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最前線で活躍するPRパーソンが語った「わたしにとっての広報PR」|2024年公開まとめレポート~第1弾~

『PR TIMES MAGAZINE』では、多くの広報PRパーソンに取材をしてきました。2024年も延べ50名以上から伺ってきた「広報PR活動にかける想い」「広報PR活動において大切にしていること」は参考になる話ばかり。

2024年にインタビューでお話を伺った方々、PR TIMES主催のイベントやセミナーにご協力いただいた方々の記事をまとめてご紹介します。本記事ではまず、2024年1月から3月に公開した方々の記事を印象に残った一言とともにお届け。一度ご覧いただいた方も振り返ってご覧ください。

※所属企業やプロフィール、取材内容は公開当時のものです

【Interview】課題解決につながる「広報PRの役割」

株式会社バルニバービ 福地 恵理さん

お店の課題を解決することが広報PRの役割だと思っていて。店舗の特徴や強みをどのようにいかしながら課題解決につなげていけるかをいつも考えています。

株式会社物語コーポレーション 石田 孝太さん

物語コーポレーション社外への情報発信に課題を抱えており、約5年前に私が入社した時期に、ブランドPRやマーケティングに関する取り組みを本格的にスタートしています。そこで、注力したのがプレスリリースでした。入社当時のプレスリリースは、コーポレートに関する情報に限られており、メディア掲載や転載、取材につながるような各ブランドの情報を発信していない状況。まずは、プレスリリースを通して、メディア関係者や消費者との接点を作ることからでしたね。

株式会社類設計室 山根さん・西埜さん・橋本さん

山根 教彦さん

もともとBtoBの取引が多い設計事業部では、営業活動で充分に売り上げを伸ばせていたので広報PR活動の必要性を感じていませんでした。しかし、これからはBtoBの事業であっても外に向けた広報PR活動が必要ではないか、という声が少しずつ上がり始めたんです。

西埜 隆文さん

本社部門の広報と事業部門別の広報が「これはどういう意味ですか?」「より広く社会に発信するのであれば、この書き方のほうがいいですよね」とやり取りをすることで、今まで専門用語を使って配信していたものも説明を入れるなど、わかりやすさを追求できるようになりました。

橋本 宏さん

設計事業部では多くのメンバーが広報PR活動に関わってくれていて、一人ひとりがやる気を持って社会発信に取り組んでいます。社会に役立てるものを発信したいという意欲が、仕事のやりがい、高度化にもつながっています。そこが僕自身が一番手応えを感じている部分です。

株式会社オールハーツ・カンパニー 加藤 美衣奈さん

私たちの部署で商品のイメージ画像の撮影をしているのですが、「シズル感」は常に意識しています。あと、自分自身の心が動くかどうか。「かわいい」「おいしそう」と感じたものは、やはり反響がありますし、自分のテンションが上がる、いいなって思う感覚を一番大切にしているかもしれません。

【Report】興味を惹きつけるために大切にしていること

ここからは、PR TIMES主催のセミナーやユーザー会のレポートから紹介していきます。登壇者からは、ステークホルダーとの良好なコミュニケーションはどのように図るのか、広報PR活動をどのようにとらえているかなどについてお話しいただいています。

株式会社 ジェイテクト 水藤 嘉亮さん

日本国内のさまざまな場所に工場があるので、地域の会報誌に載ることがあります。以前は、情報がアップデートされず古い情報のまま載ってしまうこともありましたが、今は、自治体や地域から「まずは相談してみよう」と思っていただけるようになり、正しい情報を届けられています。これも広報として自治体や地域の方々との関係性を築いてきた結果だと思います。

春日井製菓販売株式会社 原さん×株式会社Mizkan 田中さん

春日井製菓販売株式会社 原 智彦さん

僕らのやっていることは社内外で、「何が目的なんだ」と不思議に思われている自覚はあります。でも、その時点で大成功だと思うんです。うちのことを考えてくれたわけですから。お客さんにいかに興味や関心を持ってもらうのかが大切で、企画を考えるときにも、そのような接点をつくるように心がけています。「売る」ではなく「買う」と言葉を変え、お客さんの側に立つということが大切ですね。

株式会社Mizkan 田中 保憲さん

今の時流にあったコミュニケーションの取り方を意識すること。野球で例えるならば、一方的なピッチングではなく、今はキャッチボールの方が大切だと思います。

株式会社エムピーキッチン 堀 遼平さん

企業がプレスリリースで発信する情報は、大きく分けて「マスト情報」と「ベター情報」の2種類があります。現在弊社が力を入れているのが「ベター情報」の発信です。口コミやネットの評価、売れ行きなどのデータから「生活者が求めている情報や興味を持つ情報は何か」という「生活者目線」を大切にした客観的なネタづくりを心がけています。

さいごに:2024年公開まとめレポート~第1弾~

参考になるお話、皆さまの会社でも活かせる事例はありましたでしょうか。続いて、2024年4月から7月に公開した記事を紹介していきます。

掲載記事に関するご意見やお問い合わせは、以下のフォームより受け付けております。皆さまからの声をお寄せくださいませ。

https://tayori.com/f/prtimesmagazine-inquiry

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この記事のライター

丸花 由加里

丸花 由加里

PR TIMES MAGAZINE編集長。2021年、PR TIMESに入社し、「PR TIMES MAGAZINE」、ご利用企業向けのコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」の企画・運営を行う。2009年に新卒入社した大手インターネットサービス運営会社では法人営業、営業マネージャーとして9年半、その後オウンドメディアの立ち上げに参画。Webコンテンツの企画や調査設計に携わる。メディアリレーションズを主とした広報を経て、現職。

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