千葉大生が企業関係者に向けて講演 SDGsの達成に向けた取り組みを考える
千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト
千葉大学環境ISO学生委員会と株式会社京葉銀行(以下、京葉銀行)は、2017年度よりSDGs達成に向けて、協同でecoプロジェクトを実施しています。プロジェクトの一環として、2021年3月12日(金)に、企業関係者向けの研修会「千葉大生とともに考える 企業のための環境ゼミナール」を開催しました。
- 「千葉大生とともに考える 企業のための環境ゼミナール」について
この企画では、県内の企業に向けてSDGsや環境配慮に関する情報をお伝えすることで、企業のSDGsや環境への取り組みを促進させることを目的に、京葉銀行が研修会の機会を提供し、環境ISO学生委員会の学生が研修講師を務めます。これまでには、オフィスエコに関する講演や、ソーラーシェアリング(営農型発電)見学会などを実施してきました。
- 講演概要
日時:2021年3月12日(金)13:00~14:00
場所:オンライン(Zoom)
内容:「大学と企業におけるSDGs推進の取り組み」と題した講演では、学生たちが交代で講師を務め、千葉大学の環境活動や産学連携の取り組みの紹介、企業によるSDGsの取り組み事例についてお話をしました。質疑応答では企業の方から多数の質問が寄せられました。
講師:学生4名
受講者:地元企業など9社から9名
講演では、企業がSDGsに取り組む必要がある3つの理由を説明したあと、具体例として、4社の大企業と3社の中小企業の取り組み事例を紹介しました。
そして、SDGs達成に向けて、企業同士のパートナーシップを通じて同業種・異業種間の連携を強めることが肝要であるとし、まずできることとして、既存の事業でSDGsにつながっていることを探し見える化して発信することを挙げました。さらに、SDGsを経営理念と事業計画に結びつけていくことについても紹介し、「今回の講演が皆様のSDGsへの取り組みを一歩発展させる機会になれば幸いです」と結びました。
この講演は、京葉銀行が主催する「第4回 アルファバンクの後継者塾」の一部として行われました。同行では、地元企業の成長と地域経済の活性化のため、円滑な事業承継に関するサポートを行っており、企業の後継者を対象とした「アルファバンクの後継者塾」を2016年度から開講しています。今年度はコロナ禍によりオンラインでの開催となりました。
- 研修講師を務めた学生の声
今回は企業の方々にコロナ禍でのSDGsへの取り組み方や事例を紹介するという講演で、5名の仲間とともに非対面で準備をしました。私は全体をまとめる役として、各自の状況を理解して企画を進行し、多くの人とコミュニケーションを取りながら、全体を調整するという経験ができ、大変勉強になりました。また、講演とは受講者を意識することが大事で、準備の過程では委員会の別の仲間や先生方にも協力していただくなど、たくさんの人が携わって成立するということを実感しました。2年生として、責任を持って企画を引っ張っていく緊張感はとても刺激的で、良い経験になりました。このような機会をいただけたことに感謝しています。
園芸学部2年 武村 有紗
コロナ禍により発表するメンバー同士も直接会うことができず、準備の多くが個人作業になってしまいましたが、各自で努力した成果を出すことができたと感じています。本番はオンラインということもあり、大きな声ではっきり言葉を発することを意識しました。しかし、発表中に相手の反応がわからないという難しさを実感しました。今後、オンラインでの発表機会も増えていくと思います。対面でもオンラインでもスムーズな発表ができる力をさらに身につけたいと思いました。
教育学部1年 根本 美香
講演資料を作成する中で、様々な業種の企業が、SDGsに対して多種多様な取り組みを実践していることに驚きました。本番ではとても緊張し、練習の大切さを改めて感じました。しかし、多くの人の前で堂々と発表できるという自信になり、大変貴重で有意義な時間となりました。この経験をこれからの大学生活に活かしていきたいと思います。
教育学部1年 熊倉 優輝
企業の方々にSDGsに向けた取り組みについて知ってもらうための研修ですが、私もより深く企業の取り組みについて学ぶ機会となり、今後の学生委員会の活動にも活かせる経験となりました。今後も委員会だけの活動に留まらず、広報活動を通じて多くの方々とSDGsへの取り組みについて、意見や考えを共有していきたいと思います。
- 「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」について
千葉大学と京葉銀行は2012年に包括連携協定を結んでおり、千葉大学で環境活動を主体的に担っている環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同で、2017年から「ecoプロジェクト~7色の虹を千葉から未来へ」を実施しています。本プロジェクトでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、まずは「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という想いで、京葉銀行の行員や取引先企業、地域住民、千葉大学の学生などを含めた千葉県内の多くの方々を対象に、環境意識の啓発活動を実践しています。
公式サイト https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
▼これまでの「千葉大生とともに考える 企業のための環境ゼミナール」
2017年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000223.000015177.html
2018年度 https://mainichi.jp/univ/articles/20190123/org/00m/100/002000c
2019年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000360.000015177.html
▼2017年度プロジェクト実施報告会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000259.000015177.html
▼2018年度プロジェクト実施報告会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000337.000015177.html
▼2019年度・3ヵ年実施報告会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000403.000015177.html
▼3か年実施報告書
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/pdf/report2019.pdf
- 本件に関するお問い合わせ
京葉銀行 経営企画部 広報グループ TEL:043-306-8065
▼本プロジェクトに関連する2019年度・2020年度のプレスリリース
おうち時間に親子で園芸体験を!千葉大生がレタスの種を千葉市動物公園で配布します
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000467.000015177.html
千葉大生が制作した環境意識啓発CMを京葉銀行の全店舗のディスプレイで放映開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000455.000015177.html
千葉大生が千葉県「佐原」の魅力を取材しガイドブックを作成
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000393.000015177.html
SDGsの10個の目標に貢献 延べ400人の学生が関わった「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」3ヵ年報告
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000403.000015177.html
映画から環境問題を考える 千葉大生21人が中学生129人に授業を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000379.000015177.html
韓国で開催されたグリーンキャンパス国際フォーラムで 千葉大学の環境への取り組みについて学生が発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000378.000015177.html
千葉大生が農業とエネルギーの未来を考える「営農型太陽光発電」の見学会を企画
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000360.000015177.html
3年目に突入!「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」がグレードアップ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000367.000015177.html
夏休みにクイズと工作体験で楽しくエコを学ぶ「こどもエコまつり」を開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000359.000015177.html
千葉大学環境ISO学生委員会がInternational Green Gown Awards 2019で奨励賞を受賞しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000015177.html
千葉大学環境ISO学生委員会がASCN2019年次大会において最優秀賞を受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000015177.html
海のゆりかご「アマモ」の苗移植会に千葉大生44名が参加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000345.000015177.html
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