支援プラットフォーム「月刊総務オンライン」、本誌『月刊総務』のリニューアルを実施。本ストーリーではリニューアルにより、『月刊総務』が企業の総務をどのようにサポートしていくのか紹介いたします。

※自ら考え、自ら会社を変える総務のこと。定型業務を行うだけでなく、企業が抱えている課題を総務の視点から解決につなげていく。

60年のあゆみと総務の進化

総務の仕事は多岐にわたります。労務管理やオフィス環境整備、社内イベントの企画・運営……。企業によっては、総務が人事や経理、法務、広報を兼務してることも少なくありません。このような多角的過ぎるがゆえに、整備が難しかった総務の仕事の在り方を事例や資料を中心に紹介し、総務の方々に役立ててもらいたいという趣旨の下、1963年6月、『月刊総務』（旧題『総務課の実務』）が誕生しました。

出典：2023年『月刊総務』7月号

他の部門がやらない仕事を一手に引き受けていることから、「総務」と聞くと、「何でも屋」や「会社の裏方」といったイメージを持っている方も多いかもしれません。しかしこの60年の間に、企業を取り巻く環境は劇的に変化し、そして総務の役割や業務内容もそれに伴い変わってきました。特に近年は、コロナ禍によりニューノーマルな働き方が推奨されました。その環境整備などで総務の仕事が目に見える機会も増え、社内における存在感は強まっています。

今ほど、総務の存在が求められているときはないと、私たちは考えます。社員を幸せにする、働く環境を整える、会社の存在意義を高める……総務が挑戦できるフィールドは無限です。

『月刊総務』が実施したアンケートでも、「2030年に総務は会社にとってどんな立場になっていたいか」という質問に対し、「経営の参謀」「プロフェッショナル集団」という回答が多く挙がり、より高みを目指す総務が増えているのです。

『月刊総務』2023年の総務についての調査（2023年）

『月刊総務』は、そんな戦略総務の挑戦をサポートすべく、より視座の高い情報をお届けするメディアへと生まれ変わりました。

旬のテーマ、先進的な事例で総務の戦略をサポートする『月刊総務』

本誌『月刊総務』は毎月8日発売。今年4月号より縦書きから横書きに変更し、より読みやすいデザインに大規模リニューアル。総務の知りたい情報、押さえておきたい情報をさまざまな角度から考察するとともに、企業事例も豊富に紹介しています。

総務の次の一手のヒントを得る「特集」

SDGs、DX、オフィス戦略、健康経営など、今総務部門が取り組むべき課題をピックアップ。第一人者へのインタビューや最新事例で深掘りします。

他社動向から総務を取り巻く“今”を知る各種コーナー

他社の総務の活動や先進的オフィス、戦略総務リーダーの考え方などを詳しくリポート。他社動向を幅広くチェックできます。

ヒーローインタビュー

企業・団体の経営トップの方や業界のパイオニアとして活躍されている方に自社の経営理念や人材育成の仕組み等について語っていただく巻頭記事です。

次世代オフィスツアー

先進的な要素を取り入れた最新のオフィスを隅から隅まで巡り紹介。一般社団法人FOSC（ファシリティ・オフィスサービス・コンソーシアム）の代表理事でもある月刊総務代表の豊田がオフィスについて考察します。

総務の現場から

モチベーション、キャリア開発、社内コミュニケーション、CSRなどを担当されているバックオフィス部門の担当者を取材。他社でも実践可能な社内の取り組みを紹介しています。

戦略総務的“場”の発想

現役の総務として活躍されている方にスポットを当て、社内でどのような取り組みをし、どんな思いで総務に従事しているのかについて語っていただく、戦略総務目線の記事です。

あなたの会社のランチ訪問／のぞいてみよう気になるオフィス

社員食堂や面白いコンセプトのオフィスをイラストで紹介しています。ランチ訪問は連載100回を超える人気記事です。

多様なサービスがそろう総合支援プラットフォーム「月刊総務オンライン」

総務にかかわる最新ニュースや業務に役立つ実務情報、スキルアップにつながる動画など、コンテンツがさらに充実。機能・デザインも刷新し、総務業務を強力にバックアップしています。

月刊総務オンライントップ画面

読み物や資料ダウンロード、動画など多様なサービスを展開し、総務の方をサポートしています。

月刊総務eラーニング

スキルアップに役立つ動画や研修用ビデオなど、知りたい情報を、見て、聴いて学べるコンテンツです。

https://www.g-soumu.com/learning

月刊総務デジタルマガジン

本誌『月刊総務』をデジタル端末上で読めるサービスです。複数アカウントあれば、雑誌を回し読みすることなく、自分の好きなタイミングで本誌を読むことができます。「月刊総務オンライン」上で知りたい用語等を検索にかければ、本誌の情報も探し出すことが可能です。

https://www.g-soumu.com/magazines/202310

月刊総務マーケット

本誌『月刊総務』のバックナンバー（単品）の購入や、総務業務に役立つ資料をダウンロードできます。

https://www.g-soumu.com/products

また、リニューアル前に本誌に掲載されていた一部企画が「月刊総務オンライン」に情報発信の場を移しました。それによって、より実務に特化したサービスになりました。

総務のマニュアル

専門的な知識が必要となる業務や、法改正の内容等について専門家が詳しく解説します。

https://www.g-soumu.com/manual-general-affairs

総務の引き出し（広報・労働法・人事教育研修・SDGs・労務管理・コミュニケーション・採用・デジタル化推進・メンタルヘルス）

それぞれのテーマの旬の話題や課題解決について、毎月発信しています。

https://www.g-soumu.com/knowedge-drawer-labor-acts（労働法）

みんなで総務を盛り上げる、読者参加型の雑誌へ

現在、『月刊総務』では他企業の総務の方と交流できる「総務サロン」を定期的に開催しています。グループに分かれてのフリーディスカッションとその後の懇親会。雑誌やネットだけでは集めることのできない、総務担当者のリアルな思いを共有できる場となっています。

第46回総務サロンの様子

『月刊総務』はこのように自社を良くしたいとの思いで積極的に活動されている総務の方に支えられてここまでやってきました。今後も誌面、オンライン、リアルで、読者の方たちを巻き込み、また次の70周年に向けて、より一層総務を盛り上げていきたいと考えています。

『月刊総務』では、「特集」「次世代オフィスツアー」「総務の現場から」など、本誌企画に登場していただける会社を募集しています。いい取り組みは『月刊総務』を通じて多くの企業に広がっていきます。一緒に総務を盛り上げる活動にぜひご協力ください！

■自社の取り組みを紹介したい方はこちらから

雑誌情報

創刊60年の日本で唯一の総務専門誌。「すべての総務パーソンの心に、火を。」をキャッチフレーズとし、総務部門で働く人を中心に、幅広くビジネスパーソンに読んで役に立つ記事を提供。上場企業、大手事業会社、中堅・中小企業と、幅広い規模の企業に定期購読していただいております。（創刊：1963年6月／印刷部数：1万2,000部／定価：1,100円）

URL：https://www.g-soumu.com/