ブランドの消費行動に影響を及ぼすインフルエンサーが見つかる、次世代インフルエンサーマーケティングツール「HOPSTAR」をローンチしました

マーケティング

#マーケティング #インフルエンサーマーケティング #インフルエンサー

2020年8月4日 13時04分株式会社トライバルメディアハウス

皆さん、はじめまして。株式会社トライバルメディアハウス　プロダクトソリューション事業部の服部真人です。

このたび2020年8月4日に、次世代インフルエンサーマーケティングツール「HOPSTAR（ホップスター）」のβ版を提供開始しました。

▼プレスリリースはこちら

トライバル、“ユーザーの消費行動への影響力”を可視化する次世代インフルエンサーマーケティングツール「HOPSTAR」β版を提供開始

PR TIMES

HOPSTARは、すでに多くの企業が取り組んでいるインフルエンサーマーケティングに新しい選択肢を生み出すべくトライバルが開発・提供を開始したSaaS型の「次世代インフルエンサーマーケティングツール」です。

このSTORYでは、HOPSTARのプロダクトリーダーとして開発背景やHOPSTARへの想いなどをご紹介していきます。

HOPSTARプロジェクトの立ち上げ背景

近年、スマホやソーシャルメディアの普及に伴い企業のマーケティングにおいてもインフルエンサーを起用したプロモーションが注目を集めており、インフルエンサーマーケティングの市場規模は2028年には933億円にのぼることが予想されています（※）。

※2019年3月28日：株式会社デジタルインファクト　インフルエンサーマーケティング市場調査「インフルエンサーマーケティングの市場規模、2018年は219億円と推定、2028年には933億円に」

今後さらなる需要拡大が見込まれている一方で、既存のインフルエンサーマーケティングではインフルエンサーの選定においてフォロワー数やエンゲージメント数（率）以外の指標での明確な選定基準がない＝最適なインフルエンサーの選び方がわからない、効果測定においてもインフルエンサーによるツイートのインプレッション数やエンゲージメント数（率）という施策自体の計測結果での判断しかできない＝インフルエンサーマーケティングの売上貢献が不明瞭といった課題がありました。

上記の問題以外にも、フェイクアカウントの横行やステルスマーケティング、ブランドにミスマッチなキャスティングによる違和感のあるインフルエンサープロモーションなど多くの課題も増えているのが現状です。

結果的に、広告主もキャスティング会社もインフルエンサーを「広告枠」として扱い、インプレッションをバイイングするかのように扱っている。こうしたインフルエンサーマーケティングを変えたい。

そして、本来行うべきはこれまでブランドや商品に関するソーシャルメディアの投稿によってフォロワーの消費行動（意識・態度・行動変容）に影響を与え、かつブランドの魅力を定期的にソーシャルメディアに投稿しているファン度の高いインフルエンサーと、中長期的なリレーションを構築することだ。

こうした考えのもと、インフルエンサーマーケティングに新しい選択肢を生み出すべくこのHOPSTARの開発プロジェクトはスタートしました。

HOPSTARの開発体制

このHOPSTARプロダクトの開発構想は、プロダクトソリューション事業部の事業部長でもある田中（@tanaka_hiroto）、エンジニアリングのトップでもある副事業部長の高田（@stakada7）、エンジニアの松田（@onigiri_）、服部（@machori616）をメインに代表の池田（@ikedanoriyuki）もスーパーバイザー的ポジションで加わり、2019年8月にスタートしました。

そして今回のプロダクトの分析対象であるTwitterの全量データを国内で唯一保有しているＮＴＴデータ社と開発連携を行い、トライバル史上類を見ない規模の開発体制で臨むことになったのです。

（HOPSTARはＮＴＴデータ社が提供する「なずきのおと」の付帯サービスです）

今年度からは、プロダクト開発にドライブをかけるべくプロダクトの立ち上げ経験のある阿部（@yukia_lucy）、高沢（@tkzwa4）を含むエンジニア4名やカスタマーサクセスの榎戸（@NoricoEno）をアサインするとともに、6月にはセールスの立ち上げメンバーとして中村（@shunta0009）のジョインも決定し、着々とメンバーも強化してきました。

（メンバーがTwitterで各々情報発信しておりますので、ぜひフォローをお願いします！）

またこのメンバー以外にも、一緒に細かい契約周りを詰めてくれた法務スタッフ、バックエンドを整えてくれた経営管理チーム、先行して事業運営をしていてセールスの相談にのってくれた他プロダクトのメンバー、リリース・発表会の準備を急ピッチで対応してくれた広報チームやマーケチームなど、非常に多くのメンバーの力を借りながら、ローンチまでたどり着くことができました。そして、今日からプロダクト運営が正式にスタートします。

HOPSTARにかける想いと実現したいコト

HOPSTARでは、「個」が持つ価値をエンパワーメントし、ブランド・インフルエンサー・生活者の三者が共に成長し、より良い関係を構築できるソーシャルエコノミー時代における新しいインフルエンサーマーケティングをつくることをミッションに掲げています。これは、国内外のソーシャルメディアマーケティングの最前線で活躍してきたトライバルとしてのソーシャルエコノミー時代の大きな使命だと捉えているためです。

また、ブランド・インフルエンサー・生活者にとって最高のインフルエンサーマーケティングが行われている状態を実現するために、HOPSTARを通じて3つの価値を市場に提供していきたいと考えています。

1.インフルエンサーの影響力に真摯に向き合い、ユーザーの消費行動への影響力を可視化すること

ブランドにとって投資対効果（ROI）の高いインフルエンサーを選定すること、すなわち本来フォーカスが当たるべきインフルエンサーをエンパワーメントすることができるようになります。

2.インフルエンサーマーケティングの投資対効果を明らかにし、バジェットアロケーションを最適化できる状態をつくること

インフルエンサーマーケティングの成果を明らかにすることで、マーケティング戦略におけるインフルエンサーマーケティングに対するバジェットアローケーションの精度を向上させることができるようになります。

3.生活者、インフルエンサーのコミュニティに敬意を払い、ブランドが正しくコミュニティに関われる状態をつくること

ブランドとインフルエンサーが中長期的にコミュニケーションをとることを可能にしたことで、生活者とインフルエンサーのコミュニティにブランドが正しく関われる状態をつくることができるようになります。