オーナーの想いを実現したい！未経験だらけのメンバーでゼロからつくりあげたセレクトショップ「GIFT & CRAFT Mita」

創業エピソード

#創業エピソード

2021年7月13日 19時30分株式会社ゆいまーる

GIFT & CRAFT Mita（ギフトアンドクラフトミタ、以下ギフクラ）は港区三田にあるちいさなセレクトショップです。

私たちGIFT & CRAFT Mitaは、未来までずっと続く、心もからだも健全な暮らしが ”やさしい暮らし” だと考えています。

「1人ひとりにやさしい暮らしを広げる」をミッションに、お客様、お客様の大切な方、生産者の方、スタッフ、そして地球にも ”やさしい暮らし” を広げていきたい、という想いをこめてギフクラをつくりました。

自分や大切な方への贈り物として届けたくなるような、社会問題に向き合った商品や、生産者の方の素敵なストーリーをもった商品を取り揃えております。

「知るきっかけを提供し、想いを繋ぐ起点となる」というビジョンをもって、いまの暮らしに寄り添いながら半歩先の行動を選択するきっかけをお届けしています。

今ではギフクラの想いに共感した取引先も増え、地域の皆様に少しずつ認知されてきましたが、立ち上げ時には様々な紆余曲折がありました。そんな立ち上げの経緯を、店舗責任者の山下からご紹介します。

立ち上げの経緯

ギフクラのオーナーは環境問題や健康に関心が高く、学生時代にはオーガニックショップでアルバイトをしていました。

妊娠をきっかけに、自分も子供も安心して食べることができる食品や、安心して使うことができる商品を集めたお店をつくりたいという想いが溢れ、ギフクラというお店が立ち上がることになります。

未経験メンバーでゼロからのスタート

オーナーの想いを実現させようと始まったプロジェクトですが、何もかもが手探り状態でした。

お店の内装は知人の建築士にお願いして設計してもらい、集まった有志メンバーで時間をみつけて約1ヶ月で創り上げました。また、SNSの発信やHPの制作について経験のある人がいなかったため、0から勉強し、試行錯誤を繰り返しました。

ついにお店をオープンしましたが、なかなか売上に繋がらずに苦戦していたところ、転機となったのは「想いと、人との繋がり」でした。

試行錯誤を重ねながら、ギフクラが大切にしている”想い”を発信し続けたインスタグラムを見て、お店に商品をおいてほしいと、メーカー様より直接お問い合わせをいただいたのです。

素敵な商品だったため、お取り扱いすることが決まり、今では人気商品の１つとなっています。

さらに、お店の前を通りかかった、日本遺産という文化庁の取り組みのコーディネーターの方とのご縁から、フレンチの巨匠、三國シェフが共同開発された「村上海賊のレモンロールミクニ風」を販売することが決定。

首都圏で初めての販売ということもあり、当日は三國シェフご本人がいらしてくださったことで話題となり、そこから少しづつ地域の方に知っていただけたのではないかと思います。

GIFT & CRAFT Mitaのこれから

0からスタートしたギフクラですが、想いと、人との繋がりを大切にしてきたことで、今では素敵なストーリーをもった商品も充実し、SNSを見てご来店いただく方も増えてきました。TSUTAYA田町駅前店様とのコラボレーションイベントの開催や、プルマン東京田町様で開催されたマルシェへの出店など、近隣企業の方と共に田町、三田を盛り上げています。

今後も、「やさしい暮らしを広げる」という想いを大切に、地域の方だけでなく、より多くの方に愛されるお店にしていきます。